CACICOブログ HOME >

CACICOブログ

湿度が気になる季節

建設現場は、もう真夏ですね。

現在進行中の現場を回るだけで、ドッと疲れました。

職人さん、お疲れ様です。

うどん県は30℃を超えたみたいで、5月なのに気分はもう梅雨明けです。

さて、これは本日(5月21日)正午の温度計。

s-IMG_5980

たまたまですが、室内と室外の温度が一緒でした。

これを絶対湿度に換算すると、

室内 6.77g

室外 10.41g

となります。

ちょっと湿度低すぎ。という気もしますが、

まぁ、ラフな温湿度計なので絶対値は気にしないで下さい。

ただ言えることは、外部から室内に入ると、とても涼しく感じました。

気温が全く同じなのにです。

これは以前も書きましたが、不感蒸泄と言う、

人が知覚しない皮膚からの水分蒸発が、とてもスムーズに行われたからです。

気化熱で身体が冷やされているのですね。

ここから夏に向けて、室内の温度はジワジワと上昇していくのですが、

昨夏、除湿目的でエアコンのスイッチを入れたことはありませんでした。

さて、今年の夏はどうなるでしょうか。

若冲320分!!

先日、東京都立美術館に若冲展を見に行きました。

その時も90分ほど並んだのですが、

5/18のシルバーデー(65歳以上無料)は、すごかったらしいです。

タイトルにも書いた通り、320分待ちというタイミングがあったそう。

5時間って・・・

しかし若冲の描く生き物達は、かわいいです。

日本人であれば、全員が立ち止まってじっくり見たくなる絵なので、まぁ列はなかなか進みません。

没後200年の若冲展(京都国立博物館・2000年)は、1ヶ月で9万6千人の入場者、

2006年に東京国立博物館で開かれた時は、2ヶ月弱で、約32万人。(日平均6500人)

今回は、日平均1万人で推移しているそうで、

開催期間の1ヶ月というのが、短すぎた感があります。

でも、今までで最高に作品が集まっていたので、体内の若冲濃度が大きく上がった1日でした。

s-IMG_5979

蛇足ですが、小学館は、若冲に力を入れています。

「子供はピカチュウ、大人は若冲!」

というキャッチコピーはとても秀逸。

レンジフードを考える その3

前回は、

気密が貧弱な建物は、強制同時給排の方が良い

という結論でした。

まずは高気密の定義から。

建築基準法には、気密の「気」も書かれていませんから、勝手解釈で行くと、

C値で0.6以下が目安かと思います。

 

さて、そんな高気密住宅で、同時給排タイプのレンジフードを使うとどうなるか?

当然ながら、室内は負圧になります。

どんな家でも気密の弱いところから漏気を始めるのですが、

高気密住宅と、そうでない住宅では

漏気箇所が違います。

高気密住宅の漏気箇所は、隠蔽部分ではなく、建具(窓や玄関扉)が主です。

何故かと言うと、隠蔽箇所からの漏気を感じるようでは、0.6という数値は達成出来ないのです。

一方、建具は可動しますので、どうしても気密的には不利。

調整によって、ある程度気密は確保出来ても限界があります。

なので

建具の隙間以外の隙間をゼロに近づけるのが、気密工事の目的なんですね。

高気密住宅の漏気は、トラブルに繋がらない漏気なのです。

・・・話が脱線しました。

さて、「その1」で、レンジフードの排気と給気の割合は、

10:5(メーカー談)と書きましましたが、

高気密住宅においては、これが

9:6や8:6という風に変化すると想像します。

過程としては、

①隙間が少なすぎるので、10の排気性能が担保出来なくなって効率が落ちる。

②室内の負圧が進むために、給気口の風量は増える。

と想像します。

「その1」で

「弱・中・強と風量を変えても、10:5の割合は変わらない」(メーカー談)

とも書きましたが、

これは漏気がしっかりある、つまり気密が貧弱な場合でしょう。

漏気が少ない、つまり高気密の場合は、

繰り返しとなりますが、

効率が落ちて、室内の負圧が進むため、給気量は確実に増えます。

なので、10:5というバランスは崩れるはずなのです。

 

で結局どうなんだ。・・・意見をまとめないといけないですよね。

では一言で。

性能的には、同時給排より強制同時給排の方が有利。

中運転→強運転と排気量を増やすほど、差は顕著に表れると思います。

その差は、どこかの窓を開けることで解決出来るレベルですけどね。

次に「必要か」と問われるとどうでしょうか?

