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2013年7月のアーカイブ

構造体も快適

西建住宅さんの現場です。

昨日、足場が外れましたので早速写真を撮ってきました。

独特な存在感があって素敵です。

かっこいいですね。

庇の下部を斜めに絞っている(台形形状)のが生きています。

CACICOの外壁は、構造体に負担をかけないのが特徴です。

例えばこの庇の作り方。

①下地は、まず「木」で造られます。

②次に塗り防水でシームレスに被います。

この防水が、透湿性も持つという優れもの!!

③その後、断熱材を接着して、、好きな形に整形します。

さっきの「斜めに絞っている」というのは、後で削っているのです。

④左官で塗り仕上げ

という順番。

下地である「木材と木材を固定する金具」にとっては

シームレスな防水(ビス、釘、タッカー等の穴が一切無い)

透湿性がある(湿気の放出ができる)

断熱材で被覆されている(暑さ寒さの直撃が無い)

とっても軽量(一般サイディングと較べたら1/5とか)

という至れり尽くせりの環境です。

デザインに安心をプラスする。

それがCACICOの外壁です。

夏でも冬の事を考えよう

季節の先取り。

ではないですが、冬季の室内環境でなぞなぞを2つ。

①18℃以下、湿度50%以下の条件で、活発に活動するものはな~んだ。

②18℃以上、湿度50%以上が快適に感じるものはな~んだ。

語尾の表現でネタバレかも知れませんが、

①の回答は、(インフルエンザ)ウイルス

②の回答は、人間です。

人間とウイルスの「快適」ポイントは、全く違うという事が分かって頂けると思います。

なぜ、寒い季節にインフルエンザが流行るのか?

それは、日本の冬が「低温低湿」なので、ウイルスにばっちりな環境だからなのです。

「室温18℃」というのは簡単ですよね。

でも、湿度50%というのが、実はとってもたいへんです。

ちょっと面倒ですが、湿度には絶対湿度と相対湿度があります。

絶対湿度  単位体積中の水蒸気の割合

相対湿度  飽和水蒸気量に対する水蒸気の割合

飽和水蒸気量というのが分かりづらいですね。

空気は、温度が高ければたくさんの水蒸気を持つことができます。

「飽和」というのは、もうそこがMAXですよ。それ以上は無理ですよ、ということ。

具体的に表を見てみますね。

気温5℃は飽和量が4.8gですが、20℃では20gという感じ。

実に、4倍の水蒸気を持つことができるわけです。

高松の昨年1月の平均気温は、4.7℃、相対湿度は62%でした。

つまり、4.8gで飽和する温度の時に、62%なのですから、水蒸気の量は、2.976g。

この空気をそのまま20℃にすると、2.976g÷20g×100で、14.9%

これではあまりに低湿なので、加湿器の登場です。

ですが、一つ大きな障害が住宅設備にあります。

それは、窓です。

日本メーカーの主力商品は、樹脂とアルミの複合サッシなのですが、

最高性能の商品を選んだとしても、断熱性能が低すぎるのです。

先ほどの条件下(外気温の平均が5℃で室温20℃)で加湿をすると、

夜間を中心に「結露」します。

結露というのは、つまり「除湿」しているわけですから、

加湿器の「加湿」 Vs サッシの「除湿」

という戦いです。

はっきり言って加湿器には、全く勝ち目がありません。

加湿した分だけ、そのまま除湿されるから。

温度の移動はゆっくりですが、湿度の移動はとても早いのです。

で、結論を言うと

冬場に加湿をしたかったら、樹脂サッシが必要!!

