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2014年11月のアーカイブ

蓄熱暖房の新しい形

室温を保つのは是か非か。

このシンプルな問いかけの回答は、普通「是」ですよね。

ですが、春と秋は難しいでも述べた様に、室内がいつも快適とは限りません。

なので先程の回答には条件が付きます。

室内が快適な温度であれば、室温を保つのは「是」なのです。

と言っても「室内が快適な温度」と言うのはなかなか難しい条件です。

今日は11/27です。直射日光が当たる場所は、日中だいぶ暖かです。

外で作業している職人さんには、冷たい差し入れが必要なほど。

だけど夜間はそれなりに冷え込みます。

予報だと、28日の最低気温8℃で、最高気温は18℃。

温度差が10℃ですが、これは当然ながら空気温度です。

直射日光を受けている所は、もっと温度が上がります。

外部では、快適な温度まで上昇する場所があるのに、

家の中はそこまで上がらない。

家の中より、家の外が快適な「時」があるということ。

この状況を「太陽の熱」で、どうにかならないか?

と考えるのは、素直な思考だと思います。

で、この「熱」の利用が今回のネタです。

日中の「快適な」熱を室内に取り込みたいのです。

必要なのは、

南側に向いている大きな窓

  (夏場の日射遮蔽は必須)

なのですが、実はもう少し条件が出てきます。

カーテン無しでもOKな窓の環境

これが重要。

いくら大きな窓があったとしても、

プライバシー的な意味合いで、カーテンを空けられない。

のであれば意味がありません。

もちろん近隣の状況は様々なので、すべての家に共通な正解はありません。

ですが、ハイサイド(高い位置にある)のFIX(はめ殺し)は、その有力候補だと思うのです。

写真は、そのハイサイドのFIXから日射取得している所。

縦に入っている影は、バーチカルブラインドの羽根です。

近隣に高い建物があるため、

在宅時はブラインドの角度で採光とプライバシーのバランスを取り、

外出時はフルオープンで。

天気が良ければ、室温が4℃ぐらいは上昇します。

元来、蓄熱暖房と言うのは、

夜間電力を使う暖房器具を指しましたが、

CACICOの考える蓄熱暖房は、

日射取得で太陽光を室内に蓄えよう。

というもの。

高性能住宅だからできるワザなんですけどね。

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住宅という厳しい条件

デシカの出自が業務用である、という話をした事があります。

だから、デシカ・ホームエアなんですね。

何となくですが、換気装置に限らずとも、業務用より民生用の方が、簡便なイメージを持っていました。

だから、移植は簡単だと・・・

ですが、ダイキンの方と話をしていると、それは「全く逆」という事が分かってきました。

なぜか?

デシカは、湿度をコントロールする機械です。

で、湿度という観点で建物を考えた場合、住宅ほど変動幅の広い条件は、業務用には無いのです。

考えてみれば腑に落ちます。

大量の湿気を出す浴室は当然ながら、脱衣室もなかなかに湿度を発生します。

しかも、それらの部屋と居室が隔離されているのではなく、空気的に繋がっているのです。

一方、オフィスビルの場合、そんな「大量の湿気」を出す空間はありません。

あえて探せば社員食堂なんかがそうかも知れませんが、鉄筋コンクリートの場合、各スペースが繋がっていません。

湿度変化の大きな場所は、隔離する事ができるのです。

この辺り、換気設計の思想がだいぶ違う気がします。

個人住宅(民生用)

外壁に囲まれている空間を温熱環境的に統一した方が良いとされ、居室、脱衣室、トイレ等との温度差を無くそうとする。

この辺りは、住宅内のヒートショックを防ぐ。という観点からも反論はないでしょう。

オフィスビル(業務用)

