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トルネックスのメンテナンス

外気清浄機シリーズの番外編です。

取付から約3ヶ月経ったタイミングで、掃除をしてみました。

本来であれば1年間ほどで行うのですが、メーカーさんが来高された関係で早めのタイミングとなりました。

トルネックスもプレフィルタとメインフィルタの組み合わせです。

プレフィルタはこんな感じ。

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こちらは簡単に水洗いです。

メインフィルタは、金属がウェハース状になっているモノが、プラスティクの容器に入っています。それを中性洗剤に漬けて洗います。

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バケツがなかったので、洗面所のシンクで行いました。

キッチン用の洗剤を、1/2ほど投入しています。

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金属は直接触ることが出来ません。なので容器ごとジャブジャブ洗います。

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こんな感じで、洗い水は真っ黒に。

この後、数回すすぎ洗いをして、陰干しします。

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1日程度、乾かしてねとメーカーさんに言われました。

これは濡れたままで通電させるとショートしてしまうから。

換気本体側のフィルタは、トルネックスメンテする時用と考えましょう。

結論、メンテナンスは極めて簡単ですので、これなら続けられそうです。

外気清浄機の導入 その5

前回のまとめ

24時間換気の外気取り入れ側が一箇所になる方式を選ぶ。これが外気をキレイにする条件。

この理由、とても簡単に説明できます。

室内に入る空気は一箇所。であればその経路に空気清浄機を取り付ければ、室内の全ての空気をキレイに出来る。

以上です。

問題は、取り込んだ大量の外気をどのようにしてキレイにするか。それだけだったのですね。

以前にも書いたように、濾過式フィルターは、高性能にすると性能劣化が早くなるというジレンマがあったので、良い外気清浄機が存在していなかったのです。(除く業務用)

ポイントは、「全ての外気が、空気清浄機を通過してから室内に供給される」所です。

家庭用の空気清浄機を使ったことがあるでしょうか?

sub03-1 (1)

シャープさんのHPから転載

部屋中の部屋の空気を器機に取り込むため、もの凄い風を起こします。

だからと言って、空気が全て清浄機に集まる・・・とは思えませんよね。

余談ですが、室内に漂う1μmより大きな粒子であれば、6時間もあれば床に沈降します。

床掃除の鉄則は朝一番、と言うのは、ここから来てます。

なので花粉対策は、朝起き抜けに床面をウェットタイプのシートで掃除するのが一番効率的。

掃除機は、排気で粒子を空中に巻き上げてしまうのですね。

話が脱線しました。

外気取入口が1箇所の24時間換気であれば、必ず空気清浄機を通過させれます。

室内の空気を「ファンで集める」という徒労が無いため、絶対的に有利。

CACICOもそうですが、後付けで設置ができるのもポイント高いです。

器機の設置スペース確保だけが問題ですね。

外気清浄機の導入 その4

国が考える24時間換気の根本は「外気はキレイ」です。

二酸化炭素とホルムアルデヒド等、室内で発生する物質の濃度に関しては、正しいかも知れません。

ですが外気がキレイでないのは、PM2.5や黄砂を持ち出すまでもなく、網戸の汚れを見れば一目瞭然です。

24時間換気の場合、網戸の汚れ全てが、口径100のダクト一点に集中するのです。

なかなか壮絶な汚れでしょうね。

さて、自身も花粉アレルギー持ちなので、家の空気をキレイにしたい。という気持ちは強いです。

その観点から考えると、集中型24時間換気システムは、良い道具になる可能性を秘めています。

 

24時間換気は、現在の住宅において設置が義務づけられています。

ですが、「良い道具になる可能性」を秘めているのは、その一部だけ。

個別換気、及び集中型でも3種換気は、私的には該当しません。

(空気をキレイにするという意味においてです)

