- 2013年7月30日 5:52 PM
- CACICOの毎日
季節の先取り。
ではないですが、冬季の室内環境でなぞなぞを2つ。
①18℃以下、湿度50%以下の条件で、活発に活動するものはな~んだ。
②18℃以上、湿度50%以上が快適に感じるものはな~んだ。
語尾の表現でネタバレかも知れませんが、
①の回答は、(インフルエンザ)ウイルス
②の回答は、人間です。
人間とウイルスの「快適」ポイントは、全く違うという事が分かって頂けると思います。
なぜ、寒い季節にインフルエンザが流行るのか?
それは、日本の冬が「低温低湿」なので、ウイルスにばっちりな環境だからなのです。
「室温18℃」というのは簡単ですよね。
でも、湿度50%というのが、実はとってもたいへんです。
ちょっと面倒ですが、湿度には絶対湿度と相対湿度があります。
絶対湿度 単位体積中の水蒸気の割合
相対湿度 飽和水蒸気量に対する水蒸気の割合
飽和水蒸気量というのが分かりづらいですね。
空気は、温度が高ければたくさんの水蒸気を持つことができます。
「飽和」というのは、もうそこがMAXですよ。それ以上は無理ですよ、ということ。
具体的に表を見てみますね。
気温5℃は飽和量が4.8gですが、20℃では20gという感じ。
実に、4倍の水蒸気を持つことができるわけです。
高松の昨年1月の平均気温は、4.7℃、相対湿度は62%でした。
つまり、4.8gで飽和する温度の時に、62%なのですから、水蒸気の量は、2.976g。
この空気をそのまま20℃にすると、2.976g÷20g×100で、14.9%
これではあまりに低湿なので、加湿器の登場です。
ですが、一つ大きな障害が住宅設備にあります。
それは、窓です。
日本メーカーの主力商品は、樹脂とアルミの複合サッシなのですが、
最高性能の商品を選んだとしても、断熱性能が低すぎるのです。
先ほどの条件下(外気温の平均が5℃で室温20℃)で加湿をすると、
夜間を中心に「結露」します。
結露というのは、つまり「除湿」しているわけですから、
加湿器の「加湿」 Vs サッシの「除湿」
という戦いです。
はっきり言って加湿器には、全く勝ち目がありません。
加湿した分だけ、そのまま除湿されるから。
温度の移動はゆっくりですが、湿度の移動はとても早いのです。
で、結論を言うと
冬場に加湿をしたかったら、樹脂サッシが必要!!
先ほどの、ウイルスと人間の話を加味すると、
冬期において「ウイルスには不快、人間に快適」な室内環境を造るためには、樹脂サッシが欠かせません。
因みに、ほぼ全てのメーカーが「樹脂サッシ」のラインナップを持っています。
なぜこちらを主力にしないのか謎です。
あっ、因みにYKKはAPW330という樹脂サッシを主力にしようとしています。
よく似た名前でAPW310という商品もありますが、
こちらは樹脂アルミの複合サッシなので間違えないでくださいね。
その辺り、各社のHPを見れば一目瞭然です。
売りたい商品がトップを飾ってています。
- 新しい: 構造体も快適
- 古い: 換気装置はダクト式がお勧め
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