- 2016年6月4日 7:01 AM
- CACICOウォール
高断熱住宅に必要なもの。
その一つが、日射遮蔽目的の庇です。
さて、庇の出巾というのは、木造住宅ではなかなか難しいのです。
簡単に言うと、強度の確保が大変なのです。
その時、外部に独立柱とか袖壁があれば、強度の問題が解消できます。
こんな感じですね。
これは三協アルミのカタログから拝借しました。
玄関庇を長くだす。その強度を保つために柱(や袖壁)を建てる。
構造的には理にかなっていますが、
気になるのは、この柱(や袖壁)の長期的な耐久性です。
この写真を見て下さい。
玄関先の庇を支える袖壁の工事中です。
緑色は、構造体を守る防水層、
この防水層を傷つけないように、ビスではなく断熱材を接着しています。
8㎝の断熱材でサンドイッチされているため、壁の厚みは約30㎝。
(普段は5㎝の断熱材です。その時の壁厚でも24㎝)
このような独立壁を作る場合、一般的には外部環境となります。
一方、CACICOウォールの場合、
柱や合板等の構造材の全てを防水層と断熱材で覆うため、
構造体内部の温湿度変化は、もの凄くゆっくりしたものになります。
構造体の快適は、必ず構造体の長寿命に繋がります。
タイトル通り、世界で一番幸せな袖壁だと思いますね。
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