先ほどの、ウイルスと人間の話を加味すると、

冬期において「ウイルスには不快、人間に快適」な室内環境を造るためには、樹脂サッシが欠かせません。

因みに、ほぼ全てのメーカーが「樹脂サッシ」のラインナップを持っています。

なぜこちらを主力にしないのか謎です。

あっ、因みにYKKはAPW330という樹脂サッシを主力にしようとしています。

よく似た名前でAPW310という商品もありますが、

こちらは樹脂アルミの複合サッシなので間違えないでくださいね。

その辺り、各社のHPを見れば一目瞭然です。

売りたい商品がトップを飾ってています。

換気装置はダクト式がお勧め

ここの所の猛暑で、エアコンの稼働率が上がっています。

1日の消費電力が金額ベースで100円を超えている日も。

最高額は、132円でした。

さて、久々にサーモグラフィを出してみます。

まずエアコン回り。

右上の青いのがエアコンで、真ん中下の赤い塊はPCのディスプレーです。

スポット測定をしてみると

エアコン吹き出し口は21.8℃
ディスプレーの最も発熱しているところは36.7℃

でしたが、それ以外の壁や窓は、27.7~29.2℃の範疇に収まっていました。

27℃設定を守るためには、21℃という冷気を出すわけです。

クーラー病とは良く言ったもので、

クーラーの稼働時間が短い=快適なのは、当然ですね。

一方、電化製品を使う。と言うことは熱を発生させている。

というのもよく分かります。

では、エアコンの入っていない部屋を見てみます。

エレベーターホールの窓周り。

赤い部分が窓です。

色的には暑そうですが、29~30℃の間が多く安定はしています。

CACISU中央公園では、部屋の扉を開けっ放しにしています。

エアコンの無い部屋も涼しくなることを期待しているのですが、

そううまくはいきません。

部屋を出た瞬間に温度が違うのが体感できるほど温度差があります。

実際データーを見ても2℃程度は変化しています。

一方、湿度はほとんど変わりません。

CACISU中央公園に足りないものは、換気です。

各部屋に局所の熱交換型換気扇は付けているので、

「空気の汚れ対策」としては意味はあります。

ですが、家の中の温度を均一化する能力はありません。

換気装置の本来的な目的外ではありますが、

快適な室内環境を作るためには、ダクト式換気装置は必須ですね。

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紙から塗りへ

「コンクリートから人へ」のパロディです。

って、そんな間違ったキャッチフレーズをまねる必要はないですが・・・

CACICOの外壁の特徴は、防水の方法です。

何度かお話ししていますが、改めて

外壁の防水は外壁表面ではなく、その内部で防水層を設けます。

一般的にはタイベックに代表されるような透湿防水シートを、下から上に重ね貼り。

ですがCACICOでは、塗り防水を推奨しています。

というか、これしかやりません。

理由は、

CACICO仕様の場合、防水層と外壁とのクリアランスがほとんど無いため、

「よりレベルの高い防水」が必須だと考えるからです。

一般の外壁では防水層と外壁の間に15~18mmの通気層が設けられますが、

CACICO仕様では、数ミリの隙間とほぼ静止空気で構成されています。

外断熱なのですから、その裏側に外気が流入したら意味がないのです。

 

前置きが長くてすいません。

CACICOとしては湿式外断熱をするのであれば、「紙から塗りへ」防水仕様を変えることをお勧めしています。

誰に?

自社では取り入れているわけですから、当然外部の人にです。

で、こちらの写真。

タイベックのドレインラップという商品です。

ご覧になるのは初めての人も多いと思いますが、湿式外断熱専用の透湿防水シートです。

ちょっとアップしてみますね。

しわしわがあるのが分かるでしょうか。

この縦じわがドレイン、つまり排水溝となる仕掛けの透湿防水シートです。

これがあれば、断熱材をビスで圧着固定しても、縦じわの隙間を、水が流れ落ちる。という理屈。

日本では多くの湿式外断熱が、このような仕様です。

で、この写真

私の提案を受け入れてくれて、

なんと!!施工終了している透湿防水シートをわざわざ外して塗り防水に切り替える決定を。

初めての工事なので、施工マニュアルはあっても、分からない事がいっぱい。

ということで、施工指導を行って参りました。

暑い最中、ご苦労様です。

夏の仕事は日陰に限る

色補正をかけているわけではありません。

こちらの面は東面。先日ブルーシート養生したお陰で直射日光を遮っているの図です。

直射日光が当たらないメリットは、急速な乾きを防ぐだけではありません。

今回のような色(ホワイト)の場合は特にですが、

直射日光が当たってしまうと仕上げの具合が確認しづらいのです。

ぶっちゃけ、まぶしくてよく分からないのです。

この日は、太陽の動き(東→南→西)から逃げるように作業をしています。

まずは、南から仕上げ開始です。

朝早いため、南側に日が当たらないため。

で、東面はばっちりブルーシート養生をしているので、写真の通り。

北面は日が当たらないので、無問題。

西面は午後から日が差すのですが、隣家があるため高所のみブルーシート養生をして仕事を進めました。

ぐるっと一周した最後の壁を塗っているところです。

計算通り仕事が終わるのって、気持ちよいですね。

明日が本番

皆さん、参議院選挙には行かれましたか?

