CACICOブログ HOME > アーカイブ > 2018年6月のアーカイブ

2018年6月のアーカイブ

security guaranteesを翻訳すると

軽く政治ネタを。

米朝会談がシンガポールで開かれましたね。

日本のメディアでは、朝鮮半島の非核化と北朝鮮の体制保証と言う言葉が飛び交っています。

体制保証とは、またえらい保証をしたな。と思って声明文を読んで見ました

(日本語ですよ)

NHKニュース、米朝共同声明全文和訳

該当する文章は、

トランプ大統領は北朝鮮に体制の保証を提供する約束をし、キム委員長は朝鮮半島の完全な非核化について断固として揺るがない決意を確認した。

という所ですね。

共同声明の前文に当たる所です。

英語の原文だと

President Trump committed to provide security guarantees to the DPRK,

となります。これをそのままグーグルに翻訳してもらうと

トンプル大統領は朝鮮民主主義人民共和国に安全保障を提供することを約束し、

となりました。(トランプではなく、トンプル大統領って翻訳されていました)

NHKとグーグル翻訳の違いは「security guarantees」の箇所。

NHK   →  体制保証

グーグル →  安全保障

securityですから、誰がどう考えてもグーグルの勝ち。

安全保障って、つまり「攻撃しないよ」ってだけです。

これを体制保証と翻訳するNHKの意図は何なのですかね。

この文章をざっくりまとめると

トランプ  「軍事攻撃は止めといたるわ」

キム委員長 「非核化やらしていただきます」

という風にしか読めません。

もちろん「やるやる詐欺」の常習国なので、自助努力ではやらないでしょうけどね。

ながら聴きは楽チン

Bluetoothイヤホンを使う事が多いです。

イヤホンの問題点って、外部の音が聞きづらくなることなんですね。

もちろん外部の騒音をカットして、音楽に没頭したい。

を求める人には、密閉性が高いとか、ノイズキャンセラー(外部の音を消してしまう)付きがでていますが、

BGMとして、つまり何か作業をしながら音楽聴きたい。

という人に訴求するイヤホンは(あまり)ありませんでした。

例えば、イヤホンして音楽聴きながら料理をすると。

特にコンロを使った場合ですが、炒める音とか沸騰した音、などの音による料理の情報が入らなくなります。

これがなかなか不便。

イヤホンを付けていなければ、ちょっと別の作業をしていても、音による情報で「あっ、焦げそう」とか「そろそろ沸騰しそう」という情報が入手出来るのです。

でも、イヤホンを付けていると、原則外部の音が聞こえなくなるので、イヤホン付けての料理はミスが増えたりします。

でも、TVやラジオを付けっぱなしで料理は出来ますよね。

イヤホンの音楽とラジオ付けっぱなしと何が違うかと言うと、

イヤホンは音楽だけだけど、ラジオの付けっぱなしは、ラジオも料理の音も聞こえる所。

そこで出てくるのがタイトルの「ながら聴き」つまり、「イヤホンと外部の音」の両方が聞こえるという発想なんですね。

ソニーは「デュアルリスニング」とかっこよく呼んでます。

充電器に入った状態がこれ。

s-IMG_9679

一つをアップにしてみます。

s-IMG_9680

もう一つアップ

s-IMG_9682

本来音がでるスピーカーが取り付けられるハズの場所に、ゴムの輪っかが付いているだけ。

しかも穴が開いている。

ここに穴があるので、外部の音がよく聞こえるのですね。

一方、イヤホンの音はどうなっているかと言うと、本体側で鳴った音が、管を通して聞こえる。

伝声管みたい。

初めて装着して聞いた時は、「あれ?まだiPhoneのスピーカーから鳴ってる?」と勘違いしたぐらい。

小型のスピーカーが耳の近くにぶら下がっている感じです。

このイヤホンであれば、(音量次第ですが)音楽聴きながら、他人と会話が普通に出来ます。

と言う事は、イヤホンで音楽を聴きながら、「ながら作業」が、不便無く出来るのですね。

道を歩く時、イヤホンを付けていると、「車の音」とか「周りの音」が遮断され、周りへの気配りが出来なくなるのですが、それが大分大きく軽減されます。

気になる点もあるのですが、「ながら聴き」が出来る数少ないイヤホンとしての価値はありますね。

外気清浄機の導入 その5

前回のまとめ

24時間換気の外気取り入れ側が一箇所になる方式を選ぶ。これが外気をキレイにする条件。

この理由、とても簡単に説明できます。

室内に入る空気は一箇所。であればその経路に空気清浄機を取り付ければ、室内の全ての空気をキレイに出来る。

以上です。

問題は、取り込んだ大量の外気をどのようにしてキレイにするか。それだけだったのですね。

以前にも書いたように、濾過式フィルターは、高性能にすると性能劣化が早くなるというジレンマがあったので、良い外気清浄機が存在していなかったのです。(除く業務用)

