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2015年2月のアーカイブ

「ダクト+局所」併用換気という不思議

熱交換型換気装置には、全熱と顕熱があります。

ですが日本の多くは、「夏が高湿で、冬が低湿」なため、全熱換気が適しています。

理由をざっくりと。

全熱  家の中の湿度を保とうとする

顕熱  家の中の湿度を外の湿度と交換

という違いです。

実は、全熱換気に何の問題も無ければ、全ての地域で全熱で良かったのです。

ですが、「湿気を保つ」努力をすると「臭い」も残ってしまう欠点が。

ヨーロッパは外部湿度が(比較的)快適なため、リスクの高い全熱を捨て、顕熱が主流となりました。

ですが、日本では湿度に対する欲求が高く、全熱方式が・・・

という流れです。

 

さて、日本では全熱方式が主流なのですが、当然ながら「臭い」から逃れることはできません。

(現在、技術的には解決しているようですが)

なので、臭い問題を回避するために、特殊な方式を作り上げたのです。

それがタイトルに書いた、ダクト+局所」併用換気。

ダクト式というのは、家中の空気をダクトで集めて一括処理する方式。(一種)

注 三種のダクト式も存在しますが、局所換気との併用には問題ありません。

  それは、三種同士だからです。

なのに何故、局所(三種)と併用するのか?

その理由が臭い対策です。

臭いの発生しやすい場所を、ダクト式の換気経路から外してしまおう。

という、安直な考え。

これを国が否定しなかったおかげで、現在

ダクト式全熱一種換気+局所三種換気

という不思議仕様が、当たり前のように存在します。

 

何故、不思議仕様と決めつけるのかご説明します。

少し書き方が良くないところがありましたね。

ダクトと局所の併用が悪いのではありません。

先ほども書きましたが、両者とも三種換気なら良いのです。

問題は、一種換気と三種換気の併用が不思議なのです。

 

「ダクト式一種換気」は、家の中で圧力差が発生しません。

排気と給気をファンで行うのです。移動する空気量はイコールとなります。

一方局所の三種換気は、排気だけなので、家の中を負圧にします。

つまり、どこかから自然給気があるのが前提です。

(以前主流であった、ダクト式三種換気の場合は、自然給気口が別にありました)

ですが、建前が一種換気。

なので局所の三種換気を付けても、三種用の自然給気口を作りません。

たまにしか使わないからOK。という感じなのでしょう。

では、局所換気を動かした時の給気はどこで行われるかというと、

住む人が窓を開けない限り、建物の隙間からの漏気です。

気密検査の義務化どころか、

気密確保自体を国の指針から外した理由がこれでは?

と疑ってしまいたくなります。

なぜならば真面目に気密を確保したら、局所換気は役に立たないどころか、トラブルにもなるのです。

トラブルとは大げさな表現?

いえいえ、そんなことはありません。起きうるトラブルを上げてみます。

正しい高気密住宅で負圧が発生すると

気密の悪い箇所(扉や窓)から逆流する風切り音が発生する。

玄関扉や勝手口扉が開けづらくなる。

エアコンのドレイン管から外気が逆流する。(エアコン内部の臭いが室内に)

配水管から下水の臭いが逆流する危険性がある。

 

そんなリスクを背負ってまで全熱方式にこだわるメリットはあるでしょうか?