政治の世界は、今日(日曜日)が本番でしたが、

CACICOの外壁は明日(月曜日)が本番です。

西建住宅さんの現場は、月曜日に総勢6人の左官屋さんを投入して、一気に仕上げる予定。

で、そのためには、いろいろと下準備が大切です。

その一つがこの写真。

ブルーシートで建物を覆いました。

一般的に足場を覆うシートのことを養生シートと言い、メッシュ状になっています。

それは、ものが落下するのを防ぐのが主目的ですが、

今回は目的が違います。

それは「遮光」です。

最近の左官材料は、乾燥スピードが速くなる工夫をしています。

そのお陰で施工性は上がったのですが、夏場は「乾きすぎで」苦労します。

その対応策が「ブルーシートを使った遮光」と言う訳。

メッシュだと日が当たってしまうのです。

今回はまともに光が当たる、東面と南面をカバーしました。

これで月曜日の準備は万端。

後は雨が降らないことを祈るだけです。

なんか変な感じ

現場も進んでいます。(最近アップしていませんでしたが・・・)

今日は、西建住宅さんで仕上げ塗り工事を開始しています。

CACICOの外壁の特徴が、はっきりと分かるシーンが撮影できたので、即公開です。

まず、施工前

壁の色は「白」です。

ではなく、庇にご注目ください。

で、施工後

この一体感が素敵です。

一般的に軒や庇を出した場合、どうしても壁とは違う仕上げになります。

それは、防水の関係で「仕方がない」事なのです。

一般的には

壁は透湿防水シート、屋根はルーフィング。

壁と屋根の継ぎ目は、ブチルテープと板金処理。

とやっていくのが当たり前。

庇一つでも、屋根、破風・鼻隠し、軒裏と部位によって下地の素材が変わり

その継ぎ目にコーキングや板金(金属)などがいろいろと付いてきます。

なので、統一感を出すためには、せめて色調を合わせたり、

逆に、まったく違う色を持ってきて、雰囲気を変えたり・・・

ですが、CACICOの「塗り防水」は、ど~んな形状にもシームレスに追従できるので

写真のように、「壁の一部が突きだしたような」デザインが可能なのです。

これ実物を見ると、もっと「印象的」です!

何故かというと、このような「収まり」の建物を見ないから、

理由に気づかなくても、見たことがないので「なんか変な感じ」がするのです。

この「変な感じ」は是非内覧会で見て欲しいですね。

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住宅は「消費税増税」前に購入すべきか?