金額的にあまり変わらなければ、導入して損はないと思います。

ファンが一個追加されるだけですから。

ですがメジャーな機能ではありませんので、対応機種は限られます。

富士工業で該当商品を検索したところ、

排気のみ 121機種  同時給排 22機種  強制同時給排 7機種

という機種数でした。人気度合いが分かりますね。

あっ富士工業ですが、レンジフードの製造では、国内トップシェア。

OEM(相手先ブランド名供給)が基本なので、業界の人しか知らないでしょう。

またまた話が逸れましたね。

 

CACICOの話をすると、同時給排&弱運転で生活していますが、特段困っていません。

コンロの上で煙や油煙がイッパイという料理をしない為かもしれませんが、

この辺りは生活スタイルですので、人それぞれだと思います。

最後にデシカ絡みの話をしておきます。

(デシカ日記のカテゴリーでもあるからです)

以前にも書いたことがありますが、デシカにはフレッシュアップ運転という仕掛けがあります。

(専用の配線が必要)

これは他の換気扇と連動させて、給気量だけを5%ほど増やします。

これを上手く使えば、同時給排でも強制同時給排のように使えると思われます。

デシカ、なかなかやるじゃないか。

というのが今回のオチでした。

レンジフードを考える その2

前回は、同時給排のレンジフードを動かす行為は

その半分の能力を持つ局所換気を動かすことと同じなのでは?

という問題提議をしました。

で、実はメーカー自身、解決策を持っているのですね。

それは、強制同時給排という方式。

「機械排気+機械給気」という組み合わせで、言ってみれば1種換気です。

まとめます。

一般的な同時給排レンジフード → 3種換気

強制同時給排レンジフード → 1種換気

一般の同時給排が10:5だとすれば、強制同時給排の場合10:8まで回復するそうです。

こちらのシステムは、高層マンションが主要ターゲット。

高層マンションは、気軽に窓を開けて給気することが出来ない

  &

高層階の自然換気は厳しい。(風がかなり強いでしょうね)

 

マンションに付いているレンジフードも、戸建て以上に、排気のみが主流ですが、

高層マンションでは、同時給排を飛び越えて、強制同時給排が選択されたようです。

さて戸建て住宅に話を戻します。

一般論として気密性能が貧弱な住宅は、3種換気に向きません。

自然給気を生かすためには、室内を負圧にする必要があるのですが、

その結果として、色んなところで漏気が発生するからです。

逆に1種換気は、機械(ファン)の力で空気を動かすため、

建物の気密性能に、3種換気ほどは影響を受けないのです。

で、ようやく本題のレンジフードです。

前述したように、同時給排タイプは仕組みが3種換気。

つまり、レンジフードを稼働させると、給気口だけではなく、

建物の気密欠損部分から外気が流れ込んできます。

木造住宅の主流である床断熱は、床面の気密処理が非常に面倒。

それが原因で、

レンジフードを稼働させると、足元が冷える。

というクレームが多いそうです。

 

なので、高層マンションと違う理由ですが、

気密性能が貧弱な住宅においては、強制同時給排が向いていると思われます。

では、きっちり気密工事が出来ている建物はどうなのでしょうか。

それは・・・次回に続きます。

レンジフードを考える その1

キッチンについているレンジフードの話です。

自身でも感じていたのですが、同時給排。実は完成されたシステムではありません。

今まで24時間換気における、集中換気と局所(3種)換気併用の問題点は、度々に挙げてきたのですが、

キッチンのレンジフードも、それに近い問題があるのです。

まず一般論から

レンジフードには、排気のみと同時給排という2種類があります。

当然ながら、トイレや浴室と同様、「排気のみ」が主流なのですが、

この「排気のみ」タイプは、

給気を用意せずに排気をする。

機械なので、高気密(?)住宅には適しません。

なので今回「排気のみ」の検証は行いません。

 

