- 2012年9月29日 9:04 AM
- CACICOの毎日
欧州風力エネルギー協会(EWEA)が27日、
欧州連合に設置された風力発電の総容量が
1億キロワットに達したと発表。
日経の記事です。
原発39基分でそうですが、相変わらず設備容量でのニュースです。
以前太陽光発電ネタでお話しした事がありますが、
発電設備には設備容量と設備利用率というものがあります。
これは、
設備容量=フルパワーMAX
設備利用率=実際の平均値
というイメージです。
自然エネルギーは、原則お天道様まかせなので、いつもかもフルパワーという訳にはいきません。
太陽光10% 風力発電20% が通説とされています。
特に、風力発電は実際の発電量を発表しない傾向があるので、実績はなんとも言えません。
NEDOがまとめた風力発電導入ガイドブックにも設備容量20%以上が望ましいと書かれている程度。
さて、その20%を信じたとしたら、1億キロワットは、実質2千万キロワット。
EWEAの基準で行くと、原発8基分が風力でまかなえるという事。
これはこれで良い話。
と終われば万々歳かも知れませんが、現実はそうではありません。
先ほど、「お天道様まかせ」と言う話しをしましたが、原発8基分の風力発電を稼働させるためには、
同容量のバックアップ発電が必要となります。
極端な話、風力発電は0~1億キロキロワットの幅で、風任せで発電する方法です。
多すぎても大問題なのですが、その話はまた別の機会に・・・
少ない場合に「ハイ、停電」とはできないので、予備の発電機が必要です。
その予備発電機は、好きな時にオンオフできないと困るので、多くは火力発電所です。
つまり、
2千万キロワットの風力発電所は
2千万キロワットの火力発電所が必要という事。
ほんとそんな事で良いんですかね。
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