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トートコーヒーのモデルチェンジ

私の、お気に入りのコーヒー豆屋さんが、「THOTO COFFEE」です。

高松からは、有料解除になった高松坂出有料道路を越えて、ひたすらドライブ。ゴールドタワー近くの海岸線に位置します。

お店に入ると、いつもと感じが違う。

配置が変わっただけではなく、見慣れない銀色の袋が・・・

と思っていると、お店の方が、「今日からパッケージを変えたんですよ」と教えてくれた。

今までのものは紙袋で、それはそれで味わいがあった。

だけどアルミの袋になって、内部のガスを放出するバルブ(背中に付いている)性能が格段にアップしたとのこと。

かつ、ジッパーが付いたため、開封した豆の保存が、とても便利になっていました。

 これは、良いタイミングで来たなぁと思いつつ、お薦めの豆を2種類・購入。 

こちらのお店は、250g以上の豆を買うと、お持ち帰りのコーヒーを一杯煎れてくれます。

そのコーヒーを飲みながら帰路につくのが、なんとも楽しい時間です。

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「はやぶさ」来県

あの、探査機「はやぶさ」の帰還カプセルが、香川県にやって来た。

昨年の6月13日。再突入は日本時間の20時。

信じられないことに日本のテレビは、どの局も生中継を行わなかったので、ネットで中継を見ようと努力したのを覚えています。

 そんな「はやぶさ」のカプセルが来ている。という事で、当然ながら見に行きました。

最終日の夕方でしたが、数多くの人が来場しており、館内に入るまで、数十分待ちました。

ですが、多くの人が見に来ているうれしさの方が強く、まったく気になりませんでした。

「はやぶさ」と言われても、何だか分からない人に、そのものすごさの一遍を。

はやぶさは、3億キロ先(想像つきません)の、時速10万キロで移動している全長540mの小惑星に着陸して、なおかつ戻ってきました。

この大変さを、もう少し分かりやすい尺度でまとめると

東京から2万キロ離れたブラジルのサンパウロの空を飛んでいる、直系5mmの虫に、弾丸を命中させる精度。

との事です。

擬人化する事においては、世界でぶっちぎりの才能を持つ日本人としては、

「はやぶさ」の達成した「はじめてのおつかい」は、涙なくては語れない出来事だと思います。

そうでなければ、映画が3本も企画されませんよね。 

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CACICOの選んだ断熱材

 

以前、断熱材を充填するという話をしたのですが、断熱材なら何でも良い訳では
ありません。

性能が出来るだけ高い製品、を選択するように心がけています。

海外でパッシブハウス等の高性能住宅を見ていて思うことは、壁が非常
に分厚いということです。

壁厚が、優に20㎝は有り、その外側に付加断熱を付けるのが普通だったりします。

自然素材を材料にした断熱材を、これでもか、と詰め込むのですが、

日本の状況を考えた場合、そのような物量作戦は、まずサイズの問題でNGな気が
します。

小さくて、高性能。というのは、日本の工業製品の売りですが、それは断熱材に
おいても同様かなぁと、私的には考えます。

じゃあ、日本でもっとも性能の高い断熱材は何か?

それは、セキスイが出している、フェノバボードです。

数値で言えば、0.019 W/(m・K)。

この数値は、少なければ少ないほど性能が高いと考えて下さい。

次に性能が良いのが、旭化成のネオマフォームで、0.020 W/(m・K)。

続いてアキレスのキューワンボードが、0.021 W/(m・K)

この辺りが、高性能断熱材グループです。

押出法発泡ポリスチレンフォーム保温板3種という、ジュゲムの様な名前の断熱材種があります。
板状の断熱材の中では、一般的に普及している材料でもあります。

性能は、メーカーによって少しずつ差があるのですが、例としてO邸で基礎の外側に使っているスタイ
ロフォームAT
という商品であれば、0.028 W/(m・K)という数値になります。

余談ですが、なぜ基礎の外断熱に高性能なものを使用していないかは、断熱性能より白蟻対策を優先したためです。

引き続いて、高性能グラスウールやロックウール、セルロースファイバー等は、0.036 W/(m・K)辺りですので、感覚的に性能差が分かって頂けると思います。

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JIOの構造体検査です。

 先日、JIOの構造体検査が行われました。

JIOとは、住宅の瑕疵保険が、全棟義務化される前からのお付き合いです。

特筆すべきは、JIOだけに設定されている、外装下地検査という項目。

この項目があるから、JIOを選んでいる。といっても過言ではありません。

さて今回は、その前に行われる、構造体検査です。

検査員のOさんのチェックが続きます。

この後、検査は無事終了し、工事は次の段階に進んでいきました。

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一文字か万十か?