その説明を。

①個別換気

居室単位で、給排気の器機を取り付ける方法です。

居室、寝室など、人が長期間滞在する部屋に、給排気を1台でこなす器機を取り付けます。

器機は完全に1台で完結していますから、後から手を加えることが出来ません。

つまり、その器機のフィルター性能が全てなのですね。

②集中型3種換気

排気にのみ機械を使う換気手法です。

室内が負圧になるため、外気は各居室にある給気口から、自然に入って来ます。

空気がキレイかどうかは、やはり複数の給気口に付属するフィルター性能によります。

 

蛇足ですが、3種換気の方が空気汚いですよ。なんて書けるのは隔世の感があります。

以前は、1種換気は給気のダクト内の汚れが掃除できないから、3種換気の方が良い。

という考え方が多かったです。

今考えれば、「外気はキレイ」という前提で初めて成立する理屈ですね。

 

CACICOが考える「良い道具になる可能性」を秘めている換気器機の条件は、ただ一つ

外気の取り入れ場所が一箇所。それだけなんです。

外気清浄機の導入 その3

外気清浄機は3月3日に取り付けたので、今日(6月6日)で、約三ヶ月。

デシカのフィルターも同時に交換していますので、そのフィルターを見てみましょう。

右が新品で、左が使用後3ヶ月。(1日だけ、トルネックス清掃のため未稼働の日があった)

表面は、まぁまぁ綺麗。

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ひっくり返してみると、それなりに黒くなっているのが分かります。

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デシカのPM2.5対応フィルターは二層構造。

表面は比較的荒く、裏面は細かいです。

これは大きめの粒子を採る層と、小さな粒子を粒子を採る層を分ける事によって、目詰まりを減らすのでしょうね。

集塵効率は96%以上なので、取り残しは数%のはず、

期待よりは、ちょっと汚れている感じがします。

 

トルネックス無しで、6ヶ月使用した状態の写真と比べてみます。

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しっかりと真っ黒です。(3ヶ月と6ヶ月を比べてすいません)

フィルターが汚れると、デシカは風量を上げて必要給気量を確保しようとするのですが、

ファンの圧力が上昇する訳ですから、異物をプッシュアウト(押し出す)してしまい、濾過精度は低下します。

濾過精度の低下は、空気を汚すだけでは無く、換気装置の寿命にも影響します。

デシカのフィルター取付部近辺は、これまで結構汚れていたのですが、それはほとんど無くなりました。

なのでトルネックス導入で、デシカにかかる負荷が大きく軽減されたと評価しています。
① 何と言ってもデシカ内部が綺麗になった
② フィルターが目詰まりしないので、ファンの回転数を低く抑えられている(ハズ)

もっとも、現段階ではデシカ側のフィルターが不要とは言えないですね。

トルネックスのフィルターは、定期的な洗浄が必要(簡単ですけどね)。

乾燥時間も必要なので、トルネックスを稼働できない日が年に2回は発生する。という理由もあります。

同じ6ヶ月でフィルターの汚れを比べたいので、それは後3ヶ月ほど待って下さい。

外気清浄機の導入 その2

前回は少々脱線してしまいましたが、まとめます。

従来(濾過)式のフィルターの特徴。

① 再使用可能なものは低性能。

② 高性能な物は使い捨て、かつ目詰まりしやすいので、頻繁な取り替えが必要。

となります。

②の解釈として、「お金があるから大丈夫」という太っ腹な方もいらっしゃるかも知れませんが、問題は単にコストだけではありません。

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図にある通り、取付開始直後から、換気風量の低下が始まる。

