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2012年9月のアーカイブ

最後の一枚

台風が接近している、今日。

なんとか断熱材施工が終了しました。

その、最後の一コマをお送りします。

無事、施工が終了です。

来週の台風通過後、メッシュシートと樹脂モルタルで下地作りを行います。

でその後、仕上げ工事に進みます。

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容量1億キロワット

欧州風力エネルギー協会(EWEA)が27日、

欧州連合に設置された風力発電の総容量が

1億キロワットに達したと発表。

日経の記事です。

原発39基分でそうですが、相変わらず設備容量でのニュースです。

以前太陽光発電ネタでお話しした事がありますが、

発電設備には設備容量設備利用率というものがあります。

これは、

設備容量=フルパワーMAX

設備利用率=実際の平均値

というイメージです。

自然エネルギーは、原則お天道様まかせなので、いつもかもフルパワーという訳にはいきません。

太陽光10%  風力発電20% が通説とされています。

特に、風力発電は実際の発電量を発表しない傾向があるので、実績はなんとも言えません。

NEDOがまとめた風力発電導入ガイドブックにも設備容量20%以上が望ましいと書かれている程度。

さて、その20%を信じたとしたら、1億キロワットは、実質2千万キロワット。

EWEAの基準で行くと、原発8基分が風力でまかなえるという事。

 

これはこれで良い話。

と終われば万々歳かも知れませんが、現実はそうではありません。

先ほど、「お天道様まかせ」と言う話しをしましたが、原発8基分の風力発電を稼働させるためには、

同容量のバックアップ発電が必要となります。

極端な話、風力発電は0~1億キロキロワットの幅で、風任せで発電する方法です。

多すぎても大問題なのですが、その話はまた別の機会に・・・

少ない場合に「ハイ、停電」とはできないので、予備の発電機が必要です。

その予備発電機は、好きな時にオンオフできないと困るので、多くは火力発電所です。

つまり、

2千万キロワットの風力発電所は

2千万キロワットの火力発電所が必要という事。

ほんとそんな事で良いんですかね。

ひび割れについて考える

今日から2日間で断熱材を貼り付けます。

断熱効果に話が行く事が多いのですが、今回は左官の下地材としての話をしたいと思います。

 

お家を建てるときに「塗り壁」を希望される方は多いですが、

その施工方法は、数多くあります。

多くの施工方法がある理由は、塗り壁特有の問題へのアプローチでもあります。

塗り壁の問題点

それは「ひび割れ」です。

塗り壁以外の材料は規格サイズの材料を貼り付けていきます。

つまり、継ぎ目は存在する代わりに部品自体の割れはあまり心配する必要がありません。

サイディング、タイル等の規格サイズ品。

それ自体が取り付けた後破損する確率は当然の事ですが、低いです。

一方、現場で作り上げる塗り壁の場合は、極端な話どこでひび割れができてもおかしくないのです。

継ぎ目なくできる代わりに、どこでひびができるか分からない。

というのが塗り壁なのです。

でも、ひび割れができる場所というのは実は決まっています。

それは、下地の継ぎ目です。

表面材(塗り壁)に継ぎ目がなくても、その下地は規格品なので、どうしても継ぎ目があります。

建物は風などの影響で外圧がかかります。

木造や鉄骨の建物は、RCと較べて結構変形(揺れます)します。

その変形する力が集中するのが、下地の継ぎ目なのです。

 

話が長いですね、すいません。

建物が揺れた場合、力が集中する場所ができます。

一般的な外壁であれば、それは材料の継ぎ目です。

ですから、サイディングは、継ぎ目にコーキングという柔らかい材料を使って

その力を逃がすように計算されています。

一方、継ぎ目が無い塗り壁の場合どこに応力が集中するのか?

それが下地の継ぎ目という訳です。

 

CACICOの塗り壁は下地がEPSという断熱材です。

この材料の断熱以外の長所は、軽くて柔らかい所にあります。

つまり継ぎ目と継ぎ目以外の強度の差が少ないのです。

しかも、下地を馬目地と言って、目地が通らないように、わざとジグザグに貼り付けます。

柔らかくて、軽い下地を、目地が通らないように施工する。

これはひとえに、塗り壁のひび割れを防止するためなのです。

そこまで努力しても、「ひび割れが無い」とは言えません。

言える事は、理論として、もっとも下地からの影響が少ないという事です。

「ひび割れが無い」とは言いませんが、もっともひび割れに強い。

ちょっと回りくどいですが、それがCACICOの外壁です。

景気弾力条項

2014年の4月に消費税が、5%から8%に引き上げられます。

以上、終了。

というのがマスコミ報道ですが、増税は決定事項ではありません。

それが、タイトルの景気弾力条項です。

増税法案の中に、下記の一文があります。

 

