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国民全員英語ペラペラ

数日前、英語が話せるのエントリーで取り上げた橋下氏が、

英語ネタを仕込んだとの事。再度、英語の話を書きます。

スポーツ新聞がニュース元で恐縮です。

▼「1兆円をかけて(国民が)高校卒業するまでに日常会話を出来るようにしたい」

▼「英語をしゃべれないと国際社会では戦えない」

と銀座で演説したとのこと。

これは一種の英語公用化路線ですね。

英語公用化論争は、ずっと以前にもあったことです。

1870年の初頭なので、丁度、明治維新(明治元年が1867年)と呼ばれていた時代の話。

薩摩出身の政治家、森有礼(もり ありのり)

「日本の近代化は、日本語ではなく、英語で行うべき」

と主張し、

土佐藩士で自由民権運動の思想家、馬場辰猪(ばば たつい)は、

「日本の国力を増すためには、日本語による近代化が必要」

と主張しました。

具体的には、

翻訳によって日本語の語彙を増やし、日本語を話せる人であれば、

政治、経済、あらゆる話に参加できる社会を目指す。

というものでした。

 

例を上げてみます。

明治の初めに、こんな言葉は日本語にはありませんでした。

Society   Modernization   Constitution  

日本人は、これを下記に翻訳しました。

社会  近代化  憲法

明治政府がどちらを選択したかは、ご存じの通り。

英語が苦手な私としては、明治の人に感謝です。

でも上記に出てくる馬場辰猪は、

グッドモーニングしかしゃべれない橋下氏と違い、

英語の達人だったらしいです。

そんな彼の英語公用化路線への反証は。

①英語と日本語は、言語体系が全く違うために、学習に多くの時間と労力が必要。

②英語学習は、裕福層に有利であり、格差社会化が進む。

③使う言葉によって、国民間で意識の分断が生じ、日本国民としての一体感が育たない。

というものでした。

 

さて、平成の維新と明治の維新。

英語だけでは無く、政治的にも真逆を突き進んでいます。

明治維新とは?

「江戸幕府の討幕運動から明治政府による天皇親政体制」への体制転換期を指します。

つまり、

黒船に象徴される、欧米列強の外圧から日本を守るために、中央集権化して対抗しよう。

というのが明治維新でした。

ですが、平成の維新を名乗る人達は正反対です。

(海外に打って出るには)、中央集権より地方分権が良いんだと主張しています。

同じ維新と言っても、明治と平成では、まったく逆の主張をしているのが面白いです。

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