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2015年10月のアーカイブ
骨付きラム肉が、
- 2015年10月28日 11:55 PM
- CACICOの毎日
良い世の中になってきました。
スーパーで生の骨付きラム肉が、売られていました。
なんかテレビで流行ったのですかね。
で早速購入。
何回かチャレンジしたのですが、あっさりめにするとラム肉のクセを強く感じてしまいます。
で、最終的に上手くいったのは、こちら。
ニンニクとハーブでマリネして、
魚焼き器でグリル。→油がしっかりと落ちる
でもってトマトソースで軽く煮込む
美味しい! けど毎日食べるものではないですね。
スーパーの棚から無くならないように祈ってます。
Low-Eいろいろ
- 2015年10月27日 11:55 PM
- 「かしこい家」の性能
Low-Eガラスは、大きく2種類に分かれます。
遮熱タイプと断熱タイプですね。
遮熱タイプ→日射遮蔽タイプ
断熱タイプ→日射取得タイプ
とも呼ばれます。この方が分かりやすいですね。
グレードが同じであれば、断熱性能が変わらない2種類ですが、
(厳密には遮熱タイプの性能が少しだけ良い)
日射に対する考えが大きく違うのですね。
旭硝子のサンバランスで比較してみます。
μ値(日射熱取得率)
一般ガラス 0.89
ペアガラス 0.80
遮熱タイプ 0.39
断熱タイプ 0.61
大分差があります。
可視光や日射の透過率も変わりますので、
断熱タイプの方が、素直に明るいです。
なので、
冬のことを考えたら断熱タイプがお薦めで、
夏のことを考えたら遮熱タイプが有利です。
と言っても、季節によりガラスを変える訳にはいきませんので、
地域とか方角(家の向き)によってガラスを変えたりします。
以前は、ざっくり
寒い地域は、断熱タイプ
暑い地域は、遮熱タイプ
という区分けだったりしますが、
最近は真面目に考えて
南 断熱型
東・西 遮熱型
北 断熱型
という提案をする人もいます。
ポイントは南に断熱型を持ってきているところ。
これは、
夏場の日射遮蔽は庇で行って、冬場は日射取得してやろう。
という前向きな発想ですね。
この発想自体は悪くないと思いますが、
先述した通り、自分が建てる地域の気候や、家自体の方位を考えてから。
特に方位は問題です。
一口に「南」と言っても、南西~真南~南東のどこに該当するかによってまったく違うのです。
うどん県においては、高断熱住宅の「日射取得」は出来るだけ控えめで。
が正しいです。
この辺り、料理の味付けに似ている気がします。
薄い味付けを濃くすることは簡単でも、濃い味付けを薄くするのは難しいのです。
却って分かりづらい例えかも・・・
後、日射取得において一つだけ留意点を。
それは家具や布地などの日焼けです。
紫外線透過率のデーターを
一般ガラス 74.3%
ペアガラス 59.8%
遮熱タイプ 17.4%
断熱タイプ 27.8%
何事も良い事ばかりではないのです。
日射取得開始か?
- 2015年10月26日 5:41 PM
- 「かしこい家」の性能 | デシカ日記
今朝は肌寒い朝でした。
室温も夏以降初めて26℃を割ったので、
日射取得の時期に入ったようです。
今までは27℃前後だった室温が、
真冬に向けて低下していく過程の始まりです。
ここからは、
日射取得で、どの程度「熱」を確保出来るかが大切。
当然ながら曇りや雨の場合は、日射熱が期待できませんし、
季節と共に、室温をジワジワと失っていくのです。
住宅における温熱環境の設計は、
「冷房・暖房」の時期を如何に短く出来るかが腕の見せ所。
と言っても、
「冷房」期間を短くする設計と「暖房」時期を短くする設計は
基本的に両立が困難。
「冷房期間を短くしたい」場合は日射遮蔽に力を入れます。
一方
「暖房期間を短くしたい」場合は、日射取得が大切。
この2つはトレードオフの関係なのです。
なので地域によって、設計のさじ加減が変わります。
寒い地域は日射取得を、
暑い地域は日射遮蔽を、
重要視するのです。
うどん県の住民であるCACICOは、当然ながら日射遮蔽を有利側に設計しました。
最後に蛇足を
外付けブラインドは、日射遮蔽と日射取得の両立に非常に有利です。
ですが、ブラインドだけに頼るのはお薦めできません。
何故なら、夏期にブラインドが閉めっ放しになるからです。
景色を見ることが出来ないのは、嬉しくないですよね。
またブラインドに日射が当たるのですから、少なからず輻射熱が発生します。
ですので、外付けブラインドを付けるからと言って
庇の有効性が無くなる訳では有りません。
あくまで基本は庇。
でもって、必要に応じて外付けブラインドを追加する。
というのが正解なのです。
亀の子と言えば・・・
- 2015年10月25日 11:55 PM
- CACICOの毎日
亀の子と言えば、たわしですよね。
なので社名も、亀の子束子西尾商店と言います。
ですが今回購入したのは亀の子スポンジ。
パッケージも良いですね。
ホワイトが売りらしく、透明のパッケージをUVカット仕様にして黄変を防いでいるらしい。
一時期この手の商品は、メイドイン韓国・中国が多かったのですが、
ここ最近は日本製が増えてきました。
パッケージに大きく日本製と書いているのは、結構当たり前に・・・
さてスポンジは消耗品ですけど、値段だけで選ぶと何か寂しい感じがします。
見た目は◎なので、後は使い勝手ですね。
ホワイトが長持ちしてくれると嬉しいのですけど・・・
人参サラダの秘密
- 2015年10月24日 4:00 AM
- CACICOの毎日
千切りが面倒だ!!