さてレンジフードの同時給排は、3種換気と同じシステムです。

仕組みは「機械排気+自然給気」。

これを具体的に説明すると

①機械排気が動く

②室内が負圧になる

③自然給気口から空気が入ってくる

という過程を辿ります。

つまり

室内が負圧になるのが大前提なんですね。

メーカーの試算によると

排気を10とすれば、給気は5程度らしいです。

排気量の半分は、室内の負圧を作り出すのです。

この割合は、風量を上げでも下げてもあまり変わらないそうです。

(弱運転でも、強運転でも、割合は変わらないそうです)

弱運転だとしても、レンジフードの風量はかなり多いです。

24時間換気の例として、ロイヤル電気の仕様書を見てみますと、

風量は105~214 m3/hと書かれています。

換気設計をする時は、フルパワーはあまり想定しないので、

稼働時は150 m3/h程度でしょうか。

一方CACICOが使っているレンジフードをみると

弱  230 中  300  強  420 と表記されていました。

なので、レンジフード風量の大きさが分かります。

さて、先ほどの10:5の割合からすると

同時給排レンジフードとは、

弱  115  中  150  強  210

の局所換気を付けているのと同じ。

「感じ」で申し訳ないのですが、浴室換気扇ぐらいの風量かも知れません。

 

さて今までの(へ)理屈をまとめます。

同時給排レンジフードを動かす事は

窓を開けずに浴室換気扇を回す事と同じなの?

