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外気清浄機の導入 その4

国が考える24時間換気の根本は「外気はキレイ」です。

二酸化炭素とホルムアルデヒド等、室内で発生する物質の濃度に関しては、正しいかも知れません。

ですが外気がキレイでないのは、PM2.5や黄砂を持ち出すまでもなく、網戸の汚れを見れば一目瞭然です。

24時間換気の場合、網戸の汚れ全てが、口径100のダクト一点に集中するのです。

なかなか壮絶な汚れでしょうね。

さて、自身も花粉アレルギー持ちなので、家の空気をキレイにしたい。という気持ちは強いです。

その観点から考えると、集中型24時間換気システムは、良い道具になる可能性を秘めています。

 

24時間換気は、現在の住宅において設置が義務づけられています。

ですが、「良い道具になる可能性」を秘めているのは、その一部だけ。

個別換気、及び集中型でも3種換気は、私的には該当しません。

(空気をキレイにするという意味においてです)

その説明を。

①個別換気

居室単位で、給排気の器機を取り付ける方法です。

居室、寝室など、人が長期間滞在する部屋に、給排気を1台でこなす器機を取り付けます。

器機は完全に1台で完結していますから、後から手を加えることが出来ません。

つまり、その器機のフィルター性能が全てなのですね。

②集中型3種換気

排気にのみ機械を使う換気手法です。

室内が負圧になるため、外気は各居室にある給気口から、自然に入って来ます。

空気がキレイかどうかは、やはり複数の給気口に付属するフィルター性能によります。

 

蛇足ですが、3種換気の方が空気汚いですよ。なんて書けるのは隔世の感があります。

以前は、1種換気は給気のダクト内の汚れが掃除できないから、3種換気の方が良い。

という考え方が多かったです。

今考えれば、「外気はキレイ」という前提で初めて成立する理屈ですね。

 

CACICOが考える「良い道具になる可能性」を秘めている換気器機の条件は、ただ一つ

外気の取り入れ場所が一箇所。それだけなんです。

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