局所換気が付く場所は、トイレや浴室です。

臭気や湿気が発生しやすいので、こまめに換気されます。

と言うことは、それだけ外気がどこからか入ってくることになるのです。

つまり温度と湿度は、局所換気を使用する分だけ失われるのです。

顕熱を全熱に切り替えたプラスがどれだけのものか解りませんが、

「全熱+局所」よりは、顕熱一本の方が理にかなっていると思います。

順位を付けると

①全熱 > ②顕熱 >>> ③全熱+局所

だと思います。

これは方式としての優劣を検討したものです。

特に①と②の差は機器の出来で、簡単に逆転されます。

CACICOとしては③だけはお薦めできませんので、「>」を3つ付けておきました。

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24時間換気への提案があります

レンジフードには排気扇と換気扇がある」で触れた

24時間換気の風量ですが、30坪に4人家族という仮条件から算出されます。

すごいのは、そこからの展開です。

「2時間に1回」と決めたら、それが「正」。

後は家の広さ(体積)に合わせて、換気量を決めるという荒技。

なので

30坪の家に住む場合は、

1人暮らしでも、多人数でも同じ換気量。

逆に坪数が増えたら、換気量は比例して増やします。

家族数は完全に無視です。

しかも、家に人が居ても、居なくても回します。


換気する事による「マイナス」が無ければ良いのでしょうが、

現実としては、「室内の温度を損なう」という、とても大きなマイナスがあります。

どんなに熱交換率が高くても、ロスは無くなりません。

もちろん電気料金も、それだけかかりますしね。

普通に考えたら、

CO2センサーや、ホルムアルデヒドセンサー等を付けて、間欠運転させるべきです。

写真の通り、普通に市販されていますので技術的な問題は無いはず。

ですが国の指導なのか、メーカーが考えていないのかは知りませんが、

そのような仕掛け(間欠運転)を持った機械は見たことがありません。

熱交換率の高さを競うのも大切ですが、

間欠運転と組み合わせると、もっと快適な空間ができます。

換気メーカーさん、いかがですか。

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玄関ドアを忘れないでね

先日、意訳すると「日本のサッシメーカー頑張ったね

という話を書きましたが、今回はその補足です。

:結論から書きます。

日本メーカーの玄関ドアは、断熱性能に関してはまだまだです。

これは開発の流れをみれば、一目瞭然。

 

窓の進化は、障子(枠)とガラスの2つに分かれています。

障子

アルミ→アルミに樹脂スペーサー→アルミと樹脂の複合→樹脂

と高性能化し

ガラス

単板→ペア→ペア+Low-E→ペア+Low-E+アルゴンガス→トリプル+Low-E+・・・

という進化をしました。

例えば、リクシルの最新サッシ、

障子は

樹脂+断面形状を変更して性能アップ

ガラスは

ダブルLow-E、クリプトンガス入りトリプルガラス

という、寿限無寿限無と唱えたくなるような仕様ですが、

同時発売された最新断熱玄関ドアは

障子

アルミに樹脂スペーサー

ガラスは

ペア+アルゴンガス

先ほどの窓の進化の過程から見ると、非常に控えめな仕様です。

他社が性能を上げなかったので上げなかったのでしょう。

リクシルらしいと言えば、らしいです。

これが国内最高レベルなので、他社の性能も分かりますよね。

 

CACICOとしては、窓に投入したパワーで玄関ドアも作って欲しかったのですが、

玄関ドアの性能を上げるのは、忘れたみたいです。

 

そこで結論2

日本メーカーは、将来に期待しましょう。

今すぐ必要であれば、海外メーカーに高性能なものがあります。

スマートキー的なギミックは付いてきませんが、高性能で値段も高くないです。

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日射取得目的の窓とは?

ここ最近、日中は暖かいですね。

昨日の玄関先温度計は、18度まで上がりました。

(西向きなので、夕日が当たります)

2月24日15時データー

室内45%は、数値的に低めに見えますが、

22℃なら50%相当なので、適切な湿度条件です。

一方、屋外はものすごく低湿です。

絶対湿度は4.67g/kg  (室内の半分程度) 

これを22℃まで上昇させたら、相対湿度は28.55%です。

温度はともかく、湿度的には窓を開けて換気をしたくないですね。

 

さて、日射取得目的の窓は必要でしょうか?

経験上天気が良い日は、日射の熱で、室温が2~3℃は上がっていましたので、

窓からの採熱は非常に有用でした。

なので日射取得用の窓を確保する事は、省エネ的にも必要です。

今回は、「日射取得用の窓」の条件を考えてみます。

 

箇条書きにしてみますね。

①夏に遮光できる

②カーテンやブラインドを使わずに生活できる

・・・この2つだけでした。

①は庇で遮光できることを前提で考えます。

西日が好きな人はいないので外すとして、

朝日には寛容な人がいます。(ねつ造新聞社を除く)

ですが東の日も、西日同様、庇では遮れないため、窓は「南向き」一択となります。

②ですが、こちらはプライバシーと景観の問題です。

通行人やお隣から覗かれる窓は、カーテンを閉めがち。

また、見たくないもの(エアコン室外機の裏とか、明日だすゴミとか)が見えるのも困りものです。

で想像なんですが、掃き出し窓の多くは、この条件に引っかかります。

たいていの家は、レースのカーテンを閉じていませんか?