ということさえクリアできれば、簡単な人参サラダ。
スライサーで薄切りしてから、何となく包丁を使ったので、形が適当に・・・
その後は超簡単。
茹でて甘酢で和えるだけ。
さて今回はひと味違う仕掛けがあります。
写真から分かった人は凄いです。
実は知り合いから柿をもらったので、一緒に混ぜ込んでみました。
個人的に人参サラダは甘めな味付けを目指します。
なので、干しぶどうなんかを入れるのですが、今回は完全な保護色。
あっ、写真撮影用に取り分けていますが、基本丼いっぱい作ってます。
火を通すと、野菜は結構食べられます。
葉っぱサラダの上に散らしても、アクセントになって良いですから数日は楽しめます。
日射遮蔽の方法は
- 2015年10月23日 9:17 AM
- 「かしこい家」の性能
ここ最近、秋という季節における日射遮蔽を取り上げているのですが、
なかなか一筋縄ではいきません。
太陽の高度がかなり低いからです。
外付けブラインドがあれば問題無しなのですが、
費用もそれなりにかかりますので、そんな特殊装置は別枠とすると、
①できるだけ庇を出す。
②窓の大きさは縦方向では無く、横方向に広げる。
と言うのがCACICOの提案なのですが、まぁこれも異論だらけでしょう。
特に掃き出しサッシは、日本人の遺伝子に組み込まれていると思う程の人気ぶり。
建築雑誌を見ても、「掃き出しサッシてんこ盛り」の家がいっぱい。
(床から直ぐにガラスが始まる家って多いです)
これに関しては以前
でまとめましたので、是非そちらを読んで下さい。
一言で言うと「見た目以外に良いとこ有るの?」です。
さて外部の日射遮蔽と言えば、日本的には「よしず、すだれ」
そうでなければ外付けロールスクリーン。
これも書いたことがあります。
今日は家の内側の話を。
室内の遮熱は室外より落ちますが、
何せ外で遮熱出来ないのですから仕方有りません。
順番を付けると、一般論としては
①ブラインド ②ロールスクリーン ③カーテン
という感じかもしれません。
日射遮蔽なのでフラットで隙間がない方が有利。
①と②の差は、微調整できるかどうかの違いです。
ロールスクリーンは全開と全閉しか選択肢が無いですが、ブラインドは細かい調整が出来るのですね。
日射侵入は低い位置から始まるので、ロールスクリーンを途中で止めると意味がないのです。
特に遮熱しながら通風したい。
とか
明かりをちょっとだけ入れたい。
となったら、ブラインドがもっとも融通が利きます。
機能的すぎて、家のデザインと合わない事がある。
というのが問題かも知れませんけどね。
まとめです。
①長い庇 ②背の低い窓 ③遮熱ブラインド
この三点が、蒸暑地域の家造りには必要。
特に、高断熱になればなるほど重要度が上がります。
太陽の熱
- 2015年10月22日 1:00 PM
- 「かしこい家」の性能
太陽からの熱って、季節によって違うんですね。
これは簡単に言うと、地球が23.4度傾いて自転しているから。
夏→秋→冬と、
太陽の光が、どんどん斜めに当たるため、熱エネルギーが拡散するんですね。
で、どの程度違うのか考えてみました。
夏至と冬至の南中高度から類推してみます。
夏至を100とすると、
冬至は65(ぐらい)
という感じだと思います。
文系の適当計算ですので、理系の方怒らないでくださいね。
因みに夏至って6月末ですけど、ホントに暑いのは8月。
このズレは、
地球が熱で暖まる→空気が暖まる
という時間差の問題です。
1日の中でも太陽高度が一番高い12時より、
最高気温は2時ぐらいになりますよね。
それと同じです。
さて話を戻します。
今年の夏至は6月22日で、冬至は12月22日。
今日は10月22日なので、77%ぐらいの熱量ではないでしょうか。
これは1日の熱量ではなく、平米辺りの熱量です。
日の出ている長さも違うので、1日に換算すると総量はもっと少なくなります。
今回はガラスに当たった熱を考えているので、
最高に暑い時期の77%ぐらいの熱が、窓ガラスに当たっている訳です。
これって結構厳しいですね。
CACICO的には、9月後半からガラス面に直射日光が当たりだしたのですが、
それは、長い庇と、腰高の窓という遮光条件ですら、という話。
(庇1メートル、窓の高さ1.5メートル)
普通の庇と掃き出しの窓であれば、
(庇50センチ、窓の高さ2メートル)
8月後半から日が当た始めるのではないかと想像します。
窓に直射日光が当たる。
と言う事は
如何に性能が良いガラスでも、室内に熱が入ります。
その実験が前回のブログ。
さて、そこで何が起こるか考えてみます。
家が高断熱であった場合は特にですが、
室温がドンドン上がります。
(もちろん室内に入り込む日射の量によりますが)
そこで問題なのは、住宅に装備されている熱交換換気扇。
今までも何度となく書いてきましたが、
熱交換換気扇とは、室内の温度を守ろうとする換気装置。
なので、日射熱を取得した室温を維持する方向で動きます。
夕方になって外気温が下がったとしても、住宅内の室温は高止まりします。
高断熱+熱交換換気という仕掛けが災いするのですね。
外気が快適な秋だからこそ、遮熱対策はものすごく重要だと考えるCACICOです。
Low-Eガラスの現実
- 2015年10月20日 8:28 PM
- 「かしこい家」の性能
前回はLow-Eガラスの能力について書きました。
現実的にはどうなの?
