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世界で一番幸せな袖壁

高断熱住宅に必要なもの。

その一つが、日射遮蔽目的の庇です。

さて、庇の出巾というのは、木造住宅ではなかなか難しいのです。

簡単に言うと、強度の確保が大変なのです。

その時、外部に独立柱とか袖壁があれば、強度の問題が解消できます。

こんな感じですね。

20060604

これは三協アルミのカタログから拝借しました。

玄関庇を長くだす。その強度を保つために柱(や袖壁)を建てる。

構造的には理にかなっていますが、

気になるのは、この柱(や袖壁)の長期的な耐久性です。

この写真を見て下さい。

s-IMG_6028_DxO

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玄関先の庇を支える袖壁の工事中です。

緑色は、構造体を守る防水層、

この防水層を傷つけないように、ビスではなく断熱材を接着しています。

8㎝の断熱材でサンドイッチされているため、壁の厚みは約30㎝。

(普段は5㎝の断熱材です。その時の壁厚でも24㎝)

このような独立壁を作る場合、一般的には外部環境となります。

一方、CACICOウォールの場合、

柱や合板等の構造材の全てを防水層と断熱材で覆うため、

構造体内部の温湿度変化は、もの凄くゆっくりしたものになります。

s-IMG_6031_DxOs-IMG_6033_DxO

構造体の快適は、必ず構造体の長寿命に繋がります。

タイトル通り、世界で一番幸せな袖壁だと思いますね。

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