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2012年12月のアーカイブ

CACICOの考える外皮 透湿性

長寿命な屋根材で話をしましたが、

CACICOの家の構想が固まってきました。

屋根、外壁ともに特徴を上げると

透湿性、シームレス、長寿命

です。

まず、一番大切な透湿性。

透湿性って何か特別な感じがあるかも知れません。

で、服に例えてみます。

一番近いのは合羽(かっぱ)というかレインウェアです。

レインウェアは傘をささないのが前提なので、防水性は欠かせません。

なのでローコスト品はビニール製です。

確かに雨は防げます。

冬の寒い時期であれば少しはましですが、作業なんかをした日には

雨に濡れなくても、汗まみれになってしまいます。

そこで対処療法として雨のかかりづらいところに空気穴を付けたりします。

でも高性能なものになると、生地自体に透湿性を持たせます。

有名な商品としてはゴアテックス

雨風をしのぎ、汗は放出する。

私は以前、山登り(可愛いレベル)をしていた事があるのですが、

もう、全くと言っていいほど快適性が違いました。

人も家も、外皮には防水性+透湿性が必要なのです。

この続きは、2013年に続きます。

長寿命な屋根材 その2

これ何か分かりますか?

脱気筒という名前で、屋上のシート防水時の必需品。

シート防水というのは、文字通りビニール系のシートを屋上に敷設する屋上防水。

その時の問題点は、下地の含んでいる水分の逃げ場がなくなる事です。

 

RC(鉄筋コンクリート)造の建物は、新築時に余分な水分を多量に含んでいます。

それは、数年かけて少しずつ蒸発していきます。

ですが、その間屋上の防水をしない。という訳にはいきません。

また既築物件でも、降雨や室内で発生する水分によって、

コンクリートは常に湿気の吸放出を行います。

そこで問題になるのがシート防水です。

コンクリートが放出する水蒸気が、シートで遮られ

シートの下で、水ぶくれのようになってしまうというトラブルが多発しました。

その対処療法で考え出されたのが、前述の脱気筒と言う訳。

でも、はっきり言って邪魔ものです。

フラットな屋上に、点々と立つ脱気筒。

透湿性のあるシート材があったら問題ないのですが・・・

と探したところありました。

サーナルーフという商品です。

特徴は

水蒸気透過性がある。

耐候性に優れ、30年の寿命。

一般的なシート防水は10年ですが、こちらはその3倍の寿命が・・・

溶剤による接着剤ではなく、熱風による熱融着。

溶剤による接着は、溶剤自体の耐久性が防水の寿命となります。

ですが熱融着は異物がありませんので、ホントの意味でシームレス

CACICOの屋根にピッタリな性能です。

今回の改修工事は、サーナルーフを導入します。

当然、下には断熱材を敷き込みますよ。

今って円高?円安?

27日にNHKでこんな放送をしています。

発言者は、NHKの解説委員。

NHKによると解説委員とは「各分野のスペシャリスト」なのだそうです。

今回の山田伸二解説委員は、経済と国際金融が専門との事。

全文はホームページにアーカイブされていますので、興味がある方は見てください。

私は、読んで倒れそうになりましたが、

今回はタイトルに絡むところだけ転載しました。

 

(円安が本当に良いこと?)

そもそも、円安が、本当に良い事なのでしょうか。

確かに、円安になれば自動車や電機などの輸出産業は為替差益で、収益は改善します。

しかし、ヨーロッパの自動車メーカーは、ユーロ高でも輸出価格を上げているのに、日本の車は円高で価格を上げられない、こうした競争力の落ち込みが根本の問題です。

円安で競争力を回復させ経済を再生させるというのは、楽観的では無いでしょうか。

経済全体を見ても、ドルなど外貨建でみると、輸出額より輸入額の方が多くなっており、今や、日本全体では円高の方がメリットが大きくなっています。

原発が止まりLNGの輸入を増やさなければならない今、円安は首を絞めかねません。

円安のデメリットも視野に入れて、考える必要があります。

 

いわゆる「印象操作」ってやつですかね。

経済の話をする時に、「円安が」、「円高が」としか発言しない人は信用出来ません。

というか、議論にならないのです。

>そもそも、円安が、本当に良い事なのでしょうか。

すごい問いかけです。

真面目に返事をすれば、

あなたの言う「円安」とは、対ドルで何円が円安なのですか?