では、具体的にどんな窓が良いかというと、

吹き抜けやハイサイドなど、高い位置にある窓が向いています。

自分の目線より高い位置の窓は、外から覗かれる可能性が、ほぼありません。

(お向かいの2階から等は別ですけど)

逆にどこまで低い窓までOKかと言うと、

例えば、床から120センチから始まる窓(腰窓ですかね)

この窓は外から見ると、170センチオーバーの高さになります。

(一階の床は、地面や道路から見ると50センチ以上高いため)

なので、庭や前面道路の配置次第ですが、候補に挙がるでしょう。

少なくても、庭にある雑多なものは見なくてすみます。

さて、折角の南向きの窓。

できることであれば、全て日射取得用の窓にしたいです。

言い換えると、できるだけカーテンなどを使わずに済む位置に、庇を付けて窓を配す。

これが南窓設計(=日射取得窓)の基本です。

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今からが買い時

消費税がポンと上がって、住宅を建てようとする人は減少している気がします。

5%が8%に上がったと言うことは、所得が同じだけ上がる必要があります。

だけど現実に、可処分所得が3%上がる人なんて、そうはいません。

毎月の手取りが25万円の人だったら、7,500円上がってトントンなんです。

でもって、2年後には後2%上がるなんて、どんな罰ゲームかと思います。

と、暗い話を枕にしましたが、

快適な住宅を建てたい。と考えている人には、タイトル通りの状況が来ています。

昨日CACICOが定期購読している、「日経ホームビルダー」という業界紙が届いたのですが、

裏表紙広告が、日本メーカーの「トリプルサッシ」の広告でした。

つまり

トリプルガラスのサッシが普通に購入できるようになっている。

これは、とてもすごいことです。

思い起こせば、5年前(CACICO設立時)、

トリプルガラスのサッシは、日本の本州に、影も形もありませんでした。

(輸入品とか、北海道限定品はありましたね。)

当時、窓の性能を上げたいがためにYKKに要望をだしました。

APWシリーズに、スペーシア(真空ガラス」)のペアガラスを入れて欲しい。

この時は、思いっきり断られましたが、

現在のAPW330というシリーズは、当時CACICOが提唱した規格だったりします。

(2年ほど前に導入されてます)

その上、現在YKKの最高性能はAPW430という型番であり、330はすでに二番手の立場なのです。

 

断熱部位の中で、一番重要な部位を挙げろ。

と言ったら、それは「窓」です。

理由は、住宅の外皮で一番性能が低いところだから。

透明で光を通す必要があるため、仕方がないんですけどね。

しかも、壁、屋根、基礎、どんな部位でも、断熱性能を増やすことは簡単です。

簡単と言ったら悪いですね・・・作り手側の努力で可能です。

ですが、「窓」はそんな訳にはいきません。

光を通す必要がある事と、外部と内部が一体であるため、作り手側で性能補強ができないのです。

(生活レベルでは、ブラインド等での断熱補強はできます)

しかも、先ほど書きましたが、

建物部位で「性能の一番低い所」であるということは、不快の発生箇所なのです。

例えば、「窓際って寒い」ですよね。

それは、

窓の断熱性能が低い→窓内面の温度が低い→近づくと放射冷却で寒いし、近辺の空気も冷やされる。

という現象の結果です。

なおかつ、ここで終わる訳ではありません。

窓際の冷たい空気は、床面に移動し、暖かい空気の下に潜り込む。

(ダウンドラフトとか、コールドドラフトと呼びます)

なので、窓の近くは寒いし、窓から離れた場所でも足下がスースーするのです。

 

この悪循環を止める手段は、窓の性能アップしかありません。

ですが現在は、全てのメーカーが対応商品を発売しているという訳。

もちろんコスト的にはペアガラスより割高ですが、

外壁に比べて窓の面積は小さいので、住宅全体に占める費用もそれほどではありません。

と言うか

壁、天井の断熱を厚くするより、確実にコストパフォーマンスが高い。

のです。

これからの家造りは

「快適な空間」を手に入れる可能性が大きく増えた

と言って良いかと思います。

もっとも家造りには多くの選択肢がありますので、道を誤らなければですが・・・

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庇のお仕事

2月も後半となって、太陽高度がだいぶ高くなってきました。

本日(2/23)の外気温は、8:50現在、自宅温度計で11.8度です。

さて、写真の日付は違います。「2月19 日12時」

1日の内、もっとも太陽高度が高い時間帯。

光の帯の巾が、縦方向と考えてください。

採光している窓の高さは130センチ。

庇で遮られて、下部1/2程度が室内に入ってきている感じです。

一般的に多い「掃き出しサッシ」であれば、もっと日射取得があるでしょうが、

掃き出しサッシは趣味ではありません。その話はこちらで

日射取得より日射遮蔽を優先させています。

この時期に日射遮蔽?