一文字か万十か? これ実は、瓦屋根の軒先納まりの名称です。

瓦の種類は、こちらで確認して欲しいのですが、まず、瓦の形状が異なります。

一般的に多いのは、万十瓦です。名前通り、先っぽに、丸い「まんじゅう」の様なものが付いています。

一方、一文字瓦は、その様なものが付いていません。

この2つの瓦ですが、圧倒的に万十瓦の方が簡単に工事ができます。

なぜならば、この「まんじゅう」部分で、重なりをコントロール出来るからです。

瓦は、ご存じの通り「焼き物」です。そのサイズは、瓦一枚ごとに微妙に異なってしまいます。

その微妙なサイズを、言葉が悪いですが、ごまかせるのが万十(まんじゅう)瓦なのです。

では、一文字瓦はどうかと言うと、こんな感じです。

 ぴったり組み合わさっていますね。でも、先ほど「焼き物」だから、サイズは揃わないと言いました。

では、どうやっているかというと、瓦切断機の登場です。

この機械を使って、すべての軒瓦をカットしていきます。もちろん、カットするだけではなく、正確な噛み合わせになるよう、研磨して形を整えていくのです。

瓦一枚は、大きくても30㎝です。家の一辺が、15mあれば、そこには、50枚の瓦が並びます。

一枚に付き1㎜サイズが狂ったとしても、合計すると、5㎝も全長が変わってしまうので、非常に精密な加工が要求されます。

しかも、サイズだけではなく、形状までも合わせるのですから、気が遠くなるような作業です。

一文字葺きの、すっきりとしたラインは、職人さんの技術の結晶といえるでしょう。

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充填断熱が5㎝×2の理由

前回は断熱工事の手法として、10.5㎝(3寸5分)の柱奥行きに、5㎝の断熱材を2枚入れる、という話をしました。

さて、ここで何故「5㎝を2枚なのか?」という理由をご説明します。

10㎝1枚の方が一工程ですし、今回使用したフェノバボードには10㎝というサイズもラインナップされています。

ですが、下記理由で行っていません。

 

①断熱材の現場カットが難しい

規格サイズの断熱材を現場で寸法カットして使用するのですが、その時に切断できる厚みが5㎝を超えると、切断が難しくなります。

②電気配線工事に対する配慮

電気配線工事には、約5㎝の隙間が必要です。配線自体は細いのですが、コンセントやスイッチボックスに合わせると、その寸法が必要なのです。

工事手順としては、「5㎝の断熱→電気配線→5㎝の断熱」という事になります。

10㎝を入れる場合、先に配線をすれば断熱工事に手間がかかり、断熱を先にすれば、配線工事が難しくなります。

③気密への配慮

柱は、木材という自然の素材ですので、ねじれやゆがみなどが、どうしても避けられません。

また、断熱材も現場で切断すれば、全てのサイズを寸法通り。という訳にはいかないものです。

柱と断熱材の隙間を埋めるよう、コーキングを入れるのですが、5㎝の断熱材を二重に入れる場合は、コーキングも二重になり、気密を確保しやすくなります。

④断熱をたくさん入れたい

写真は一例ですが、壁の中には入隅材や下地材などが、数多くあります。その厚みは、ほんの数㎝ですが、10㎝の断熱材では、そこは断熱できない場所になってしまいます。出来るだけ多くの断熱材を充填する目的でもあります。

 