調理場、シャワー室等、温湿度的に負荷が大きな部屋は、適した換気装置を付けて、空間的に分離する。

という感じがします。

業務用に関しては知識がありませんので、イメージのレベルですが。

中にいる人の条件も、結構違います。

服装はバラバラ(裸や薄着もあり)で、なおかつ無防備(気が張っていないという意味)な状況の人が暮らすのが住宅。

他者と同居している、つまり外出モードで身構えている人が集まるのがオフィスビル。

デシカホームエアが越えなければ行けない山は、結構高いみたいです。

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えび味噌と鰤のたたき

前回オリーブの浅漬けを買った、南新町商店街にあるサン・クラッケでお買い物です。

こちらに来ると、いろんな発見があります。

地元といっても、ホント知らないものがゴロゴロしています。

今回は、丸岡こうじ屋(丸岡味噌麹製造所)さんの「えび味噌」が美味しいよ。

と薦められました。

お値段も260円(だったと思います)でリーズナブル。

瀬戸内の海老がしっかり入っているとの事で、

何と言っても「酒の肴」にはもってこいだと囁かれて購入。

自宅に帰ってから、先日のエシャロ・・・

いやエシャレットが冷蔵庫の片隅に眠っていた事を思い出しました。

今日は何か、和食だなぁと思ってたので、鰤(ぶり)をタタキにしてみました。

これはもう、日本酒しかないですね。

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エシャレット・エシャロット

商品名がエシャレットで、お店が付けているのがエシャロット。

エシャロットは聞いた事がありますが、商品名のエシャレットって・・・

何、そのぱくりの様な名前。

と思って調べてみたらありました

wikiよると、「根らっきょ」という名前では売れないと判断して、付けた名前らしい。

写真が、エシャロットらしい。

因みに、エシャロットはネギの一種で、エシャレットはらっきょ

つまりエシャレットは、沖縄の「島らっきょ」みたいなものですね。

販売店の人が間違う様な名前は、早めに改名した方がいい気がしますね。

エシャレットの食し方ですが、味噌を付けて生で食べるのが一般的らしい。

私は炒めて食べたのですが、美味しかったです。

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掃き出しサッシの必要な訳って?

以前、「掃き出しサッシが人気な訳」というエントリーをした事があります。

我ながらオチのない話しでした。

掃き出しというサッシが日本で人気なのは、文化的な要因が大きいと思っています。

例えば

柱と梁で建物を構成する工法。

→石や煉瓦で壁を積み上げていくやり方より、開口部が大きくなりがち。

(ヨーロッパと)比較として、温暖な地域が多い

→湿度対策で、風通しが優先しているかも。寒い地域でやると命に関わります。

外敵から侵略された経験がほぼ無い。

→京都御所には、お堀も石垣も無い(無防備な)状態で、日本で一番偉い人が暮らしていた。

みたいなトコロでしょうか。

だから日本の住宅は、無条件で掃き出しサッシが付いてきます。

除く豪雪地帯。  1階の掃き出しは雪で埋まってしまうらしいです。

でもCACICOとしては、温暖地域の掃き出しサッシも

その導入には、慎重を期すべきだと思うのです。

なぜか?

①日射取得のコントロールがしにくい。

②外から覗かれやすい。もしくは見たくないものが見える。

③室内の壁が少なくなる。

④熱環境的には不利になる。

⑤大物の搬入経路は不要

⑥リビングとウッドデッキを繋げた大きな空間って必要?

 

