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2016年8月9日のアーカイブ
トイレに窓は必要か?
- 2016年8月9日 11:55 PM
- 「かしこい家」の性能
今回のお題は、トイレの窓です。
住宅設計の基本ルールとして、窓の無い部屋は作りません。
日光が積極的に不要な、ウォークインクローゼットは別ですけど、
それ以外は必ず窓を付けますね。
逆に、トイレや脱衣室等に、プラン的な制約から窓を取れない場合。
「無窓」な部屋、と言うことで、ダメプランの烙印を押されたりします。
その上でCACICOは、
「トイレに窓は不要」
だと考えます。
もちろん条件次第です。
北面なら あっても良い
南面なら 庇があればあっても良い
東と西は 無い方が良い
と、考えるのです。
その理由を書いてみます。
トイレに付ける窓の面積はどれくらいでしょうか?
縦60㎝×横45㎝ぐらいかな。
こんな小さな窓の一つにグダグダ言って・・・
と思われるかも知れませんが、まぁお付き合い下さい。
まず、必要な理由を考えてみます。
① 明かり取り
② 換気
この二つだと思いますが、②の目的で付ける人っているのでしょうか?
最近は、全館集中換気に繋ぎ込むか
人感センサーと連動した局所換気のどちらかでしょうから、
トイレに入るから窓を開ける。
トイレを使用したから窓を開ける。
または、トイレの窓は基本開けっ放し。
このような生活をされている人って、新築住宅においては少ない気がするのです。
なのに何故、現代において、トイレに窓が付いているのか?
残る理由は、明かり取りですね。
確かに無窓のトイレを使用するときは、照明器具が必要です。
なので、日中の無窓は、無駄な電気代が発生すると言えます。
ですが、窓を付けることによって失うモノもあります。
それが「熱」です。
そんな小さな窓一つで・・・
と思われるかも知れませんが、
先ほど例に挙げた60㎝×45㎝の窓は、面積にして0.27㎡。
一方トイレの基本的な面積は0.5畳ですから、
これを6畳に換算したら、0.27㎡×2×6で、3.24㎡となります。
一方、一般的な掃き出しサッシの寸法は、2.1m×1.6m=3.36㎡
ほとんど一緒。
つまりトイレに小さな窓を付ける事と、6畳間に掃き出しを1つ付ける事は、
熱的には同じ意味なのです。
一方、
トイレは滞在時間が短く、ほぼ座っているだけの場所なので、
明かりの重要性は、結構低いと考えます。
トイレにおける窓の可否は、
明かりを採るか、熱的な有利を取るか。
という選択なんですね。
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