消費税率の引上げに当たっては、
経済状況を好転させることを条件として実施するため
物価が持続的に下落する状況からの脱却及び経済の活性化に向けて、
2011 年度から20 年度までの平均において
名目の経済成長率で3%程度
つ実質の経済成長率で2%程度を目指した
望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるための総合的な施策の実施
その他の必要な措置を講ずる。
この法律の公布後、消費税率の引上げに当たっての経済状況の判断を行う
とともに、経済財政状況の激変にも柔軟に対応する観点から、
第2 条(14 年4 月に8%)及び第3 条(15 年10 月に10%)に規定する
消費税率の引上げに係る改正規定のそれぞれの施行前に、
経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、
物価動向等、種々の経済指標を確認し、
前項の措置を踏まえつつ、経済状況等を総合的に勘案した上で、
その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。
 
 
惜しい事に、
経済成長をしなければ(デフレ脱却)消費税を上げないよ。
という文章はなく、
勘案するとだけ書かれています。
 
「な~んだ、やっぱり増税するんじゃないか」
と思われたかも知れません。
ですが、この条項は来年度に誰が首相であるかによって大きく変わります。
 
時の首相が「景気悪いから増税しない」という判断を下せるのが、この条項です。
 
昨日、自民党の総裁選挙がありました。
安倍晋三氏は
「経済がデフレから脱却しなければ、消費税率の引き上げに反対」
を明言している唯一の総裁候補で、彼が総裁に選ばれました。
 
次回の衆議院選挙で自民党が勝てば、自民党の総裁が日本の首相となります。
 
つまり、
民主党が勝つと、野田首相で、消費税は8%
自民党が勝つと、安倍首相で、消費税は5%
という可能性が大きいです。
 
景気弾力条項の玉虫色表現も、使う人次第という事ですね。

下地処理→防水仕上げ

一般的な外壁の防水は、透湿防水シートをタッカーで固定すること。

それであれば、今回の現場は1時間で終わるでしょう。

ですがCACICOの場合は、余裕で一日仕事です。

下地処理の基本は二つです。

①凸凹を無くす

②接合部の強化

昨日の午前中に行った下地処理は、もう少し厳密に話すと

●ビス頭(ビス打ちしている所は、陥没している)にパテを入れる。

●継ぎ目にメッシュシートを貼り、強度の確保。

ということになります。

で、午後からは防水の仕上げ工事をしました。

よく見ると、パテが透けて見えています。

これは、仕上げ塗装の第一回目だからで、二度塗りが基本です。

パラペット形状の上部(写真)などは、今まで板金処理(金属の覆い)ぐらいしか処理方法が無かったのですが、

CACICOではシームレス防水により、すっきりとしたデザインが可能です。

昨日の夕方には、「工事完了」連絡が入っていましたので、

今日は、防水完成の確認に行く予定です。

急な話

私事でブログの更新ができていませんでした。

今日から心機一転頑張ります。

 

設計士さんとの話の中で、

「店舗の外壁を、前面だけでも塗り壁にしたい」

という話が以前ありました。

ず~っと忘れていたのですが、急遽「仕事をして欲しい」という話になりました。

で、当然のことながら、時間がほとんどありません。

住宅と違って店舗に関する納期はとても厳しいです。

開店日にオープンできない!! なんてことになったら・・・

住宅であれば、いいとこ「借家の一月分の家賃」という話ですが、

店舗は、宣伝広告の差し替え経費から、開業できなかった期間の売上補償に及ぶ事も・・・

あくまで一般論です。

で、今回は約1週間で全行程を終わらす予定表を作成。

早速今日から、防水工事の下地を開始しました。

完成は来週の水曜日の予定です。

退避勧告レベル

ここ数日の間にも、中国がきな臭くなってきました。

尖閣諸島に対するデモという事ですが、

根っこに反日教育と政治的意図があるため、

ネット情報を見るだけでも現地邦人の安全が気にかかります。

外務省には海外安全ホームページというものがありますが、あまり機能していないような感じです。

自分の安全は自分で守りましょう。との文章から始まるのですが、情報は4段階に分かれています。

注意してください

渡航の是非を検討してください。

渡航の延期を勧めます

退避を勧告します

というランクです。とても柔らかな表現、というか分かりづらい。

注意喚起、渡航延期勧告、退避勧告のようなシンプルな表記で良いのでは・・・

さて、中国の安全情報ですが、現在はレベル1の「注意してください」です。

旅行会社の対応ですが、レベル1では企画旅行を通常通り行います。

最大手のJTBは、レベル2が出た段階で企画旅行を原則中止なので、

現時点では最低でもレベル2が必要な情勢だと思います。

上海の日本人学校(生徒数1496人)では、土曜日の運動会を平日に延期したとのこと。

話が脱線しますが、上海の日本人学校の大きさを初めて知りました。

でもう少し調べると、先ほどの学校は、既存の学校が大きくなりすぎて分校したみたい。

上海日本人学校は私立学校で、虹橋校と浦東校の2カ所がある。

小学部と中学部で構成され、昨年高等部が新設。

総生徒数は3000人を超えるようです。

 