①は庇との関係でもあります。

掃き出しサッシの高さは約2m。腰窓だと1m程度なので、日差しをカットしようとした場合、

長い庇が必要となります。

7月や8月ならともかく、10月頭でも「暑い」日が続くうどん県では、

1m近く出幅があっても、掃き出しだと日射が遮れません。

②開放的と言う事は、外が良く見える&外からもよく見えます。

せっかくの掃き出しなのにカーテン閉めっぱなしだといまいち意味がありません。

③壁が少なくなる。

これは結構重要です。オープンな間取りが増えている昨今、室内の壁が減っています。

構造的な「耐力」という話ではなく、家具を置く壁が無かったりするのです。

以前、とても開放的な間取りの家があったのですが、

「テレビをどこに置くんだろう?」と悩んだ家を見た事があります。

生活を始めると、いろんな家具が発生しますし、その為には壁が必要なのです。

④当たり前の事ですが、外壁に面している部材で、一番性能が低い部分が窓です。

家の中を快適に保つために断熱をしても、窓が多いようではトータルの性能は下がります。

なので、性能が下がっても必要な理由があってしかるべきなのです。

項目には上げていませんが、

「室内は明るければ明るいほど良い」

と考える方も非常に多いです。

この要望は、なかなか論破出来ないのですが、

建築基準法で、「明るさは」確保されているので、プラスαの「明るさ」を求めるのであれば、

それなりのマイナスが発生するのも知って欲しいですね。

⑤ソファやベットなどの「大もの」搬入。というのも

大概のものは「マンションの玄関から入る」がデフォルトなので、心配要りません。

⑥は趣味なので否定できませんが、

南向きのウッドデッキという奴は、実はあまり活用されません。

何故ならば、使いたい時期に暑すぎるからです。

夏に使うのであれば、北側にデッキを取るのがお勧めです。

 

という風に箇条書きにすると、掃き出しでなければダメな理由ってなかったりします。

CACICO的には「2階ベランダに出る」ぐらいしか思いつきません。

それもテラスドアがあれば充分なので、引き違いの掃き出しである理由にはならないのですが・・・

ホント、掃き出しって必要ですかね。

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柱ぐるぐる

軒の出が大きい家。

と言うのは、個人的に良い事だと思ってます。

日射取得の観点では、出過ぎは困りものですが、

暑い時期の長いうどん県では、日射遮蔽の方が優先です。

当然ながら雨風をしのぐという意味でも、非常に有利側に働きます。

で、木造の場合庇で持ち出すのは限界があるため、

大きくしたい場合は柱が必要です。

この柱、構造的には重要な役割ですが、木部+塗装という仕上げも多いですね。

(建築業界では「化粧仕上げ」と言います)

 

でも今回は、すべて外断熱という選択です。

もちろん、CACICOの工事ですから、塗り防水+断熱材の接着固定です。

断熱したって、快適には関係ない?

もちろんその通りですが、構造体の耐久性には大きく寄与します。

一般的には、外部環境にさらされる事の多い軒の柱ですが。

室内に近い環境下になります。

これで、柱(つまり木材)の耐久性は、飛躍的にあがります。

塗装仕上げの場合は、定期的なメンテナンスが不可欠ですが、それからも大きく開放されます。

柱の快適は、建物の長寿命に繋がるのです。

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オリーブ浅漬けの食べ比べ

うどん県には、うどんしか無い。

と思われがちですが、他にも、(ちょっと)はあります。

その一つがオリーブ。

日本総生産の90%以上が小豆島で栽培されているらしい。

でもって香川県には、県産オリーブを採油し、自社ブランドで販売している生産者が24社(高松2,小豆島22)もあるとの事。

うんちく終了。

さて数年前から、ハロウィンの時期にはオリーブの浅漬けが出回るうどん県ですが、

いつも薄口醤油を買っているのが、南新町商店街にある、さぬき産業工芸館サン・クラッケ

そこのお嬢さんに、種類の違う三種の浅漬けを勧められました。

名前を言われても分からないと思います(私も初耳)が、

ミッション、ピクアル、ホジブランコの3種。

浅漬けに種類があるとは知りませんでした。

で、食した感想。

ミッションは、多分今まで食べてきた「浅漬け」の味。

ホント、ナスやキュウリの浅漬けの横にあっても違和感のないあっさりさです。

ピクアルは、ミッションと較べるとスパイシーと言うか、果実味が強くて美味しい。

ホジブランコは、普通瓶詰めされている種類のすごく新鮮なタイプに感じました。

 

日本酒なら、ミッション

カクテルやビールなら、ピクアル

ワインなら、ホジブランコ

という組み合わせが・・・って、結局飲むんかい!!