政府与党が、消費税増税後の負担軽減策として、現金給付措置を打ち出しています。

一番詳しそうなのが日経

消費増税を巡っては、住宅ローンの控除額が200万円から400万円に倍増するのが決定しているので、

年収が高くて、かつローンの借入金が多い人は、2014年建築の方が有利になる程です。

で、今回の現金給付は、年収510万円以下で住宅ローンを組む人が対象。

年収425万円以下   30万円

年収425~475万円  20万円

年収574~510万円  10万円

自己資金で建てる方にも別基準で現金給付があるようですし、

「消費税増税前に建てないともったいない」という風潮は間違いで、

住宅建設は、増税のタイミングを考えなくて良い

と言って良いと思います。

本人の所得額やローンの多寡などで、多少の損得はあるでしょうが、

3%そのまま負担が増える。とならないよう政府が対応するようです。

住宅といえば人生最大の買い物ですから、自分のペースでやりたいですよね。

良い話です。

で上記は、もし来年の4月に増税があったら・・・という前提です。

私個人としては、消費税増税は見送りになると考えています。

以前ブログにも書きましたが、増税法案にも景気弾力条項があり、増税を止める仕掛けがついていますし、

なにより、景気が回復していないのに消費税を上げようものなら、

橋本内閣の時に3~5%に増税した時と同じく、必ず不況になるからです。

安倍首相の高い支持率も景気回復期待があってこそ。

自分の首を絞めるような事はしないと思っています。

そんな中、今日のサンケイ新聞(iPhoneで読んでる)の記事が面白かったので、なんとなく引用します。

内閣官房参与の浜田宏一氏と記者との一問一答です。

記者  今秋の使用費税率引き上げ判断が迫っている。

浜田氏

増税すれば景気は一気に悪化して、トータルの歳入が減少する可能性が極めて高い。

財源になるはずの「金の卵を産む鶏」を殺すことになる。

その危険を冒してまで、安倍首相が増税を強行することがいいとは思えない。

極めて慎重に判断すべきだ。

記者 増税しない場合、国債が信任を失い、長期金利の上昇が懸念される。

浜田氏

消費税を上げようと上げまいと、長期金利はインフレ期待が強まれば上がる。

増税しないと長期金利が上がるというのは非科学的。

また、国債の信認喪失は財務省が作る神話だ。

国際通貨基金なども同様の指摘をするが、そこにいる財務省出身者が主張しているためだ

特に後半が良いですね。増税をしたい役人の自作自演だと、サクッと言い切っています。

内閣官房参与と言えば、首相の相談役ですから、結構影響力があると思うのですが・・・

エアコン点けっ放しと太陽光発電

CACISU中央公園では、エアコン点けっ放しを実行中です。

16日は93円

17日は85円

18日は朝9時の時点では17円でした。

つまり午前12時から9時間で17円なので、夜間はほとんど動いていないですね。

9日の午後12時から18日の午前11時30分で841円。

時間ですが3日間以上積算してくれず、オーバー表示となっています。

約9日間なので、30日に割り戻すと2800円です。

で、ちょっと気になったのは、最近流行の太陽光発電との相性。

CACISU中央公園には設備がないので、関係ない話ですが・・・

エアコンが一番稼働するのは、当然ながら気温が上がる日中です。

で、太陽光発電の発電効率が高いのも同様。

(正確には、気温が高すぎると効率が落ちるようです)

エアコン稼働=太陽光発電稼働

に近いので、実は非常に良い関係性です。

お金のことを忘れれば。

そうです、太陽光発電の「買取システム」を考えなければです。

¥マークを考慮すると、話が変わってしまいます。

なぜならエアコンに使う電力を1kw 38円で買い取ってくれるから。

で、その38円。もし電力会社から買う場合は18円59銭(従量電灯A)なのです。

個人が買う倍の価格なのですから、エアコンを点ける気持ちが薄れますよね。

エアコン点けたらお金が入ってこない。

エアコンを点けなければ、購入価格の2倍のお金が入る。

こんな条件ならば、自宅に居ないのであれば、日中にエアコン点けないですよね。

それだけの話ならば「なんか変なの」で終わりですが、

電力会社からの請求書、「電気ご使用量のお知らせ」って見たことあるでしょうか。

この中に、再エネ発電賦課金という項目があります。

今は100円前後の話ですが、

再生可能エネルギーの最先端を行くドイツを知ると、日本の未来が見えてきます。

昨年の10月のお話です。

ドイツの送電事業者大手4社が15日に共同発表したところによれば、来年の賦課金額は、1キロワット時あたり0.053ユーロ(約5.4円)に引き上げられ、今年の賦課金額0.036ユーロ(約3.7円)と比較して、47%増となる。その結果、標準世帯(年間電力消費量3500キロ・ワット時)の賦課金の年間負担は、現在の125ユーロ(約1万3000円)から185ユーロ(約1万9000円)になり、約6000円の負担増になる。これに環境税などを加えると、年間約10000円の負担増になるとのことである。

標準世帯の年間負担が1万9000円!!

これ2009年の4倍だそうで、ものすごい勢いで増えています。

理由は当然ながら、再生可能エネルギーを高価格で全量買取をしているから。

そうです日本が昨年真似をして導入したシステム(固定価格買取制度)。

さすがのドイツでも社会問題になっているらしいけど、日本も同じ道を歩みそうです。

ドイツに限らず、固定価格買取制度を導入した国においては、

再生可能エネルギーとは投資の対象でしかありません。

ありていに言うと「金儲け」の手段です。

で、そこで生じる利潤は、「薄く広く」みんなから集める再エネ発電賦課金が原資というわけ。

必要かどうかも考慮しない「電気」を

市場価格ではなく、末端の小売価格の2倍の価格で買い取る。

そんな事したら電気代が高騰するのは、当たり前ですよね。

断熱材のモデルチェンジ

断熱材がモデルチェンジをしました。

写真に移っている下側が以前のもの。上側がモデルチェンジ後。

何が違うかというと、実は見た目は全く変わりません。

グレーの断熱材ですよね、どちらとも。

では性能が・・・ほぼ同じ。

って何が変わったんや!!

と私もメーカーに突っ込みを入れましたが、

変わったのは原材料の供給元。

このグレー色は、炭素が練り込まれている特殊な断熱材です。

以前はドイツメーカー(韓国製造)であった材料が、

日本メーカー(国内製造)に変わったとのこと。

日本製が大好きな私としては、もう、それだけでOKです。

国内で製造して、国内で消費。良い話です。

経済の世界では、「アジアの成長を取り込む」

と勇ましい発言をされる評論家(?)さんが多いみたいですが、

これって、

「アジアの売上げを日本が横取りする」

という意味です。

身近な話に置き換えてみたら、実感できます。

例えば大手企業が、「香川県の成長を取り込む」。

を実行するとします。

どんなに売上げが上がっても、

利益の多くは香川ではなく、県外に流れ出る状態。

それって、香川県民は幸せですかね。

・・・断熱材の話から完全に外れましたね。

同じ性能なら、自国品がうれしい。というお話でした。

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