はたして、その考え方が良いのかどうかを、次回検証していきます。

外壁の高性能化が始まっています

LIXILのスーパーウォール工法のニューバージョンが発売開始となりました。

スーパーウォールとは、体力面材と断熱材が一体化したパネルなんですね。

で、新バージョンとはこちらです。

nr0427_03_02

「スーパーウォール デュアル」と言う名称。

外側に足すのが EX (イーエックス)、内側に足すのが IN (アイエヌ)ってそのままですね。

内側は30mmで、外側が50mmなので、外側がメイン商品だと思います。

これ、何かというと、

充填断熱(壁の中)だけでは性能が限界だから、外側に足すね。

と言うことなのです。

ご興味の向きは、ニュースリリースをご覧下さい。

以前、断熱は内が良いか外が良いか、とメーカー同士が争った時期がありました。

内とは、充填断熱のことで、構造体の間に入れる方法。

LIXILのスーパーウォール工法も充填断熱です。

でもって外とは、外張り断熱のことで、構造体の外側に貼ります。

この戦いは、シェアで言うと充填断熱の圧勝でした。

簡単にまとめると、

理想的には、外張り断熱の方が有利。

外壁面において、構造体の占める面積は約2割あるため、これが断熱欠損になるからです。

ですが現実としては

外張り断熱の外側に外壁を取り付けるため、断熱材の厚みに限界があります。

と言うか、

断熱材の厚みだけ重い外壁を外側に持ち出す事になるため、

断熱性能アップと外壁の耐久性がトレードオフな感じになるのです。

と言う訳で、外張り断熱はマイナーな存在。

ですが、ここに来て状況が変化しました。

それは

「お国の目標値を目指したら、壁の中だけだと、断熱足んないよね」

という状況。

室内側に足すという選択もありますが、その分だけ部屋が狭くなります。

→スーパーウォール工法において、内側に足す断熱材が薄いのは部屋の広さを守る為。

ですので高性能化の主流は、充填断熱+外張り断熱となります。

そうです。以前、

外壁の耐久性に不安があるから、選択しなかった外張り断熱をオプションとして取り入れたのです。

もちろん断熱的には良い話なのですが、

以前LIXILをはじめとする充填断熱メーカーが指摘していた、

外張り断熱の欠点を何も解消せずに使っているとしたら、困りものです。

具体的には、

平米で15kg以上もある外壁を、現状より外側に持ち出すのですから、

当然ながら、持ち出さないより確実に「不利」になります。

LIXILさんのことですから、何らかの対応策を取っていると思いますので、

導入に関しては、その辺りは確認したいポイントですね。

震災支援って難しい

法改正で、昨年のふるさと納税は、大ブレイクしたそうです。

皆さんご存じだと思いますが、軽くふるさと納税のシステムを。

普段自分が徴収されている所得税と住民税の一部だけですが、

自分の居住地以外の地方自治体に納めることが出来るシステム。

で、単に納付先を変えるだけでは誰もしないので、「お土産」がついています。

今回の熊本地震に関して、この「ふるさと納税」が活躍しているようです。

ふるさとチョイスという、ポータルサイトだけでも、

4月24日現在 1万9千人から、約4億2千5百万円

もの寄付金が集まっているそうです。

その事自体は、とても素晴らしい事だと思うのですが、気になることもあります。

それを説明するためには、寄付金の意味を知ってもらう必要があります。

金銭的支援には大きく、義援金と寄付金があります。

熊本市のホームページから引っぱってきたので、下記読んで下さい。

■義援金(被災された方へ)

 義援金は、熊本市内で被災された方の生活支援や再建のために、被災の程度に応じて、直接被災された方に、お届けします。

 

■寄附金(熊本市へ)

 寄附金は、学校や道路の再建など、熊本市が行う災害復旧、復興事業の財源として、活用させていただきます。

 

同じ金銭的援助でも、意味が全く違うんですね。

で、ふるさと納税は、寄付金です。

 

一方、熊本地震のような大規模災害になると、地方自治体だけでは対応できないため、

国からの特別な援助があります。

現在指定されているのが、災害救助法。(地震発生の翌日に指定されました)

これは被災者救出の費用から、仮設住宅の設置、食品、飲料水、衣料、等などの全費用について、

市町村の負担を国が肩代わりするものです。

そして今後指定される予定なのが、激甚災害指定。

こちらは、

道路や道をはじめとする公共土木施設や農地等の復旧費用に関して、国が大きく負担する。

と言うもの。

条件によって割合はいろいろですが、多い場合は90%が国家負担です。

こちらは、まだ指定されていませんが、復興段階で必要となるものなので、

災害が終了し、復旧の規模が確定してからの話です。

 

説明が長くなってしまってごめんなさい。

一言でまとめます。ここまで大きい災害だと、

「震災後の復旧にかかる公共の費用は、ほとんど国が出す」

と言うことです。

 

先ほど、一ポータルサイトだけでも4億円以上のお金が集まってたようですが、

全て寄付金ですので、公共工事等にしか使えません。

ですが前述したように公共工事における地方の負担は、非常に少ないのです。

じゃあ、余ったお金を義援金に回せるか?

と言うと、それは資金の流用となってしまうため違法行為なんですね。

 

ですので日本赤十字は、寄付金では無く、義援金を集めますし、

ふるさと納税という方法にこだわらなければ、

全ての市町村が、寄付金、義援金の、どちらも受付ます。

 

義援金は、前述したように、被災された「人」に直接渡るお金なのです。

 
前述の熊本市だったら、プラスアルファで、熊本城災害復旧支援金というのもあります。

この支援金は、熊本城の修復だけに使えるお金なんですね。

で、当然ながら、寄付金でも、義援金でも、支援金でも、税金控除の対象。

(日赤も各自治体も同様です)

多くの人が、ふるさと納税の経験があり、震災支援が簡単にできる。

と言うのは、充分意義があると思いますが、

実際、必要とされているのは、寄付金ではなく、義援金なのです。

これ以上、寄付金が積み上がっても、激甚災害指定の予算が少なく済むだけのような気がしますので、

もし、これからされる予定がある人は、

寄付金ではなく、義援金を選択されることをお薦めします。

で、出来れば、各自治体か日赤が良いかと思いますね。

選択ポイントは、税金控除の対象となるかどうかです。

あっ、「節税になる」という側面もあるのですが、それ以上に「確実に被災者に届く」というのが大きいです。

最後に、各自治体の、ふるさと納税担当者殿へお願い。

法的に問題がなければ、寄付金と義援金が選択できるようにして下さい。

是非、お願いします。

換気の世間話

先日、24時間換気で有名な、ローヤル電気の営業さんと話す機会がありました。

p04_4

で、気になったのが、この風量調節コントローラー。

(右側のイラストは気にしないで下さい)

