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2013年4月のアーカイブ

新しい道具

こんなものが届きました。

大型の糸鋸のようですが、実は発泡スチロールカッターです。

CACICOの外壁は、断熱材の切断。という仕事がついて回ります。

現在の規格サイズは、90㎝×60㎝。

短辺を切るのであれば、カッターや断熱材用の手鋸で大丈夫です。

ですが、長辺側を切る時は、少しだけ手間がかかります。

そこで登場するのが、こちらのスチロールカッター。

以前、自作しようと努力していたのですが、諦めた経緯が・・・

さて、こちらはメーカーの特注品です。

規格は60㎝までなのですが、

「最大どこまでいけるの?」と質問したところ、やって来たのがこちら。

刃渡りは1m10㎝。

これなら、長辺方向もサクサク切れます。

これからは、断熱材の厚みを増やす(今は5㎝)ことも検討していますので、

何かと力になってくれそうです。

北向きの窓

今日、亀井歯科医院さんに歯科材料を納めている業者さんと立ち話をしました。

彼曰く「北向きの窓が良いですねぇ」

私が「なぜですか?」と問いかけると

「治療する時は、光の色が変わらない、北側が良いんですよ」

と話されていました。

私が解釈するに

北向きの窓から入る光は、全て反射光です。

北向き以外の窓は、すべて(どこかの時間帯で)直射日光が入る可能性があります。

南側は特に、パッシブという意味では冬にダイレクトゲイン(太陽熱)を取り入れたいです。

ですが、歯科医院となると話が違うようです。

少し住宅の話をします。個人住宅に求められる窓のあり方です。

南 できるだけ大きく。でも庇は欠かせない

北 南の風抜きとして、小さい窓が複数箇所あれば

西・東 窓が無くても無問題。

これが、す~ごくざっくりした窓の意味です。

当然、敷地と間取りによって変わるので、あくまで原則論です。

ですが、高断熱の家を考えているのであれば、考慮に値します。

高性能な家で怖いのはオーバーヒート(熱の取り過ぎ)だからです。

上記の理由を説明します。

南    冬のダイレクトゲインは必要だが、夏場は遮りたい。だから庇付きの窓。

北    ダイレクトゲインの問題は無いが、断熱的には壁より落ちる窓は小さい方が良い。

西と東  太陽高度が低いので、庇の有無にかかわらず夏場でも日差しが射し込んでしまう。

一言でまとめると

春~秋のオーバーヒートを防ぐポイントは、南の庇と、西東の窓サイズ

「西日対策」の必要性はご存じの方も多いですが、

「太陽からの熱量」という意味においては、東も西も同じ。

日中の温度上昇にプラスされるため西日が強いと感じるだけで、太陽の熱量自体は変わりません。

さて、CACISU中央公園に話を戻すと、北窓の効用はもう一つありました。

それは「ピクチャーウィンドウ」として適していると言う事。

借景を楽しむには、北窓は最高です。

空気が静止した空間

外断熱をかけたRC造の建物で仕事を始めて気づいた事があります。

それは「室内の空気が動かない」という事。

よく、「暖かい空気は上に上がる」と言いますし、私も言ってきました。

ですが、それは正確な表現ではなかったようです。

正しくは「冷たい空気は下に下がる」です。

同じ事のようですが、室内で暖かい空気が上昇するのは、冷たい空気が下部に流れ込んでくるからなのです。

冷たい空気は、どこから来るのか?

それは、主に窓から来ます。

ある一定以上の断熱を施した建物の場合、壁、床、天井と較べて窓の断熱性能が低くなります。

シングルガラスは当然ですが、ペアガラスでも同じです。

それだけ光を通しながら断熱する、というのは難しい。

窓際で「寒さを感じる」建物は、窓際の室温が低くなっているという事。

そこで何が起こるのか?

