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2016年8月のアーカイブ

アニメカットと演技 ネタバレ無しのシン・ゴジラ

シン・ゴジラを観てきました。

それも複数回、・・・回数は秘密です。

日本の特撮映画には、結構長い間、裏切られてきました(勝手な見解)が、

今回は久しぶりに違いました。

昨年「進撃の巨人」で致命傷を負ったため、「テラフォーマーズ」は当然スルー、

しかし、ゴジラの新作とあらばと、討ち死に覚悟で観に行ったのですが、

これがもう、SFファンなら花丸あげたいほどの出来。

シン・ゴジラの評論は、ネット上に大量にあるため、あまり被らない視点で書いてみます。

今回の映画が良く出来ていた理由の一つ。

それは通称「アニメカット」と呼ばれる、細かいカット割りにあります。

短いカットを、連続で繋いでいく手法なんですが、

このお陰で、役者の「オーバーアクト」が抑制できてるのです。

劇場などで、映画の予告を数編観ると分かるのですが、

「私の泣き芝居を観て」的な演技がガンガン流れます。

でもまぁ日本の日常では、そんな「オーバーアクト」に出会う機会なんかありません。

と言うか、「ものすごい状況下」に置かれても、

そんな風に「喜怒哀楽」を剥き出しにする人は、極めて少数派。

ぐずっている幼児ぐらいではないですかね。

なのに、映画の中では「ここが感動ポイント」ですよ、と名札ぶら下げて、

役者の「喜怒哀楽」演技が、延々と続く事が多いです。

外国映画であれば、言葉が聞き取れない事もあって、「まぁそんなもんかな」と見逃せるのですが、

自国語でやられると結構辛いのです。

ですがシン・ゴジラでは、「専門用語てんこ盛りの長台詞」と「ごくごく短いカット割り」という組み合わせで、

役者にオーバーアクトを強制しないのです。

ほんのちょっとした口調の変化とか、スマホにちらっと写る待ち受けの家族写真とか、

そんな一コマだけで、「感情」は十二分に伝わるんですね。

昔観たハリウッド映画のワンシーン。

レモネードに「砂糖を入れるか」と尋ね、客が「うん」と言った瞬間、

大さじてんこ盛りで2杯投入したシーンを思い出しました。

味覚も感情も、少なめが日本人には良いのです。

トイレに窓は必要か?

今回のお題は、トイレの窓です。

住宅設計の基本ルールとして、窓の無い部屋は作りません。

日光が積極的に不要な、ウォークインクローゼットは別ですけど、

それ以外は必ず窓を付けますね。

逆に、トイレや脱衣室等に、プラン的な制約から窓を取れない場合。

「無窓」な部屋、と言うことで、ダメプランの烙印を押されたりします。

その上でCACICOは、

「トイレに窓は不要」

だと考えます。

もちろん条件次第です。

北面なら   あっても良い

南面なら   庇があればあっても良い

東と西は   無い方が良い

と、考えるのです。

その理由を書いてみます。

トイレに付ける窓の面積はどれくらいでしょうか?

縦60㎝×横45㎝ぐらいかな。

こんな小さな窓の一つにグダグダ言って・・・

と思われるかも知れませんが、まぁお付き合い下さい。

まず、必要な理由を考えてみます。

① 明かり取り

② 換気

この二つだと思いますが、②の目的で付ける人っているのでしょうか?

最近は、全館集中換気に繋ぎ込むか

人感センサーと連動した局所換気のどちらかでしょうから、

 

トイレに入るから窓を開ける。

トイレを使用したから窓を開ける。

または、トイレの窓は基本開けっ放し。

 

このような生活をされている人って、新築住宅においては少ない気がするのです。

なのに何故、現代において、トイレに窓が付いているのか?

残る理由は、明かり取りですね。

確かに無窓のトイレを使用するときは、照明器具が必要です。

なので、日中の無窓は、無駄な電気代が発生すると言えます。

ですが、窓を付けることによって失うモノもあります。

それが「熱」です。

そんな小さな窓一つで・・・

と思われるかも知れませんが、

先ほど例に挙げた60㎝×45㎝の窓は、面積にして0.27㎡。

一方トイレの基本的な面積は0.5畳ですから、

これを6畳に換算したら、0.27㎡×2×6で、3.24となります。

一方、一般的な掃き出しサッシの寸法は、2.1m×1.6m=3.36

ほとんど一緒。

つまりトイレに小さな窓を付ける事と、6畳間に掃き出しを1つ付ける事は、

熱的には同じ意味なのです。

一方、

トイレは滞在時間が短く、ほぼ座っているだけの場所なので、

明かりの重要性は、結構低いと考えます。

トイレにおける窓の可否は、

明かりを採るか、熱的な有利を取るか。

という選択なんですね。

曲面外壁の施工

壁に曲面、つまりアールが欲しい。

と言う要望がありました。

曲面と言っても、いろいろですが、

今回は外壁から軒先にかけて、大きくアール加工が欲しい。

と言うとっても特殊な要望。

アールの全長は、30メートルを超えます!!

発泡スチロールの特徴は、何と言っても、その形状の自由度です。

どんな形にでも加工が可能。

しかも軽いですから、建物への負荷を考える必要がありません。

どちらかと言うと、断熱材が厚くなる分だけ快適性能がアップするでしょうね。

今回準備したのは、こんな感じです。

s-IMG_6219_DxO

一つの全長が、2メートル有るのですが、これと、役物を準備

これでも、一部分ですが、手前に転がっている4つが役物です。

s-IMG_6225_DxO

外壁施工と言うよりは、原寸大の模型を作っている感じ。

一番問題と考えていたのは、斜めの屋根と水平の屋根が当たる出隅です。

現場合わせだと美しくできないと判断して、工場で加工してもらいました。

上手に説明できなくて恐縮ですが、

水平と3.5寸の勾配ラインを取り合わせるのが大変なのです。

なので、一個だけ作成して、現場あわせをしてみました。

s-IMG_6176_DxO

3Dキャドで設計して加工してもらったのですが、高さが15mm長かっただけで、

バッチリと収まりました。

加工精度と、大工さんの現場精度に感謝です。

さて、その上で施工の開始。

まずは、キーになる役物から取り付けます。

s-IMG_6230_DxO

後から作業しづらい場所や補強が必要な場所は、モルタル&メッシュで固めています。

役物を取り付けてから、間を埋めていく作業です。

s-IMG_6238_DxO

s-IMG_6237_DxO

アール感が伝わるでしょうか?

s-IMG_6271_DxO

後ワンピースで、この曲面は終了です。

こちらのお家は、色んな曲面があるので、引き続き紹介していきますね。

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