まぁ、酔っ払ったら区別が付かない自信はあります。

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続・春と秋は難しい 

前回の結論は、

温度変化の幅が、快適ラインを含んで変化する時期。
そんな季節における室内コントロールがとても難しい。
でした。
 
理由をこれから説明します。
 
最近の住宅は、個体差はあるものの、基本「高断熱」化が進んでいます。
省エネの観点からも、冷房暖房の消費エネルギーを減らすのは良い事。
 
で、少しの熱量で快適にしようと思ったら、断熱をするのが一番です。
 
私事ですが、断熱と言えば、
以前シャトルシェフという保温鍋を使っていた時期があります。
構造的には、こんな感じで、お鍋が入る魔法瓶です。
一度沸騰させれば、煮崩れせずに余熱で煮込みが出来る。
という優れものでした。
キャンプとかに持っていった記憶があります。
 
さて同じ断熱でも、保温鍋と家には大きな違いがあります。
それは
保温鍋は、暖かいほど良いが、家には、快適な温度帯がある。
と言う事。
 
高断熱した室内は、温度変化が遅くなります。
これはシャトルシェフ同様、望ましい事なのですが、マイナス面もあるのです。
 
例えば
①朝夕が寒い季節、日中温度が高くなっても、室温は上がってくれない。
②日中暑くて、夜間に温度が低くなっても、室温は下がってくれない。
みたいな時ですね。
 
一日の内で、「外気」が快適な時間があるのですが、それが家の中に伝わらないのです。
 
で、この現象に拍車をかけてしまうのが、
熱交換タイプの24時間換気。
 
「熱交換」は、「室内側の温度を守る」と言い換える事が出来ます。
ここでのポイントは、
室内が人にとって快適かどうかは、機械は判断しない事。
 
先程の例で説明すると
①の場合
外気温が上昇しても、寒い室温を守ろうと、熱交換する。
②の場合
外気温が低下しても、暑い室温を守ろうと、熱交換する。
 
別に、熱交換換気装置を悪く言いたいのではありません。
 
ひたすら寒いとか、ひたすら暑い時期に較べて、
快適な時間帯がある分だけ、
春や秋の温度コンロールは別の難しさがあるのです。
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春と秋は難しい

寒いと暑いの間には何があるでしょうか。

ナゾナゾではありませんので、まず答えを。

それは、快適です。

例えば0℃と35℃の間には、20℃という快適があるという・・・

当たり前ですよね。

でも、その当たり前に悩み事が隠れていたりします。

 

季節を暑い寒いで表現してみますね。

夏は、

ちょっと暑い~とても暑いの幅で温度が変化する時期

→人にとって「暑い温度域」で気温が変化する

冬は、

ちょっと寒い~とても寒いの幅で温度が変化する時期

→人にとって「寒い温度域」で気温が変化する

という感じです。

その表現で、春と秋を表してみます。

ちよっと寒い~快適」もしくは、「快適~ちょっと暑い」の幅で温度が変化する時期

と言えます。

最近で言えば、朝・夕は寒いです。だけど日中は快適ですよね。

一日の内に快適が含まれる時間帯がある。
これが春と秋だと定義します。
 
11月の週間予報をウエザーニュースで見てみました。
10月31日(金)13時頃の予報です。
 
11月1日(土) 最低17℃ 最高23℃
11月2日(日) 最低16℃ 最高23℃
11月3日(月) 最低10℃ 最高17℃
11月4日(火) 最低9℃    最高15℃
11月5日(水) 最低8℃   最高17℃
11月6日(木) 最低9℃   最高18℃
11月7日(金) 最低11℃  最高18℃
 
1日の温度差は、7℃前後。
週後半は寒いですが、週前半の最高気温は快適ラインに入っています。
先程の区分けで行くと、前半は秋で後半は冬。と分類できます。
 
前振りが長くてすいません。
何が言いたいかというと、
 
温度変化の幅が、快適ラインを含んで変化する時期。
そんな季節における室内コントロールがとても難しい。
 
と考えています。
 
何故か?
と言うのを説明してみます。
・・・でもいっぱい書いたので、次回に続きます。
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