ポイントは、「全ての外気が、空気清浄機を通過してから室内に供給される」所です。

家庭用の空気清浄機を使ったことがあるでしょうか?

sub03-1 (1)

シャープさんのHPから転載

部屋中の部屋の空気を器機に取り込むため、もの凄い風を起こします。

だからと言って、空気が全て清浄機に集まる・・・とは思えませんよね。

余談ですが、室内に漂う1μmより大きな粒子であれば、6時間もあれば床に沈降します。

床掃除の鉄則は朝一番、と言うのは、ここから来てます。

なので花粉対策は、朝起き抜けに床面をウェットタイプのシートで掃除するのが一番効率的。

掃除機は、排気で粒子を空中に巻き上げてしまうのですね。

話が脱線しました。

外気取入口が1箇所の24時間換気であれば、必ず空気清浄機を通過させれます。

室内の空気を「ファンで集める」という徒労が無いため、絶対的に有利。

CACICOもそうですが、後付けで設置ができるのもポイント高いです。

器機の設置スペース確保だけが問題ですね。

外気清浄機の導入 その4

国が考える24時間換気の根本は「外気はキレイ」です。

二酸化炭素とホルムアルデヒド等、室内で発生する物質の濃度に関しては、正しいかも知れません。

ですが外気がキレイでないのは、PM2.5や黄砂を持ち出すまでもなく、網戸の汚れを見れば一目瞭然です。

24時間換気の場合、網戸の汚れ全てが、口径100のダクト一点に集中するのです。

なかなか壮絶な汚れでしょうね。

さて、自身も花粉アレルギー持ちなので、家の空気をキレイにしたい。という気持ちは強いです。

その観点から考えると、集中型24時間換気システムは、良い道具になる可能性を秘めています。

 

24時間換気は、現在の住宅において設置が義務づけられています。

ですが、「良い道具になる可能性」を秘めているのは、その一部だけ。

個別換気、及び集中型でも3種換気は、私的には該当しません。

(空気をキレイにするという意味においてです)

その説明を。

①個別換気

居室単位で、給排気の器機を取り付ける方法です。

居室、寝室など、人が長期間滞在する部屋に、給排気を1台でこなす器機を取り付けます。

器機は完全に1台で完結していますから、後から手を加えることが出来ません。

つまり、その器機のフィルター性能が全てなのですね。

②集中型3種換気

排気にのみ機械を使う換気手法です。

室内が負圧になるため、外気は各居室にある給気口から、自然に入って来ます。

空気がキレイかどうかは、やはり複数の給気口に付属するフィルター性能によります。

 

蛇足ですが、3種換気の方が空気汚いですよ。なんて書けるのは隔世の感があります。

以前は、1種換気は給気のダクト内の汚れが掃除できないから、3種換気の方が良い。

という考え方が多かったです。

今考えれば、「外気はキレイ」という前提で初めて成立する理屈ですね。

 

CACICOが考える「良い道具になる可能性」を秘めている換気器機の条件は、ただ一つ

外気の取り入れ場所が一箇所。それだけなんです。

外気清浄機の導入 その3

外気清浄機は3月3日に取り付けたので、今日(6月6日)で、約三ヶ月。

デシカのフィルターも同時に交換していますので、そのフィルターを見てみましょう。

右が新品で、左が使用後3ヶ月。(1日だけ、トルネックス清掃のため未稼働の日があった)

表面は、まぁまぁ綺麗。

s-IMG_9645_DxO

ひっくり返してみると、それなりに黒くなっているのが分かります。

s-IMG_9646_DxO

デシカのPM2.5対応フィルターは二層構造。

表面は比較的荒く、裏面は細かいです。

これは大きめの粒子を採る層と、小さな粒子を粒子を採る層を分ける事によって、目詰まりを減らすのでしょうね。

集塵効率は96%以上なので、取り残しは数%のはず、

期待よりは、ちょっと汚れている感じがします。

 

トルネックス無しで、6ヶ月使用した状態の写真と比べてみます。

IMG_5140_DxO

IMG_5141_DxO

しっかりと真っ黒です。(3ヶ月と6ヶ月を比べてすいません)

