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2012年12月15日のアーカイブ
国民全員英語ペラペラ
- 2012年12月15日 6:00 PM
- CACICOの毎日
数日前、英語が話せるのエントリーで取り上げた橋下氏が、
英語ネタを仕込んだとの事。再度、英語の話を書きます。
スポーツ新聞がニュース元で恐縮です。
▼「1兆円をかけて(国民が)高校卒業するまでに日常会話を出来るようにしたい」
▼「英語をしゃべれないと国際社会では戦えない」
と銀座で演説したとのこと。
これは一種の英語公用化路線ですね。
英語公用化論争は、ずっと以前にもあったことです。
1870年の初頭なので、丁度、明治維新(明治元年が1867年)と呼ばれていた時代の話。
薩摩出身の政治家、森有礼(もり ありのり)が
「日本の近代化は、日本語ではなく、英語で行うべき」
と主張し、
土佐藩士で自由民権運動の思想家、馬場辰猪(ばば たつい)は、
「日本の国力を増すためには、日本語による近代化が必要」
と主張しました。
具体的には、
翻訳によって日本語の語彙を増やし、日本語を話せる人であれば、
政治、経済、あらゆる話に参加できる社会を目指す。
というものでした。
例を上げてみます。
明治の初めに、こんな言葉は日本語にはありませんでした。
Society Modernization Constitution
日本人は、これを下記に翻訳しました。
社会 近代化 憲法
明治政府がどちらを選択したかは、ご存じの通り。
英語が苦手な私としては、明治の人に感謝です。
でも上記に出てくる馬場辰猪は、
グッドモーニングしかしゃべれない橋下氏と違い、
英語の達人だったらしいです。
そんな彼の英語公用化路線への反証は。
①英語と日本語は、言語体系が全く違うために、学習に多くの時間と労力が必要。
②英語学習は、裕福層に有利であり、格差社会化が進む。
③使う言葉によって、国民間で意識の分断が生じ、日本国民としての一体感が育たない。
というものでした。
さて、平成の維新と明治の維新。
英語だけでは無く、政治的にも真逆を突き進んでいます。
明治維新とは?
「江戸幕府の討幕運動から明治政府による天皇親政体制」への体制転換期を指します。
つまり、
黒船に象徴される、欧米列強の外圧から日本を守るために、中央集権化して対抗しよう。
というのが明治維新でした。
ですが、平成の維新を名乗る人達は正反対です。
(海外に打って出るには)、中央集権より地方分権が良いんだと主張しています。
同じ維新と言っても、明治と平成では、まったく逆の主張をしているのが面白いです。
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