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2012年6月のアーカイブ

新しい現場

自社で提案する建物だけではなく、多くの人に使ってもらいたい。

そのひとつがスタートしていますので現場をご紹介します。

施工者は西建住宅さん。

若くて、かっこいい社長さんで、大工の棟梁としても一流です。

M邸の現場にも、たびたび足を運んで頂き、納得してからの導入となりました。

まずは、基礎からです。

基礎の外断熱は、リーズナブルな性能アップに欠かせません。

なかなか普及しない理由は、

基礎内部は自然換気で良い。

という造り手の思い込みだと思います。

今までやって来た手法を切り替えるのは、どんな業界でも難しいものです。

さて、そんな感情的な問題を除けば、問題点は大きく三つです。

①シロアリ対策

②床下換気を機械で行う必要がある。

③仕上げ材の選定

今回ご紹介するのは、①のシロアリ対策です。

シロアリ対策は、言い換えると蟻道対策。

普通の基礎でシロアリが建物に侵入するには、

基礎の表面に蟻道という土で作ったトンネルを作ります。

シロアリは、直射日光を嫌うためです。

住んでいる側から見れば、この蟻道を発見することにより、

シロアリの侵入を知ることができるわけです。

ですが外断熱した場合は、

その断熱材自体が、蟻道になってしまいます。

シロアリにしてみたら、わざわざ蟻道を作らずとも

断熱材を食い破っていけば良いわけです。

しかも、外側から発見することは、ほぼ不可能になります。

という理由で、外断熱とシロアリ対策は切り離すことができません。

CACICOが提案するシロアリ対策は大きくふたつあります。

①防蟻断熱材の使用

②物理的障壁の設置

防蟻断熱材はメーカーが10年保証を付けてくれる商品なので、安心も2倍なのですが、

メーカー施工要領に、追加仕様として物理障壁である「シロアリ返し」を設置しています。

写真で、断熱材上部に取り付けた金属部材ですね。

万が一、シロアリが断熱材を食い破って這い上がってきても

このシロアリ返しが最終防衛ラインになってくれます。

・・・シロアリが金属を食い破るのは不可能でしょうから。

建物に到達するには、一度外部に出て自身の蟻道を作る必要があり、

一般の基礎に比べて「シロアリの進入に弱い」という欠点は、ほぼ無くなったと考えます。

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キッチンの裏側

今日、キッチンを取り付けました。

一般的には壁に設置するのですが、今回はこんな通り。

私もこんなシーンを見たのは初めてです。

今回は、キッチンを先に取り付けて、

それから家具を取り付けることにしたからです。

なるほど、キッチンの裏側ってこんな感じなんだ。

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で、家の中はどうなの?

昨日の工事が進みました。

なかなかのよい感じですね。

2階の天井まで貼る勢いですが、それでは何日かかるかわかりません。

2階のフロアーラインに、紐(見切り)を回して、そこでストップです。

もう少しで、板張り終了です。

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家の中はどうなの?

外ばかり話をして、家の中はどうなの?

と思われている人もいるかも知れません。

という訳で、中の写真を少し。

階段回りの造作を進めています。

M邸は「木製の廻り階段+鉄骨のストレート階段」という組み合わせです。

階段が取り付く壁は、ちょっとアクセント。

床材を貼るイメージで壁を仕上げる事にしました。

「良い感じにランダムに貼ってね」

この私の指示が、どんなに大変か・・・

大工さんありがとう。

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おとこたち

時間が少し巻き戻った、仕上げ工事の朝。

集まったのは、5人の精鋭です。

1人の人間では、時間オーバー。

複数いると、個性が出てしまう。

求められるのは、全員が同じ感じにコテパターンをつける能力。

だから、集まった精鋭。

朝、一仕事終えた休憩時間です。
 
私が行くのが遅い・・・
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台風に備えて

うどん県は、四国山脈さんが頑張ってくれているので、台風の被害が少ない。

でも、もしもという可能性はあるため対策は必要です。

今日の午前中には、台風接近に備えて足場のシートを取り外しました。

足場自体は頑丈なのですが、シートを張ったままだと帆を上げている船みたいなモノ。

そこで強風が想定される場合はシートを畳み、その後元に戻します。

今回は工事が最終段階なので、シート自体を撤収することにしました。

足場屋さん、ご苦労様です。

さて、せっかくシートが外れたので外壁のアップを撮影してみます。

左側が下塗り、右側がパターンを付けた状態です。

仕上げは、面ごとに仕上げていきます。

面の途中で工事を止めると、そこで「塗り継ぎ」をしたのだとしっかり分かってしまいます。

なので、出隅か入隅のどちらかまでは塗り続ける必要があります。

今週の月曜日は工事ができたので、見切りやすい(止めやすい)前面を工事しました。

明日は天気が回復するでしょうから、工事再開の予定です。

外壁工事もいよいよ大詰めです。

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阿波番茶を使ったメニュー

春日水神市場を知っているでしょうか?

無農薬、減農薬の野菜・果物などを扱うお店です。

以前は丸亀町商店街の中にあったのですが、今は木太町に移ってしまいました。

丸亀町の壱番街に出店は残っていますが・・・

で、そこの農場レストランは、時々ランチに訪れます。

日曜日(6/17)は阿波番茶を使った一日限りのメニューがある。と聞いて・・・

限定モノには弱い体質です。

まず、阿波番茶とは?