話を戻します。

このニュースって、中国で日本人と分かると危険と言うことですよね。

現地で滞在している方は仕事がほとんどでしょうから、出国するのは難しいのでしょうが、

中国という国のカントリーリスクを知って進出した企業が、どんな対応するのでしょうか。

自由度の高さ

アンティークの建具を外壁に取り付けているのですが、その外側にモールディングを回しました。

窓の飾りですね。

建具の上部がアールだったので、その形状に合わせて現場で作成しました。

CACICOの外壁は、下地がEPSという断熱材。

身近な所では、トロ箱(魚箱とも言う)です。

なぜトロ箱って言うか知ってますか?

トロール漁(底引き網漁)で魚を入れるのに使う事からだそうで・・・

それはともかく、軽くて柔らかいです。

なので、加工に非常に向いています。

もちろん、断熱材としての歴史も長く、南極の昭和基地(1957年)の断熱材に使われたぐらい。

今回は5㎝の材料を使用していますが、1mの厚みでも施工可能(脱落しません)。

形状の自由度は、ピカイチだと言えます。

PPKモデルとNNKモデル

PPKモデルとNNKモデル。

これ何のことか分かるでしょうか?

PPKはぴんぴんころり

NNKはねんねんころり

の略だそうです。

健康的な生涯か、病気がち(寝たきり)な生涯か?という所でしょうか。

で、これに住宅の性能が大きく絡んできています。

先日、日本のデーターを出しましたが、この手の先進国は日本ではありません。

一例としてニュージーランドの研究をあげます。

2001~2002年 1350件の住宅を対象

半数を無作為に抽出し、断熱改修を行って健康度調査を実施。

なかなかすごい実験ですね。健康版ビフォアー・アフターですね。

結果は、健康に関する自己申告値が大きく改善。

◎5段階評価で、健康状態が悪い方から2つの回答が4割減少。

◎呼吸器不全は57%、風邪・流感は54%に減少。

◎子供の学校の欠席回数は、半減。

という、なかなかすごい結果。

PPKへの近道は、高断熱の住宅にあるのは間違いないようです。

温熱環境に優れた家に住むと、体の抵抗力がなくなる。という意見もあるようですが、

こんなデーター見たら、なんと言うのでしょうか?

 

余談ですが、NNKというのはなかなか怖いネーミングセンス。

普通は子守歌ですよね。

断熱材の裏側

CACICOの外壁の特殊性は、その取付方法にあります。

小さく切断した(90㎝×60㎝)断熱材の裏側に、樹脂モルタルを塗りつけ、

それを接着剤にして、壁に貼り付けます。

全面に隙間無く貼ると、水分の逃げ道がなくなるので、

特殊なコテを使って、溝を付けていきます。

こんな感じ

結果として、こんな風になります。

「こんな隙間で大丈夫? 通気って、もっと大きな空間が必要なのでは」

と建設業界の人に聞かれることがありますが、まったく問題ありません。

建築基準法には、外壁と防水層の隙間サイズに規定はありません。

室内からの湿気を排出できること

外壁の裏側に回り込んだ水の排出

の二つが叶えられればよいからなのです。

一般的に「通気工法」と呼ばれるものは、法律ではなく、業界団体の規格です。

窯業系サイディング協会が考えたもので、

15mmとか18mmの数値には、特段の理由がありません。

空気を積極的に動かすことによって湿気の排出を促進させる。という言い方もできますが、

個体としての水ではなく、気体としての水蒸気は非常に小さいです。

自然界の水は、霧雨だとしても100ミクロン(1/10ミリ)程度。

人工的に思いっきり小さくしても数ミクロン(1/1000ミリ)が限界。

一方、気体としての水(水蒸気)は、0.004ミクロンです。

先ほどの霧雨と比べれば、桁が5つほど違います。

つまり水蒸気の立場から見れば、CACICO外壁の持つ数mmの隙間は、

広大な大海原と言って良いほどの空間なのです。

一方、外壁側から回り込んだ「水」に関しては、流れ落ちてもらう必要があります。

隙間を「櫛引き」形状にして、いるのはそのためです。

こちらは、15mmの隙間と比べれば明らかに不利です。

狭い空間に入った水は、毛細管現象と言って四方八方に広がることがあるからです。

その現象をCACICOの外壁は防水層の性能で担保します。

一般の防水層は、数多くの穴(ビス、タッカー等々)が開いていますが、

CACICOの外壁には穴が一切ありません。

水がどこに広がろうと、入っていく穴がないのですから無問題。

狭い隙間のデメリットを、防水性能でカバーしている訳です。

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