という質問をせざるを得ません。

でもこの人は、一時期の対ドルレートが75円であり、

現在86円だから円が安くなっている。

と言っているだけなのです。

正しくは、現在の1ドル86円と言うのは、適正な価格なのでしょうか。

と問いかけるべきなのです。

まぁ、それでこの文章への突っ込みは終了なのですが、もうチョットだけ。

>ヨーロッパの自動車メーカーは、ユーロ高でも輸出価格を上げているのに、日本の車は円高で価格を上げられない、こうした競争力の落ち込みが根本の問題です。

この人の脳内では、ユーロ高と円高が同居しているのですね。

現実世界では、ユーロ高と円高は同居していません。

2008年の1ユーロ=168円から現在の1ユーロ=113円(一時期は97円)まで、ひたすらユーロ安です。

因みに対ドルで考えても、ユーロは下がり続けています。

ヨーロッパの自動車メーカーと言うのも、あまりに大雑把。

正しくは、ドイツの自動車メーカーだけがユーロ安を背景に輸出を伸ばしているのです。

蛇足ですがフランスやイタリアの自動車メーカーは、ユーロ安なのにボロボロです。

>経済全体で見ても、ドルなど外貨建てでみると、輸出額より輸入額の方が多くなっており、今や日本全体では円高の方がメリットが大きくなっています。

輸出額より輸入額の方が大きいって、それって貿易赤字と言います。

資源輸入国である日本が、「貿易は赤字体質で良い」と本気で考えているのでしょうか。

 

こんな人が解説委員だなんて、NHKさん冗談は止めて欲しいです。

圧力鍋ってすごい

良く食事をしている友達が

「圧力鍋は良いよ」

と言うので、使ってみました。

「3月のライオン」の最新刊でも、

とてもおいしそうな角煮を圧力鍋で作るシーンが。

って全然関係ないですよね。

初めはシンプルなモノが良いかなぁと思って、

風呂吹き大根に挑戦。

加熱10分、圧力が下がるまで15分ぐらいでしたかね。

ひたひたに出汁を張った状態から、ここまで変化。

加熱開始から、30分でホロホロの風呂吹き大根が。

けっこう幸せ。

普通は出汁だけなのでしょうが、こそっと薄口醤油を入れてます。

長寿命な屋根材 その1

外壁に関しては、理想型がイメージできています。

ですが、ず~っと引っかかっている事が一つ。

それが屋根の仕上げ材。

屋根と壁は必要な性能が、同じようで違います。

それは、

屋根材には防水性能が必要だからです。

と書くと、

「えっ?外壁にも必要なのでは」

と思われるかもしれません。

ですが、

屋根と外壁には、防水に関して大きな差があります。

防水には一次防水と二次防水があります。

一次防水は、仕上げ材の防水

二次防水は、下地の防水

を指します。

外壁は二次防水がメインで、一次防水は付属的なモノ

(でなければ、木製サイディングなんか成立しません)

ですが、

屋根は、一次も二次も、高レベルな性能が求められます。

特に屋根の勾配(傾き)が緩やかになればなるほどシビアです。

さて、私が屋根材に求める性能とは

①防水性能

②透湿性能

③シームレスな仕上げ

④断熱材の上に施工できる

この4つです。

CACICOの外壁と、基本同じです。

でも、外壁を屋根に貼る事が出来ないのは、前述のとおり。

①の防水性能、正確に言うと、一次防水性能が担保できないのです。

でも、ようやくイメージに近いモノを見つけました。

それは・・・

お天気さんありがとう

なんとか天気が持ちました。

先週は天気が安定せず、補修工事が年を越すかも?