冷やされた空気は床面に対して流れ落ちます。(足下がスースーするというやつですね)

これを専門的には、「コールドドラフト」または「ダウンドラフト」と呼びます。

窓から床への冷たい気流が発生する事となり、結果、暖かい空気を上に持ち上げるのです。

では、窓の性能をう~んと上げた場合はどうなのか?

窓で室温低下が起こらない訳ですから、コールドドラフト現象が起こりません。

つまり

密閉された空間で気流が発生するのは、部分的な温度低下が原因だったのです。

でCACISU中央公園はどうかというと

エレベーター前のコーナーです。

熱源は照明だけ。ただし2Fに亀井歯科さんが入っているので、階下の熱はあります。

サーモグラフィカメラで撮ると

なんか、窓周りが冷たくなっている感じに見えますが、

写真右側にある温度表示を見てください。

17.4~18.4℃と表示されています。

実際ピンポイントで温度測定をしてみますと

やはり結果は同じ。だいたい1℃ぐらいの範囲で収まっています。

この日は4月23日。

気象庁のデーターを引っ張ってきたところ

最低気温が朝6時の7.9℃

最高気温が昼12時の15.7℃

でした。

つまり、建物内部は外気温度に影響されず、どこでも、ほぼ一定という訳。

このような環境だと、前述したように空気があまり動かないようです。

CACISU中央公園の3Fには3つの部屋があります。

使っていない部屋は使っている部屋より、室温が低くなっています。

ならば、扉の下(アンダーカットで隙間がある)から、寒い部屋の空気が暖かい部屋に入ってくるか。

というと、そんな事はあまりありません。

コールドドラフトが起こるほどの温度差がついていない事が大きな理由だと思われます。

快適な室内空間では、空気が静止する。

身をもって体感しています。

赤い冷蔵庫

事務所に冷蔵庫がいるなぁ。

と思って電気屋さんに行きました。

しかし、最近の冷蔵庫の性能はすごい事になっています。

何せ、180Lの小型冷蔵庫より、600Lの大型冷蔵庫の方が、年間の電気代が少なくて済むのです。

同じメーカー内で、その技術格差はいったいと思ってしまいます。

しかし、生活する訳ではないし、初期コストは高いし・・・

と考えていたところで出会ったのがこちら。

現品限りでたたき売りされていたのを発見。

色がキレイ&内装(棚がガラス)がちゃちく無い。

容量は300Lと大きすぎるのですが、まぁ手元に置くなら見てきれいなモノを。

と変な理由をつけて購入しました。

単なる「赤」好きという話もありますが・・・

ちなみに電気代は、なかなか食います。大食らいの赤いスポーツカーですね。

沙弥島と瀬戸大橋

瀬戸内芸術祭の3シーズンパスポートを買ったまま、何もしない日々。

で、これではいかんと、春シーズンだけ開催される会場に行ってきました。

場所は沙弥島。

今日は「さかいで塩まつり」も開催されており、どこまで駐車場なの!!という状態でしたが、

瀬戸芸の会場は比較的スムーズに見る事ができました。

この写真以外にもいくつかの展示があり、なかなかに面白いのですが、

でも圧巻なのは、や・は・り

マリンライナーに乗っていると、あまり分からないのですが、下から見るとやはり迫力があります。

25年も前に、こんなモノができたなんて、すごいです。

今回初めて「瀬戸大橋記念館」も覗きましたが、ここだけで半日は楽しめる中味に思えました。

しかも無料!!

あっ、「さかいで塩まつり」も初めてでしたが、セスナのアクロバット飛行まであって、

結構大がかりなイベント。

天気も良く、久々ののんびりした一日でした。

続・鉄骨の家

先週に足場が外れたので、その全景が見られるようになりました。

内部空間の柱を無くするために、重量鉄骨で作られた「鉄骨の家

すいません、私が勝手に呼んでるだけです。

で、鉄骨造の家に熱的な意味でベストなのが、CACICOの湿式外断熱を用いた外壁です。

外壁の固定に金属を使わないため、鉄骨のウィークポイントであった「熱橋」が発生しません。

設計士さんがデザインしているだけあって屋根が薄くて樋の存在感も押さえられています。

かっこいいですね。

で、もう一つ特徴があります。

少しカメラのアングルを変えます。

足下部分にご注目。

住宅に不可欠の「水切り」がありません。

木造の場合は、いかに防蟻断熱材を使おうが、「水切り」的なモノが必要となります。

ですが、構造体が鉄骨。つまり木部が無ければ良いのでは?