この方法は、大工さん、電気屋さんなど、作業に参加する人々の意見から考案した方法です。

CACICOの家は、みんなの知恵で造られます。

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屋根の遮熱ルーフィング

屋根の性能を考える時に、遮熱はかかせません。

なぜならば、日が当たらない外壁はあっても、屋根には、ほぼ間違いなく直射日光が降り注ぐからです。

そこで出てくるのが、遮熱材です。

本邸では、屋根の防水材であるルーフィングを遮熱タイプにしました。

遮熱ルーフエアテックス」と言う商品で、屋根材が瓦だったので、この方法を選択しました。

板金屋根やスレート瓦など、屋根材とルーフィングの間に隙間が存在しない屋根材では、効果がでません。その場合は、野地を二重にする等の処置が必要となってきます。

瓦の場合は、重ねていく施工方法と、瓦自体のアール形状が相まって、瓦と下地の間に、自然と空気層が出来ています。

この空間を使って、遮熱をするのが、遮熱ルーフィングの特徴です。

しかも本邸は、南面の屋根に、太陽光発電を設置します。

こちらも、屋根を二重にするという意味では、夏の日射遮蔽に、とても有効です。

太陽光発電パネルのメーカーは、発電効率(面積当たりの発電量)を競っていますが、屋根全体をカバーできる大きなパネルは、メーカーが想定しない所で、夏の快適さに貢献しているのです。

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鉄骨階段を搬入

 

 今日は、鉄骨階段の取付日です。

朝10時に、真っ白な錆止め塗装に身を包んだ側桁(踏み板を支える両端)が、やって来ました 。

固定作業の前に、階段の水平を確認します。

足元は、コンクリートの上に置いている状態で、そこに高さ調整のパッキンを差し込みながら、角度決めをします。

と、簡単に書きましたが、むちゃくちゃ重いので、これまた一仕事です。

で、ようやく位置だしが終了。

ちょっと細かいですが、ビスを固定する位置は、踏み板と重なる場所にしています。

ビスの頭が見えると美しく無いので・・・

この辺りが、フィニッシュの綺麗さに影響してくるのです。

 取付工事は、まだまだ始まったばかりです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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壁の断熱工事を開始

cacicoの一棟目にあたるO邸では、家の快適性を保つために、断熱性能を出来るだけ上げる。という目標にチャレンジしています。

その一つとして、外壁の断熱があります。

外断熱・内断熱という言葉をお聞きになった方もいらっしゃると思いますが、

実はこの言葉、木造住宅では使わない言葉です。

正しくは、外張り断熱、充填断熱というのが正しい用語です。

先述の外・内というのはRC(鉄筋コンクリート)の建物に対する用語なのです。

それはともかく、O邸は、「充填断熱を基本に外張り断熱をプラスする」付加断熱という形を取っています。

何故、充填断熱が基本なのか。

壁の中というのは、何もしなければ、空洞、つまり無駄な空間です。

そこを、もったいないから断熱スペースに使う。いう単純な考えです。

外張り断熱は、建物自体がどうしても外に広がっていきます。

5㎝の断熱材を貼り付ければ、両側で10㎝。

10㎝の断熱材を使えば、10㎝+10㎝で、20㎝も外側に広がってしまいます。

敷地に余裕があれば・・・という以前に、同じ20㎝であれば、まず壁の中にあるではないか!!

と、言うことで、CACICOでは、まず充填断熱に力を入れます。 

写真は、5㎝厚のフェノバボードのを、壁中に充填しているところです。

柱と間柱のサイズは、基本的に同じサイズなので、ぴったしサイズにカットした断熱材を高さだけ合わせて準備します。

気密性能を取るために、四方にコーキングを打ち込んでから、断熱材を充填していきます。

O邸の柱サイズは10,5㎝。

後5,5㎝も残っているのでは・・・と思われたあなたは鋭いです。

実はO邸は、5㎝を二重に入れて、合計10㎝にします。

現状は、壁断熱工事の、まだまだ一部でしかないのです。

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CACICOブログスタート

ホームページがオープンしていませんが、ブログのスタートを開始します。

オープン予定は、現在の所11/1。

ですが、準備運動!という事で、ブログをぼちぼちと始めます。

現在、CACICOの一棟目を建築中なので、その現場リポートと、街角のもろもろを、ブログでお送りしたいと思っています。

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