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夏でも冬の事を考えよう

季節の先取り。

ではないですが、冬季の室内環境でなぞなぞを2つ。

①18℃以下、湿度50%以下の条件で、活発に活動するものはな~んだ。

②18℃以上、湿度50%以上が快適に感じるものはな~んだ。

語尾の表現でネタバレかも知れませんが、

①の回答は、(インフルエンザ)ウイルス

②の回答は、人間です。

人間とウイルスの「快適」ポイントは、全く違うという事が分かって頂けると思います。

なぜ、寒い季節にインフルエンザが流行るのか?

それは、日本の冬が「低温低湿」なので、ウイルスにばっちりな環境だからなのです。

「室温18℃」というのは簡単ですよね。

でも、湿度50%というのが、実はとってもたいへんです。

ちょっと面倒ですが、湿度には絶対湿度と相対湿度があります。

絶対湿度  単位体積中の水蒸気の割合

相対湿度  飽和水蒸気量に対する水蒸気の割合

飽和水蒸気量というのが分かりづらいですね。

空気は、温度が高ければたくさんの水蒸気を持つことができます。

「飽和」というのは、もうそこがMAXですよ。それ以上は無理ですよ、ということ。

具体的に表を見てみますね。

気温5℃は飽和量が4.8gですが、20℃では20gという感じ。

実に、4倍の水蒸気を持つことができるわけです。

高松の昨年1月の平均気温は、4.7℃、相対湿度は62%でした。

つまり、4.8gで飽和する温度の時に、62%なのですから、水蒸気の量は、2.976g。

この空気をそのまま20℃にすると、2.976g÷20g×100で、14.9%

これではあまりに低湿なので、加湿器の登場です。

ですが、一つ大きな障害が住宅設備にあります。

それは、窓です。

日本メーカーの主力商品は、樹脂とアルミの複合サッシなのですが、

最高性能の商品を選んだとしても、断熱性能が低すぎるのです。

先ほどの条件下(外気温の平均が5℃で室温20℃)で加湿をすると、

夜間を中心に「結露」します。

結露というのは、つまり「除湿」しているわけですから、

加湿器の「加湿」 Vs サッシの「除湿」

という戦いです。

はっきり言って加湿器には、全く勝ち目がありません。

加湿した分だけ、そのまま除湿されるから。

温度の移動はゆっくりですが、湿度の移動はとても早いのです。

で、結論を言うと

冬場に加湿をしたかったら、樹脂サッシが必要!!

先ほどの、ウイルスと人間の話を加味すると、

冬期において「ウイルスには不快、人間に快適」な室内環境を造るためには、樹脂サッシが欠かせません。

因みに、ほぼ全てのメーカーが「樹脂サッシ」のラインナップを持っています。

なぜこちらを主力にしないのか謎です。

あっ、因みにYKKはAPW330という樹脂サッシを主力にしようとしています。

よく似た名前でAPW310という商品もありますが、

こちらは樹脂アルミの複合サッシなので間違えないでくださいね。

その辺り、各社のHPを見れば一目瞭然です。

売りたい商品がトップを飾ってています。

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