つまりフィルターの交換時期とは、風量不足の時期と考えるべきなのです。

これって、結構大きな問題点です。

これをサクッと解決出来るのが、トルネックスなんです。

取付は至って原始的です。デシカの外気導入側のダクトにトルネックスを挟み込む。

それだけです。

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スペースさえあれば問題の無いお仕事でした。

外気清浄機の導入 その1

今年の上旬になりますが、デシカに空気清浄機を取り付けました。

それがトルネックスです。

正確には外気清浄機と言うそうです。

デシカには、虫などの大きなゴミを取るプレフィルター+メインのフィルター

という二段構えですが、デシカのメインフィルターは

標準品 = 洗って再使用可能 = リーズナブル = 粒径の大きなゴミ

高性能 = 使い捨て = 結構高い = 花粉が採れる

PM2.5対応 = 使い捨て = もっとも高価 = PM2.5が採れる

という三種類の選択があります。

高性能で初めて花粉(30~50μm)が採れるのですから、

標準品は埃が採れる程度なんでしょうね。

建物内の空気環境も考えて、PM2.5対応フィルターを使ってきたのですが、

1~2カ月で真っ黒になり、頑張って半年でした。

フィルターが黒くなること自体は良いとしても、引き換えに風量が落ちているのが不満点。

給気と排気にそれぞれファンがあるのが一種換気なのですが、デシカの場合、給気量と排気量を同じにしようと、頑張ります。

つまり給気フィルターが目詰まりして、空気の流入量が減ると、ファンの回転を増やして風量を確保しようと試みます。

以前点検モードで確認した時、排気ファンの1.5倍ぐらい電圧がかかっているのを観たことがあります。

それでも給気量が確保出来ないと、どうなるか? 

デシカは故障メッセージを出してストップします。

私もデシカをストップさせ、フィルターを差し替えた経験者なのです。

つまり一般的なフィルター(濾過式という)は、

低性能フィルターでは、汚染物質が素通りし、

高性能フィルターでは、寿命が短く、場合によっては給気量が確保出来ない。

と言う関係性にあるのです。

なので、ざっくり低性能と高性能の簡単な見分け方は、「繰り返し使用可能」かどうかです。

高性能の基準を花粉が採れるとします。花粉のサイズは30μmぐらいから。

30μmをmmに換算すると0.03mm。これを採取できる洗浄して再利用出来る・・・

普通の濾過式フィルターは、目詰まりしてしまって初期性能が担保出来ないでしょう。

つまり、「繰り返し使える濾過式フィルターは低性能」と覚えてて問題ありません。

もちろん、使い捨てだから高性能と言う訳ではありません。

洗浄すれば再利用可能 = 低性能

使い捨て = 高性能の可能性がある

と言うのが現実です。

ブログに復帰

ふと気づくと、半年近くブログを更新していません。

今までブログを中断したことは多々ありましたが、確実に中断の最長記録を達成してしまいました。

さて、何事も無かったかのように再開したいと思います。

今回はデシカネタから。

今年は弊宅のデシカに改良を加えました。

と言っても本体を改造した訳ではありません。給気側に外気清浄機を付けたのです。

トルネックス外気清浄機

詳しくはリンクを見て欲しいのですが、電子式集塵フィルターなのですね。

換気システムの給気側には、汚れ防止のフィルターが装備されています。

デシカで言えば、大きなゴミや虫を捕るプレフィルターと、エアフィルターが取り付くのですが、

このエアフィルターには選択肢が3つあります。

標準、高性能、PM2.5対応種類があります。ざっくり性能としては、

標準    → 大きめの粉塵なら捕れるよ

高性能   → 花粉にも強いよ

PM2.5対応 → PM2.5も捕れるよ

という感じでしょうか。

で、標準品は洗って再利用できますが、高性能とPM2.5対応は半年ぐらいで使い捨て。

なので良いフィルターを使う場合は、ランニングコストも馬鹿になりません。

しかも能力が高ければ高いほど、目詰まりがし易い。というのがこの手のフィルターの宿命です。

結果、

高性能フィルターを付けてメンテナンスを怠ると、給気量不足に陥りやすく、

かといって、標準フィルターでは綺麗な空気環境が手に入らない。

と言うジレンマに陥ります。

それをまるっと解決出来るのが、今回導入した電子集塵式フィルターです。

s-image201804

 

理屈をメーカーの文章から抜粋します。

金属の極板を数ミリ間隔で積み重ねた構造で、その間に高電圧をかけて粉塵を吸い取っていますので、洗浄して何回も使え、さらにファンの駆動エネルギーも小さく、省資源・省エネルギーです。