という不安もありました。

ですが流石、晴れ男。

今年中の工事完了が読めました。

足場を架けたまま年を越すか越さないかは、結構な差があります。

やはり新しい年は、スッキリとしたかたちで迎えたいですものね。

RCの窓をどうするか?

あまりマジマジと見たことないのですが、これが鉄筋コンクリート(RC)の納まりです。

リフォームでサッシをどう取りつけるかの打ち合わせ。

RCにサッシを取りつける作業は、溶接固定です。

ですので、

サッシの枠を取り外す=ぶち壊す

という行為と同じ。

構造体をぶち壊す事は、強度的にも、コスト的にもお薦めできません。

なので、飛び出している水切を切断した上で、一回り小さいサッシを取りつけることにしました。

言葉で話しても分かりづらいですので、

これはリアルタイムで説明します。

で、今回はサッシをペアにしようかトリプルにしようか悩んでいました。

見積を取ってみると・・・

そんな大きな差がない。

1年前なら、3倍ぐらいの値段差があったのに。

変化が早いです。

空気が静か

暦の上では三連休。

という事で、我が家も片付け転じて大掃除が行われました。

もう少し厳密に言うと、

なし崩し的な大掃除に・・・

事の発端は、ポチした圧力鍋が届いた事。

で、これの収納場所を・・・と考えていると、

台所周りを片付けなきゃ、

ついでに食器棚を整理しなきゃ、

あぁ、窓も拭いた方が良いな

ほったらかしていた衣替えも

などと、気づくと大掃除でした。天気も良かったし。

私は根が適当なので、「掃除=捨てる」です。

で、気づくとパンパンに詰まっていた食器も

こんな感じで隙間があると、なんかすっきりです。

クリスマスに何やってるの?という気もしますが、

家の中の空気が静かになった感じです。

日本の湿式外断熱システム

以前、日本の仕上げ材には、透湿性のある材料がない。

という話をしてきました。

でも、それは間違いだったので、ここで訂正いたします。

日本メーカーで2社あります。

野原産業   パッシブウォール透湿タイプ

アイカ工業  アージュレックス工法

です。

どちらも、カタログ上に透湿性がある。

と謳っていました。

というか外断熱工法の専用仕上げ材なので、当然ですね。

私の知識不足です。

で、ついでと言っては何ですが、外国企業も取り上げておきます。

一番有名なのは

アメリカ

サンクビット社  アウサレーション

だと思います。

ただ、上記の3社はRC構造のみを前提としているのが惜しいです。

その点で行けば

ドイツ

シュトー社   シュトー・サーモ シリーズ

は木造対応も謳っているので、CACICOの外壁に一番近いです。

他にも何社かありますが、それはまた今度。

で、補修工事は?

三回連続、仕上げ材の話をした関係で止まっていた補修工事の続報。

時間が相前後しますが、こちらも仕上げに入っています。

使うのは、ご説明した仕上げ材。

こんな感じで仕上げています。

先日からのネタを引っ張ると、無機質、撥水、透湿性のある材料です。

美しい仕上がり。

これが長期間汚れないのですから、いやぁ、すごいです。

先日来、塗料由来の仕上げ材と比較してきたのですが、

本当の敵は別にいます。

それは自然環境、というかお天気。

仕上げた途端(約半日)に雨が降ってきたりしたら、それでOUTです。

コテのパターンが、流れてしまい、その場所は塗り直しになってしまいます。

ここ数日もはっきりしない天気なので、ビニールシートの屋根をかけたり外したり。

ただ、それだけ自然と親和性がある材料

という話なのだと思います。

農家の方が、自然と対話しながら作物を育てるように、

左官も、自然と対話しながら壁を仕上げていきます。

一つ言える事は

雨男は左官に向かないですね。

仕事がぜんぜん進みませんから。

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