と思われる方もいると思うので実例を。
今日(10/20)のうどん県は、なかなか暖かい日でした。
車で走っているとエアコンを切ることは不可能でしたね。
お昼過ぎ、普段キッチンに置いている温湿度計を、日差しのあたる床に置いてみました。
ワザとブラインドを開けてからです。
室温は27℃だったのですが、ほんの数分で38℃まで上がりました。
これが日射で入って来た熱のチカラです。
ガラスは、ほぼ最強のトリプルガラスのダブルLow-E仕様。
と言っても
10月の現在には嬉しくない「熱」ですが、11月に入れば有り難い「熱」になるのです。
人って勝手ですよね。
Low-Eガラスと家造り
- 2015年10月19日 2:00 AM
- 「かしこい家」の性能
Low-Eガラスの復習から、
Low-Eは日本語に訳すと、低放射と言う意味。
特殊な金属膜をコーティングして、熱をカット出来るのがLow-Eガラスです。
Low-Eガラスが全て複層ガラス(ペアやトリプル)なのは、
断熱性能を上げると共に、金属膜を守る意味もあります。
さて、このLow-Eガラス。
素晴らしいモノではあるのですが、性能が一人歩きしている感もあります。
光を取り入れるけど、熱は入れない
とか
〇〇%以上熱をカットする
(〇〇にはお好きな数字を入れてください)
とか
聞いてしまうと、
なんだ、それならLow-E入れとけば遮熱対策OKじゃん
と思う人が(造り手側にすら)多いのですね。
そんな風潮に、敢えて(文系的な)疑問を投げかけます。
そこまで遮熱出来るのなら、冬は寒いでしょうね。
「冬は窓からの日射熱で、家の中が暖かく」
こんな台詞を聞いたこと有りませんか?
CACICOの経験でも、冬の日射熱は大切です。
と言うか、
トリプルガラスのダブルLow-Eという最強仕様
だったとしても、
窓に直射日光が当たれば、室内に熱が入ってきます。
イエ、入ってくれないと困るのです。
だって冬の暖房負荷が格段に増えてしまうから。
冬に日射熱を取得できるガラスが、
夏に日射熱を遮蔽 ・・・できる訳ないですよね。
もちろんシングルガラスと比べれば、格段の性能を持っていますが、
それでもその遮熱性能は、冬に熱取得できる程度の性能なのです。
なので
高断熱住宅の快適は、窓に当たる日射のコントロール次第
だと思ってください。
蒸暑地域の方は特にです。
窓と庇の配置、つまり家造りのプラン段階で、
快適かどうかの答えは出ているのです。
巨大植物が育つ家
- 2015年10月18日 11:17 AM
- デシカ日記
デシカと暮らし始めてほぼ一年。
写真は観葉植物としては非常にメジャーなクワズイモ君。
何年も前にスーパーの店頭で買いました。
長年連れ添ってきたヤツだったので、引っ越しを機に捨てるのも忍びず連れてきたのですが、
鉢を大きくしたというのもあって、あっという間に巨大化しました。
当初はキッチンに持っていって水をやっていたのですが、
今は移動させるのも一苦労。
写真の葉だけでも45㎝。
全体では2mの大物ぶり。
大きくなりすぎてバランスが悪いため自立不能、
ベッドで寝たきりの超肥満野郎よろしく、椅子に寄りかかって立ってます。
鉢のサイズが20㎝×20㎝×20㎝と植物に比べてあまりに小さい。
もう一回り大きい鉢に植え替えを計画しているのですが、
注)写真に写っている鉢ではありません
またまた大きくなってしまうのではという不安が・・・
ですが、以前ブログに書いた通り、
植物に優しい家は人にも優しいのです。
その意味では結果に満足。
やはり室内の植物に必要なのは温度管理。
あっ、
実は一つだけ懸念事項がありました。
それは、
一般の高性能住宅よりは夏場が低湿度で推移するので、
人にとっては快適でも、高温多湿を好む植物にとっては湿度不足?
という予想。
でも、まったくの杞憂でした。
・・・水やりの回数は多いかな。
灌水鉢を導入しておいてホント良かったです。
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