ポイントは、金属板の隙間が数ミリもある所。

「微細な埃」にしてみれば、これはすごく大きな空間ですから、目詰まりは起こらない。

電圧をかけて引き付ける方式だから出来る大きな隙間なんですね。

結果としてメンテナンスも、年に1回洗浄するだけ。なので電気代以外のランニングコストが不要。

それでいて、高性能な上に、給気量の低下や機械の汚れ等も防止できる。

宣伝文句を信じるならば、これは後付けでも導入する価値があります。

なので実験です。

s-IMG_8904

本体はこんな感じ。

でもって、これをデシカの給気ラインに挟み込みます。

s-IMG_8913

無理矢理ですが、なんとか収まりました。

さて、正しく動作しているかどうかを確認する為に、デシカのフィルターも取り替えています。

2ヶ月ほど経ったフィルターはこんな感じ。

s-IMG_9451

普通なら結構黒ずんでいるハズですが、全く汚れがなく、取り付けた当時のまま。

丁度、花粉の時期でもあったのですが、(家族の)体感的にも効果があった気がします。

(厳密には比較する事が出来ない為、感想レベル)

今までもPM2.5対応フィルターを使っていたのですが、一般的なフィルターは、使用状況(期間)によって給気量だけではなく、捕集率自体も変わる気がしますね。

換気システムの問題点が、一つ無くなりました。

28℃オーバーの快適

ず~っと降り続いた長雨がようやくあがりましたね。

と、思ったら当然のように気温が30℃を超えてきました。

さて昨日(7/2)の温湿度を。

s-IMG_6107_DxO

室内も室外も、湿度が40%というのが面白くてアップしました。

絶対湿度で考えると

室内 9.71g

室外 15g

と、1.5倍以上の差があります。

夏場における人間の快適とは、

汗を感じるかどうか

に尽きます。

汗を感じない。というのには説明が要りますね。

 

人間は、1年365日汗をかいています。

専門用語では、不感蒸泄

人間の体表面からは、水分が蒸発する事によって、気化熱で体温を放出しているのです。

そうしないと、人間の身体はオーバーヒートします。

人間は水冷で動く動物なんですね。

もちろん「汗をかいたなぁ」と気づく時もあります

こちらは有感蒸泄と言って、人間にとっては、「特別な状態」。

どんな状況かと言えば、

①運動したり、精神的な緊張状態(手に汗握る)、病気で体温が高い

とか、

②「気温と湿度が高い」という外的環境によって起こります。

①は人間自身の問題なので、問題は②ですね。

ここでポイントなのは、

単に「温度が高い」から汗を感じるのではないことです。

人間の身体は勝手・・・いえいえ良く出来ていて、

環境によって「快適」な温度帯を変えるのです。

冬場の室温目標は、22℃って聞いたことがありませんか?

でも、夏場に室温を22℃にしたら、寒くて居られませんよね。

一方、夏場は27℃が冷房の目標。

その27℃を冬の室温にしたら・・・

人間の温度的なスイートスポットは、

冬   20~23℃

夏   26~28℃

春秋 23~26℃

と外気温によって、大きく変わるのです。

人間の外気温に対する適応能力、半端ないです。

 

前置きが長くてすいません。

その上で、梅雨まっただ中の話をします。

気温としては快適の範囲だとしても、

体感的には、べたべた

して不快ですよね。

温度的にスイートスポットのハズなのに有感蒸泄状態になるのは、

空気中の相対湿度が高くて、上手く汗をかけないからです。

 

さて、今までの流れで28.5℃の40%という環境はどうなのか?

と言うと、無感蒸泄をキープ出来ます。

ただし、アルコールを飲むと、ちょっと微妙な状況に。

先ほどあげた「特別な状態」でいけば、体温が上がって①に該当するのです。

まぁ勝手な条件付けなんですけどね。

カスタマイズ運転 その2

デシカのカスタマイズ運転ですが、

目的は騒音の低減と室温を守ることでした。

さて成果ですが

まず騒音の方は想定通り。

風量が減るのですから、ハッキリと体感できました。

一方、室温の方は、期待通り・・・とは行きませんでした。

6月初旬にもかかわらず、室温が27℃を超えたのです。

(昨年は、7月に入ってから)

