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断熱材の裏側

CACICOの外壁の特殊性は、その取付方法にあります。

小さく切断した(90㎝×60㎝)断熱材の裏側に、樹脂モルタルを塗りつけ、

それを接着剤にして、壁に貼り付けます。

全面に隙間無く貼ると、水分の逃げ道がなくなるので、

特殊なコテを使って、溝を付けていきます。

こんな感じ

結果として、こんな風になります。

「こんな隙間で大丈夫? 通気って、もっと大きな空間が必要なのでは」

と建設業界の人に聞かれることがありますが、まったく問題ありません。

建築基準法には、外壁と防水層の隙間サイズに規定はありません。

室内からの湿気を排出できること

外壁の裏側に回り込んだ水の排出

の二つが叶えられればよいからなのです。

一般的に「通気工法」と呼ばれるものは、法律ではなく、業界団体の規格です。

窯業系サイディング協会が考えたもので、

15mmとか18mmの数値には、特段の理由がありません。

空気を積極的に動かすことによって湿気の排出を促進させる。という言い方もできますが、

個体としての水ではなく、気体としての水蒸気は非常に小さいです。

自然界の水は、霧雨だとしても100ミクロン(1/10ミリ)程度。

人工的に思いっきり小さくしても数ミクロン(1/1000ミリ)が限界。

一方、気体としての水(水蒸気)は、0.004ミクロンです。

先ほどの霧雨と比べれば、桁が5つほど違います。

つまり水蒸気の立場から見れば、CACICO外壁の持つ数mmの隙間は、

広大な大海原と言って良いほどの空間なのです。

一方、外壁側から回り込んだ「水」に関しては、流れ落ちてもらう必要があります。

隙間を「櫛引き」形状にして、いるのはそのためです。

こちらは、15mmの隙間と比べれば明らかに不利です。

狭い空間に入った水は、毛細管現象と言って四方八方に広がることがあるからです。

その現象をCACICOの外壁は防水層の性能で担保します。

一般の防水層は、数多くの穴(ビス、タッカー等々)が開いていますが、

CACICOの外壁には穴が一切ありません。

水がどこに広がろうと、入っていく穴がないのですから無問題。

狭い隙間のデメリットを、防水性能でカバーしている訳です。

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