フィルターが汚れると、デシカは風量を上げて必要給気量を確保しようとするのですが、

ファンの圧力が上昇する訳ですから、異物をプッシュアウト(押し出す)してしまい、濾過精度は低下します。

濾過精度の低下は、空気を汚すだけでは無く、換気装置の寿命にも影響します。

デシカのフィルター取付部近辺は、これまで結構汚れていたのですが、それはほとんど無くなりました。

なのでトルネックス導入で、デシカにかかる負荷が大きく軽減されたと評価しています。
① 何と言ってもデシカ内部が綺麗になった
② フィルターが目詰まりしないので、ファンの回転数を低く抑えられている(ハズ)

もっとも、現段階ではデシカ側のフィルターが不要とは言えないですね。

トルネックスのフィルターは、定期的な洗浄が必要(簡単ですけどね)。

乾燥時間も必要なので、トルネックスを稼働できない日が年に2回は発生する。という理由もあります。

同じ6ヶ月でフィルターの汚れを比べたいので、それは後3ヶ月ほど待って下さい。

外気清浄機の導入 その2

前回は少々脱線してしまいましたが、まとめます。

従来(濾過)式のフィルターの特徴。

① 再使用可能なものは低性能。

② 高性能な物は使い捨て、かつ目詰まりしやすいので、頻繁な取り替えが必要。

となります。

②の解釈として、「お金があるから大丈夫」という太っ腹な方もいらっしゃるかも知れませんが、問題は単にコストだけではありません。

s-image6

図にある通り、取付開始直後から、換気風量の低下が始まる。

つまりフィルターの交換時期とは、風量不足の時期と考えるべきなのです。

これって、結構大きな問題点です。

これをサクッと解決出来るのが、トルネックスなんです。

取付は至って原始的です。デシカの外気導入側のダクトにトルネックスを挟み込む。

それだけです。

s-IMG_8928

スペースさえあれば問題の無いお仕事でした。

外気清浄機の導入 その1

今年の上旬になりますが、デシカに空気清浄機を取り付けました。

それがトルネックスです。

正確には外気清浄機と言うそうです。

デシカには、虫などの大きなゴミを取るプレフィルター+メインのフィルター

という二段構えですが、デシカのメインフィルターは

標準品 = 洗って再使用可能 = リーズナブル = 粒径の大きなゴミ

高性能 = 使い捨て = 結構高い = 花粉が採れる

PM2.5対応 = 使い捨て = もっとも高価 = PM2.5が採れる

という三種類の選択があります。

高性能で初めて花粉(30~50μm)が採れるのですから、

標準品は埃が採れる程度なんでしょうね。

建物内の空気環境も考えて、PM2.5対応フィルターを使ってきたのですが、

1~2カ月で真っ黒になり、頑張って半年でした。

フィルターが黒くなること自体は良いとしても、引き換えに風量が落ちているのが不満点。

給気と排気にそれぞれファンがあるのが一種換気なのですが、デシカの場合、給気量と排気量を同じにしようと、頑張ります。

つまり給気フィルターが目詰まりして、空気の流入量が減ると、ファンの回転を増やして風量を確保しようと試みます。

以前点検モードで確認した時、排気ファンの1.5倍ぐらい電圧がかかっているのを観たことがあります。

それでも給気量が確保出来ないと、どうなるか? 

デシカは故障メッセージを出してストップします。

私もデシカをストップさせ、フィルターを差し替えた経験者なのです。

つまり一般的なフィルター(濾過式という)は、

低性能フィルターでは、汚染物質が素通りし、

高性能フィルターでは、寿命が短く、場合によっては給気量が確保出来ない。

と言う関係性にあるのです。

なので、ざっくり低性能と高性能の簡単な見分け方は、「繰り返し使用可能」かどうかです。

高性能の基準を花粉が採れるとします。花粉のサイズは30μmぐらいから。

30μmをmmに換算すると0.03mm。これを採取できる洗浄して再利用出来る・・・

普通の濾過式フィルターは、目詰まりしてしまって初期性能が担保出来ないでしょう。

つまり、「繰り返し使える濾過式フィルターは低性能」と覚えてて問題ありません。

もちろん、使い捨てだから高性能と言う訳ではありません。

洗浄すれば再利用可能 = 低性能

使い捨て = 高性能の可能性がある

と言うのが現実です。

ホーム > アーカイブ > 2018年6月のアーカイブ

検索
Feeds
Meta

ページの上部に戻る