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ガス衣類乾燥機には専用の給気が必要 その3

前回は、ガス衣類乾燥機とガスレンジの類似点をまとめてみました。

① ガス衣類乾燥はの熱量は、ガスコンロ2つ分程度。

② ガスコンロ2台を稼働した場合の必要換気量は、レンジフードであれば、178㎥/h。

 

さて件のガス衣類乾燥機はこんな姿ですね。(再掲)

2980000043390M

これにダクトを取り付けて、外部に排気をするのですが、形状はこんな感じ。

df-100

DF-100という名称で、口径100の専用排気フードです。

リンナイでは乾太くんの排気を、排気と言わず排湿と呼んでいます。

なので、オプションを見ても、排湿ホースとか排湿管セット等という名称。

たかが名称ですが、何故「排気」としなかったのかは疑問です。

排湿では、何か空気ではなく、湿気だけ逃がしてくれそうな気がしませんか?

ですが、現実は水蒸気を含んだ空気を排気します。

もう少し正確に言えば、

酸素燃焼後の二酸化炭素と水蒸気と熱を含んだガスを排気するのです。

その為に、「乾太くん」の内部には、1分間に2.9㎥の排気が出来るファンが搭載されています。

(リンナイの方に教えてもらいました)

これは時間換算だと、174㎥/hの能力。

つまりガス衣類乾燥機は、レンジフードの弱運転同等の排気を行う必要がある機械なのです。

次回でまとめます。

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