お茶っ葉を釜茹でしてから、桶に漬け込み乳酸発酵させて作るという、とても独特な番茶。

で今回だけのお試しメニューの紹介を。

①阿波番茶めし

②阿波番茶うどん

おひやも、当然ひやひやの阿波番茶。

知らない間にサラダバー方式になってました。

ドレッシングも2種類ほど食べてみましたが、よい感じです。

ちょっとしたパスタもあって結構食べ応えが。

うどんは「たもや」さんの協力で作ったとのことで、ホントにレアな一品です。

色だけ見ると、そばのような。

それにしても、なんでもかんでも「うどん」にしてしまいますね。

さすが自称「うどん県」  (リンク先は、「うどん県」という声が出ます。お気を付け下さい)

違和感を感じない私も同類ですけどね・・・

さて、ランチメニューは、魚か肉かカレーかです。

私の選んだのは

鶏肉のソテーです。

以前食べたカレーもおいしかったのですが、今回の主役は「阿波番茶めし」。

ご飯に、うどんに、ショートパスタ・・・

炭水化物ばっかりやんけ。

ではなく、こんないろんな味を、ちょっとずつ食べられるのは幸せだなぁ。

などと思う、昼下がり。

ごちそうさまでした。

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規則正しい食生活

食事は規則正しいのと正しくないのとどちらが良いですか?

という質問があった場合、ほぼ「規則正しい方が良い」という答えが来るでしょう。

私も同じ返事をするかと思いますが、問題は「規則」の中身です。

普通の流れだと、規則=時間を指します。

一日三食、決まった時間に。という感じです。

では、少し屁理屈を。

規則正しいと言う言葉を「お腹が減ったら」

というのに変えたらどうでしょうか。

今、三食食べている人は、

朝起きても、お昼が来ても、夕食の時間にもお腹が減るよ。

という人が大部分だと思います。

でも、それは本当にお腹がすいているのでしょうか。

もしかしたらパブロフの犬状態かも知れません。

お昼休みになるとご飯を食べたくなるのは、

習慣であって、体の訴えではないかもしれないという話。

空腹になったら食べる。

というのが、体のリズム的には規則正しいのでは、と考えたりします。

新生児はお腹がすいたら、泣いてミルクを欲しがりますし、

欲しくない時にあげようとしても飲もうとしません。

まぁ、勤め人が「体が求めていますので」と言って

仕事中にご飯を食べ出す訳にもいかないでしょうから。

お腹の中が空っぽになった以降に食べる。

という規則が良いのではないかと思います。

お腹の中に「食べ物」があると言うことは、

消化のためにエネルギーを消費しているということです。

食事をしてすぐに運動をするとお腹が痛くなる事があります。

この現象は、エネルギー(血液)が筋肉に集中し、消化系に回らないため起こります。

その理屈で行けば、空腹に近い人が、頭の回転も速くなる気がします。

理由は、頭に回す血液量が増えるからです。

もっとも、空腹に気を取られて仕事が手につかない。

という人もいるかも知れませんけどね。

そう考えると、「お腹が減ったら」と「時間」をどちらも規則正しくする事ができます。

①一日三回食べたい人は、1回の食事量を減らせば良い。

②一度にある程度食べたい人は、回数を減らせば良い。

という事だと思います。

後は、どちらが向いているかだけではないかと思ったりします。

蛇足

運動中に食べ物を摂取する事もあります。

ですが、それはバナナなどの果物であることがほとんど。

何故か?

果物は消化酵素を持っているため、人体のエネルギーを使わず消化できるからです。

病院のお見舞いに果物の盛り合わせを持っていく(いつの話や)という行為は

理にかなっているんですね。

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ちはやふる 第17刊

次巻が待ち遠しい一冊。「ちはやふる」の最新刊です。

以前紹介した「3月のライオン」は、少し重めのテーマですが、

こちらは体育会ノリの百人一首を扱った話です。

スタート時点から良く出来た話だったのですが、最近は、神がかり的な感じが・・・

「登場人物自身が話を創り出していく」と話す作家さんのコメントを覚えています。

「ちはやふる」の作者が言った訳ではないですが、

ホントそんな感じで、かつ過去の話もうまく伏線で入ってくる。

勝手に育っていく登場人物たちを、一つの流れにまとめ上げる手腕がすごいです。

発売直後なのに、アマゾンのレビューもしっかり入っています。

このレビュー、作品により方向性が変わり、それ自体も面白かったりします。

「ちはやふる」の場合、レビューと言うよりは、

友達の噂話で盛り上がっている感じで、違う意味で好感が持てます。

次巻は9月らしいので、それまでお預け状態。

でも、連載は読まずに我慢です。

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仕上げ工事開始

外壁も最終工程に入ってきました。

と言っても念には念を。

まず、捨て塗りを行います。

メッシュシートを挟み込んだ下地は、メッシュが浮き出る程度の薄塗りです。

以前にも話をしましたが、そうでないと逆にクラックの原因となります。

その代わりと言っては何ですが、仕上げ材を2度塗ります。

今日はその第一回目です。

この仕上げ材、特徴は何と言っても汚れづらいこと。

M邸は軒の出が無いスクウェアなデザインなのに、選んだ色は「白」。

よっぽどの自信がないと選択できない組み合わせです。

仕上げ材の性能に関してはボチボチとしていきますので、今日は前振りだけです。

さて週明けから一気に工事を進めたかったのですが、

明日から雨模様が続きそうです。

コテパターンをつける最終工事は人数勝負です。

左官さん5人を投入して一気に進める予定なのですが、工程は天気次第。

来週の後半になりそうな雰囲気ですね。

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