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トイレに窓は必要か?

今回のお題は、トイレの窓です。

住宅設計の基本ルールとして、窓の無い部屋は作りません。

日光が積極的に不要な、ウォークインクローゼットは別ですけど、

それ以外は必ず窓を付けますね。

逆に、トイレや脱衣室等に、プラン的な制約から窓を取れない場合。

「無窓」な部屋、と言うことで、ダメプランの烙印を押されたりします。

その上でCACICOは、

「トイレに窓は不要」

だと考えます。

もちろん条件次第です。

北面なら   あっても良い

南面なら   庇があればあっても良い

東と西は   無い方が良い

と、考えるのです。

その理由を書いてみます。

トイレに付ける窓の面積はどれくらいでしょうか?

縦60㎝×横45㎝ぐらいかな。

こんな小さな窓の一つにグダグダ言って・・・

と思われるかも知れませんが、まぁお付き合い下さい。

まず、必要な理由を考えてみます。

① 明かり取り

② 換気

この二つだと思いますが、②の目的で付ける人っているのでしょうか?

最近は、全館集中換気に繋ぎ込むか

人感センサーと連動した局所換気のどちらかでしょうから、

 

トイレに入るから窓を開ける。

トイレを使用したから窓を開ける。

または、トイレの窓は基本開けっ放し。

 

このような生活をされている人って、新築住宅においては少ない気がするのです。

なのに何故、現代において、トイレに窓が付いているのか?

残る理由は、明かり取りですね。

確かに無窓のトイレを使用するときは、照明器具が必要です。

なので、日中の無窓は、無駄な電気代が発生すると言えます。

ですが、窓を付けることによって失うモノもあります。

それが「熱」です。

そんな小さな窓一つで・・・

と思われるかも知れませんが、

先ほど例に挙げた60㎝×45㎝の窓は、面積にして0.27㎡。

一方トイレの基本的な面積は0.5畳ですから、

これを6畳に換算したら、0.27㎡×2×6で、3.24となります。

一方、一般的な掃き出しサッシの寸法は、2.1m×1.6m=3.36

ほとんど一緒。

つまりトイレに小さな窓を付ける事と、6畳間に掃き出しを1つ付ける事は、

熱的には同じ意味なのです。

一方、

トイレは滞在時間が短く、ほぼ座っているだけの場所なので、

明かりの重要性は、結構低いと考えます。

トイレにおける窓の可否は、

明かりを採るか、熱的な有利を取るか。

という選択なんですね。

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