その辺りの事情を説明したいと思います。

 

太陽高度を簡単にまとめます(地域差がありますので、数値は参考程度で・・・)

冬至12/22  30度

夏至6/21   80度

春分3/21   55度

秋分9/23   55度

最大50度も角度が変わるのですね。

庇設計の時は、まず日射遮蔽の時期を決めます。

残暑が厳しいうどん県なので、秋~冬を考えましょう。

9月は当然ですね。

10月も半ばぐらいまで、直射日光はお呼びでないかも・・・

と言うことは、冬至に至る、約2.5ヶ月前まで、日射遮蔽がしたいと。

庇は伸縮しない(笑)ので、そのルールを、そのまま冬至以降に代入します。

日の傾くスピードは同じですので、冬至の約2.5ヶ月先から遮蔽モードとなります。

結果として、

日射取得の期間は、10/15~3/3  約 4.5ヶ月

日射遮蔽の期間は、3/4~10/14  約 7.5ヶ月

という事。

厳密な切り替えはできません。

ですので2月後半は、日射遮蔽が始まる時期とも言えます。

このルールでは、冬季の日射取得を犠牲にしていると思われるかも。

ですが、

① 高断熱の建物は、オーバーヒートになりやすい。

② 南窓に適切な庇があったとしても、朝、夕の日差しはある程度入ってくる。

という特徴を考慮した結果です。

①に関してですが、

熱はプラスするよりマイナスが難しい」と考えています。

もし日射取得が足りなければ、暖房を増やせばと・・・

②ですが、朝夕はもちろん、太陽は東から西へ動き続けます。

なので、庇だけで全て日射遮蔽という計画はできません。

完璧を求めれば、外付けブラインドを取り付けるしかないでしよう。

その場合は、冬の日射取得と夏の日射遮蔽が、もっと高いレベルで両立できます。

問題は費用ですかね。

 

話を元に戻します。

後10日ほどで、日中における直射日光の侵入が激減する予定。

(朝・夕の時間帯は別ですが・・・)

うどん県においては、「高性能住宅は、夏を旨とすべし」

がCACICOの考えです。

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レンジフードの仕事ぶり

ビフォーアフターの写真をご覧ください。

レンジフード稼働前

レンジフード稼働後

写真の角度が変わっていて、ごめんなさい。

湿度が大きく変わっているのがお分かり頂けるでしょうか。

50%ぐらいあったのが、38%に落ちています。

この湿度計は、キッチンのバックセット上に設置されています。

対面にあるのは、同時給排型レンジフード。

排気に伴って、外気が流入した結果です。

この2枚の写真から分かることは、レンジフード使用時における、外気流入の凄さですね。

体感的には冷気も入っていましたが、温度計には反映されていません。

 