何かというと、給気と排気の出力をバラバラにコントロールしている所。

ローヤルの換気扇は、省エネモードが搭載されています。

外気温が快適な時は、給気を最小に絞って、電気代を節約するというもの。

これ自体、CACICOとしては、「?」な仕掛けです。

気密を取った住宅で、給気だけを絞り込めば、建物内が負圧になるだけですから。

そのように質問したところ回答は、

「快適な時期は、窓開けるから良いのですよ」

と言うものでした。

その時は、それ以上突っ込まなかったのですが、

①留守中は、どうするのか

②天気が悪い(雨天)場合はどうするのか

と、やはり無理がある仕掛けだと考えます。

これを真面目にやるのなら、連動給気シャッターを付けるしかありません。

それはともかく、給気と排気のバランスを変えるのが前提

だからこそ考えられたコントローラーなのですね。

因みにローヤル電機の24時間換気は、

トイレ、洗面所はOKですが、浴室はNGという仕様です。

なので、24換気+浴室は局所換気扇という形にならざるを得ません。

社内で浴室も換気経路に取り込む検討をしているが、まだ目処が立っていないそうです。

給気と排気を別々にコントロールする。

と言う考えが面白かったので、以下の提案をしてみました。

 

浴室を換気経路に組み込もうという試みは高評価。

だけど現状、局所換気との併用なのだから、まずはこちらの対応策を考えて欲しい。

具体的には、

局所換気を回している間だけ、給気量を増やすという仕掛け。

デシカで言うところの、フレッシュアップ運転ですね。

以前、ブログに書きました。

浴室を換気経路に取り込むのがBESTとすれば、

浴室換気扇と連動させて給気量を増やすのは、BETTER止まり。

だけど、これなら直ぐに対応可能。

何せ、今

「温度センサーと連動させて、給気を絞る」

という仕掛けを作れているのですから。

出来ることからやって欲しいのですが、はてさてどうなるのか?

こうご期待です。

九州の電力事情

熊本地震の余震が心配な中、共産党や民進党が、川内原発の停止を求めているようです。

さて、CACICO的に彼等の言っている、川内原発の停止の意味を検証してみます。

この図を見て欲しいのですが、これは、九州電力の電力系統図です。

s-九州電力系統図

太線で書かれているのが、大動脈に当たる500kV(ボルト)の送電線。

九州は、北側に発電所が集中しており、

南側には、南西に川内原発と火力発電所があるだけ。

南東側には、水力を除いて発電所自体がありません。

原則として、北で発電して南に送るのでしょう。

九州電力も別ルート(迂回路)の必要性は理解しているので、計画はされています。

ですが、青でマーキングしている向日幹線が開通する平成31年までは、

赤でマーキングしているライン1本しかないのが現実。

(余談ですが、四国の電力系統も一本です)

この状況で川内原発を停止させると言うことは、南九州に大型発電所が無い状態を作り出します。

地震などの天災が無ければ、それでも良いのかも知れませんが、

図で見た通り、大動脈の送電線は今回の地震の原因となった断層を横切っています。

つまり、今後発生するかも知れない天災によって、この大動脈が寸断されれば、

宮崎と鹿児島は、確実に大停電となります。

川内火力は、ワンサイズ細い220kVで結ばれていますから、能力も限られているのでしょう。

原発が天災の被害に遭う確率と、送電網や鉄塔が被害に遭う確率は大分違いますからね。

 

「でも、福島で起きたことを考えれば・・・」

と言う方の為に、原発事故の話もしてみます。

結論から先に

原発は、発電を中止したからと言って安全性が確保出来るわけではありません。

(少しは違うのですかね?)