という発想から考えられています。

このデザインを達成するためには、仕上げ材が汚れに強い。というのも必要条件。

外構の完成が待ち遠しいです。

赤いサイドキャビネット

事務所の模様替えをしました。

今まで打ち合わせに使っていた大きなテーブルを事務机に変更。

すると、引き出しが手近に無い事になってしまいました。

これではいかんと、サイドキャビネットを物色。

で、辿り着いたのがこちらです。

シャア専用じゃないですが、赤いサイドキャビネット。

事務用品っぽくない色合いが気に入ったので・・・

Garageというブランドで、プラスがインターネットのみで販売していました。

新しい家具が来ると、何かうれしいですね。

続・アイロンは俺にまかせろ

アイロンは俺にまかせろ

と職人さんに宣言した結果はどうだったか。

「数が足りない」と言うお答え。

前段を省略してしまいましたね。

「とっても使いやすかった、でも数が足りない」

これは、私の業務が1つ増えた事を指します。

CACICOの外壁工事には、私は夜なべ(昼でも良いですが)してアイロン掛けをすると。

アイロン掛けの腕前が上がって、現場も喜ぶ。

家事に力が入りますねぇ。

基礎外断熱の工事中

基礎の外断熱をする時に大切な事。

その1つに、白蟻対策があります。

防蟻断熱材を使用していても、「継ぎ目」に隙間があると、そこが蟻道になる可能性があります。

ですので、防蟻コーキングで隙間をつぶします。

その上

断熱材の上部は、物理障壁として金属で覆い。

かつ、金属の継ぎ目は、またまた防蟻コーキング。

ここまですれば、白蟻は怖くないですね。

西建住宅さん、すごいです。

では、早速下地の工事に入ります。

基礎断熱材は、それほど固くないので、

樹脂モルタルとメッシュシートで、がちがちに固めます。

この工事、実は地面に隠れる所(根入れ)まで被覆する必要があります。

ですので基礎工事完了後、「埋め戻し」という作業を待ってもらっての施工です。

これで、白蟻10年保証がばっちり取れます。

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現場で造られる

土曜日は、鉄骨の家の仕上げ塗りでした。

この日は、まず左官材料とコテの使い方から。

みんなバリバリのプロです。

それでも慣れない材料だと、先人の知恵が必要です。

まずはお手本

でもって各自が試し塗りをします。

そこでコテの使い方を微調整してもらいます。

なぜなら、

大きな面積を短期間で仕上げる。

という条件下においては、「仕上げパターンは一人」という訳には行かなくなります。

 注) 詳しい施工方法は、過去ブログ「引きが早い」をご覧ください。

特に、この日は春特有の強風下でもあり、「仕上げ一人」は無理と判断しました。

結果、各自が仕上げも行う方式に。

そこで必要なのは、先ほどの微調整。

個々の「癖」を極力出さないようにする擦り合わせです。

以前にも書きましたが左官は、自然と折り合いをつけるのが仕事です。

それは季節が変われば?、現場が変われば?

いえ、同時期の同じ現場であっても「壁の面」が変われば、自然環境は違います。

時間帯による日光の有無、気温、風のあたり方などがバラバラです。

この辺は完成品を現場で組み上げる、一般的な外壁とは180度違うところ。

外壁工事は一般的に、雨に左右されます。

ですがそれは、「作業員の安全管理」という理由だけです。

ですが塗り壁は現場で完成品になるため、

自然環境を無視しては、良いモノができません。

ある意味、路地で行う農業に近いかも。

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