北海道等の極寒地では、室内循環型レンジフードも選択肢らしいです。

CACICOで把握しているのでは、富士工業製があります。

富士工業は一般的な知名度はありませんが、キッチンメーカーのレンジフードは、ほぼこちらのOEMなので、

レンジフードのトップメーカーと言って良いかと思います。

寒い地域では、室内に寒気が入ってくる問題もさることながら、排気経路側も外部ガラリでの凍結等の問題があり、

循環型は需要があるそうです。

ですが、Ⅳ地域であるうどん県では、フィルタのメンテナンスを考えるだけで嫌になります。

さて今回の実験(?)で感じたことがもう一つあります。

最後の写真は、レンジフードを停止した30分後です。

温度と湿度の拡散の違いが分かって面白いです。

外気が流入したので、湿度はリアルタイムに変わっていますが、

温度は(たぶん)温湿度度計のケースに遮られて、ほぼ変化していません。

湿度の移動スピードは早くて、障害物を苦にしないが、瞬間的に均一になる訳でも無い。

一方温度はその逆で、障害物に影響されて、ムラが大きく発生します。

いろいろと考えさせられました。

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花の咲く家

以前、「観葉植物が元気な家は人にも優しい」というブログを書いたことがあります。

ざっくりまとめたら、

寒さに弱い観葉植物が元気な家とは、冬場に冷え込まない暖かな家である。

という内容。

で、考えてみたらもっとシビアなものがあります。それは「切り花」。

何せ土も根も無い訳ですから、観葉植物(鉢植え)以上に環境の影響をうけます。

昨年末から、何回か百合を生けましたが、つぼみからの開花率は100%です。

以前マンションの中部屋に暮らしていた時は50%ぐらいだったので、環境の違いが分かります。

切り花全体の持ちも、だいぶ変わった気がします。

ただし、切り花にとって大変な時期は、

観葉植物とは逆の「夏」でしょう。

先日、「湿度も温度もプラスするよりマイナスする方が難しい」というエントリー通り、

夏の室内を低湿に保つのは大変です。

が、デシカに期待しているポイントでもあります。

温度を下げずに、除湿をする。

しかも換気の風量(ほとんど風を感じない)で。

もちろん室温を下げるのはエアコンですが、この稼働時間が短ければ短いほど

中にいる生き物は快適なはず。

気温は高めだけど、からっとした室内。

そこで、どれだけ切り花が長持ちするか?

結構期待しています。

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複雑な形状

久しぶりに現場ブログです。

最近は書いていませんが、仕事はしています(笑

CACICOの仕事は、「付加断熱工事」。

10年ほど前でしょうか?

木造住宅において、

断熱は内(充填)断熱か、外(外張り)断熱か、という論争がありました。

現代における回答は、

断熱部位に良いも悪いもない。

固有の断熱性能×厚みから導き出される数値だけが大切。

(木造の話です。鉄筋コンクリート造は違います)

つまり中でも外でも、どちらでも良いと・・・

ただし、

本当の快適が必要なら、どちらかだけでは足りませんよ。

なので、

充填断熱と、付加断熱

と呼んで、両方しましょうと。

さて、その付加断熱にもいろんな方法があります。

前置きが長くなりましたが、この写真を見てください。

まだ下地の状態ですが、

CACICOの付加断熱では、こんな事が簡単にできます。

ここでのポイントは一体化されているところ。

外壁に飾り(モールディング)をくっつけているのではありません。

その場合は継ぎ目が発生します。

結婚式場の建物で、頭に飾りがあるのを見たことがありますよね。

あれ実はCACICOと同じく、発泡スチロール製が多いです。

ですが、違うのは固定方法。

一般的には、ビスや金物による固定。

 →壁と飾りが別素材。なので継ぎ目がある。

CACICOは接着による固定。

 →壁と飾りが同素材。なので一体化する。

見た目だけではありません。

①構造体への負荷が増えない

②防水性能が変わらない

③耐久性が高い

と良いことだらけです。

ちょっと褒めすぎな感がありますが、

木造でこの形状をするのは難しいと思います。

・・・やっぱ自慢でしたね。

 

因みに、この形状は、cadソフトのデーターを基に、工場で成型しました。

部材としては4分割だったのですが、この段階で継ぎ目は分からなくなります。

完成したら、またブログにアップしますね。

同時給排タイプだけなの?

前回、レンジフードは同時給排のみ。のような発言をしました。

ですが、何事にも逃げ道はあります。

レンジフードにおいては、電動給気シャッターです。

同時給排タイプというのは、排気ダクト以外に、給気ダクトを持っているというだけの話。

排気ファン作動時に、給気ダクト側の電動シャッターが開く。というシンプルな仕掛け。

給気は排気による室内の負圧に伴って、自然に流入します。

なので、どんなレンジフードでも、写真のような「電動給気シャッター」をコントロールできれば、

同時給排タイプと同じ事が可能。

そのためには、レンジフード側に「給気シャッター連動端子」があれば良いのです。

レンジフードに近い壁面か天井面に、給気シャッターを付けるだけで

排気扇が、換気扇に早変わりします。

個人的な経験で行くと、日本メーカーの多くが、この端子を装備しており、

何が何でも、同時給排タイプを選択しないといけない訳ではありません。

ですので、デザイン的に気に入ったレンジフード+電動給気シャッターという選択も可能です。

後は、建設会社がそれを知っているかどうかですね。

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