福島原発も、地震による緊急停止は、問題なく行われたのです。

ですが、

緊急停止した原発の内部や、使用済み核燃料は、長い年月の間、「熱崩壊」を続けます。

この熱を取り除き続けないといけないのですが、

福島では、地震後の津波により、非常用を含む全ての電源を喪失しました。

結果、燃料等を冷却することが出来なくなり、

原発停止後にもかかわらず大惨事となったのです。

原発にとって電源は命綱です。

①自分で発電している

②停止時に必要な電気を確保するため、電力線を確保している。

③緊急用の非常電源を複数持っている

と言うように、何重もの「こんな事もあろうかと」を用意しています。

 

原発の発電を止める行為は、上記の①を放棄するのと同じなんですね。

もちろん、同地域に複数の発電所があれば、リスクは軽減されますが、

九州の現実は前述した通り。

不測の事態が起きて大動脈が切断された場合を考えます。

電気は水道水などと違って、「チョロチョロ流す」事が出来ません。

なので、需要に供給が追いつかなくなった瞬間にブラックアウト。つまり大停電です。

(輪番停電などを計画する時間的余裕があれば別ですが)

宮崎と鹿児島が大停電した場合、

系統全体がダウンすることとなり、外部からの電力供給②が喪われます。

残るのは川内原発が所有する非常用電源頼り。

「なんでそんなやっかいなもの作ったんや」

と言う突っ込みは無しでお願いします。何せ、今そこにあるのですから。

大切な事なので、繰り返しますが、

原発は、発電しても、しなくても、安全性は変わらない。

一方、川内原発を停止すると、電力供給は天災に対して非常に脆弱。

何せ大動脈が一本しかないのですから、バックアップ無しでの配電を強いられます。

中の人は、胃が痛いどころでは済まないでしょうね。

はてさて、そんな現実なのに、川内原発の停止を求める政治家達がいる。

何が目的なのか?  CACICOには理解不能です。

エコワンの交換作業

CACICOのエコワンは、第二世代タイプでした。

あっ、エコワンはガスと電気のハイブリッド給湯器です。

現行機種は、昨年に第三世代にモデルチェンジされているのです。

大きな変更点はヒートポンプ。

具体的には、冷媒がオゾン層破壊係数ゼロのR32というフロンに切り替わっています。

R32は、ダイキンが開発して、空調機使用に関する特許を無償解放した事でも有名。

さて、それと関係しているかどうかは分かりませんが、

ヒートポンプのメーカーが、シャープからダイキンに切り替わっています。

一次エネルギー効率が、第二世代の125%から第三世代は138%に向上しているのですが、

ほぼヒートポンプ部分の性能アップとのこと。

 

さて、CACICOのエコワンは先日、不慮の事故に巻き込まれました。

お隣の駐車場から、車のアタックを受けてしまったのです。

s-IMG_5735

なかなかかわいそうな状態。

修理の下見に来たメーカーさんは、「交換ですね」と一言。

そんな関係で、昨日エコワンの交換作業を行いました。

職人さん3名+メーカーさん立ち会いで、ほぼ1日がかり。

外装が完璧に歪んでおり、パネルを外すのに、結構手こずってました。

s-IMG_5829_DxO

エコワンって、二つの機械がくっついているのですね。

現在外している方が、タンク部分です。

エコワンは、タンク容量が少ないのが特徴。

95Lなので、標準的(370L)なエコキュートと比べても1/4程度。

夜間電力を使うという発想ではなく、電気とガスのベストマッチを狙ったものです。

s-IMG_5833_DxO

ガス給湯器は、高い位置に設置されているため、直撃を免れていました。

配管スペースを潰すだけで済んだのは、不幸中の幸い。

取り替えるまで給湯機能は損なわれなかった。

と言うこともありますが、もし機械が詰まっていたら、

クラッシャブルゾーンが無いため、エコワンが外壁を傷つけた可能性もあったのです。

s-IMG_5849_DxO

取り替え完了。

以前は、ベージュっぽい色でしたが、第三世代はゴールド色のみ。

職人さん曰く、「エコワンが、夕日を浴びるととても綺麗なんよ」との事。

あいにくCACICOのエコワンは東面設置のため、朝日しか当たらないんですけどね。

でも、2年も経たずに給湯器を変えることになるとは思いませんでした。

世の中、何が起こるか分かりませんね。

ホーム

検索
Feeds
Meta
7 / 85« 先頭...3456789101112...203040...最後 »

ページの上部に戻る