そこで換気量を元に戻してみたところ、前回の写真のように回復、

つまり室温が快適になったのです。

 

この事から何が分かったかを検証します。

まずはデシカのおさらいを。

デシカは熱交換をしません。

この話をすると、外気温度のまま取り込むように聞こえますよね。

ですが、そうではありません。

外気を取り込む時に、除湿をする事で空気温度を下げます。

熱交換、つまり「室内の熱を新鮮空気に移動させる」仕掛けはありませんが、

エネルギーを使って除湿し、その副産物として空気の温度を下げるのです。

つまり、温度という観点からみると

夏期におけるデシカの給気は、外気温を少し冷やして入れる機械」

と定義できます。

これ、熱交換換気扇とは、全く違ったロジックなのです。

熱交換の場合、「室内の温度を守るよう」に動きます。

蛇足ですが、どちらが自然環境に近いかというと、デシカの方ですね。

 

さて、これを天候と絡めて考えてみます。

室温が27℃を超えたのは6/10。

うどん県は、とても暑かったです。

最低気温は21.3℃で、最高気温は29.2℃。

ですが1日の平均気温を計算すると約25℃なんですね。

先ほど結論づけたように、

夏期のデシカが「外気温を少し下げて給気する機械」だとすれば

何故、室温が上がってしまったのでしょうか。

原因は、換気量が少なかったからでしょう。

正確に言うと、

外気温(の平均)が快適な時期なのに、給気量を絞ったため、

室内で発生する熱(侵入してくる熱も含む)を抑えきれなかったのですね。

梅雨時期に関しては、

デシカは湿度だけではなく、温度にも有利側なんですね。

・・・と言うか、出力を絞るとダメって分かりました。

春先は何の問題も無かったのですけどね。

カスタマイズ運転 その1

梅雨、真っ盛りのうどん県です。

今日(6/15)8時の温度計から。

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室内 26℃  34%  絶対湿度7.1g

屋外 24.2℃ 75%  絶対湿度14.2g

という数値です。

精度はあまり期待できない温湿度計ですが、体感とはイコールです。

つまり、

24℃の屋外より、26℃の室内の方が涼しく感じてます。

この辺りは以前、「穏やかに放熱したい」でまとめましたが、

人の快不快は、湿度によって大きく左右されるのです。

高湿度の24℃より、低湿度の26℃の方が、上手く汗がかけるので、

結果、皮膚の表面で気化熱が奪われて「涼しい」のです。

 

さて一般的な24時間換気扇は、室内の温湿度にとっては、邪魔者です。

二酸化炭素やホルムアルデヒド等の有害物質を捨てる代償として、

温度や湿度は悪くならざるを得ない。

と言うジレンマを抱えています。

ではデシカではどうでしょうか。

実験で、デシカを60%運転にしてみました。

(注 室内リモコンから出来る運転モードではありません)

建築基準法的に言えば、2時間に1回の換気量を、4時間(弱)に1回にしたのです。

何故か、

2時間に1回室内空気を入れ換えないといけないというルールを信用していないから。

いえ正確には、オーバースペックだと考えているからです。

だって、中にいる人が1人でも、4人でも、10人でも同じ条件なんておかしいですよね。

正しいのは、CO2やホルムアルデヒド等のセンサーを設けて、必要最低量に換気回数を制限する事。

だけど、そこまでは出来ない(と国が判断した)から、大きく余裕を持った換気回数を設定しているはず。

 

そこで換気風量を下げてみようと考えたのです。

デシカの運転は、自然換気と調湿換気を室内環境に合わせて切り替える方式です。

単純化して説明すると、湿度に問題が無ければ普通換気で、問題があれば調湿換気。

なので風量を絞ったとしても、調湿換気の運転時間が伸びて、室内の湿度は保たれるのでは。

と想像しました。

60%運転で想定しているメリットは、

騒音の低減と室温を守る

ですね。何せデシカは熱交換しない換気扇なのですから。

さて、結果は・・・次回に続きます。

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