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絆創膏と外壁の関係

前回は、絆創膏の話でした。

この絆創膏ネタ、実はもの凄く大きな問題が背後にあります。

医療行為における「消毒」の必要性が激減するレベル。

ですが、まぁその話は置いといて

前回のまとめです。

一般的な絆創膏は、

皮膚表面を外部環境にする事を目的としています。

ホントは覆いたくないのです。だけど実生活上無理なので消極的に貼ります。

高級絆創膏は、

皮膚表面を外部環境から切り離す事を目的としています。

特に乾燥を防ぐために、通気させない事が目的ですから、積極的に貼ります。

で、改めて

これって、実は外壁の構造とよく似ているのですね。

絆創膏が外壁で言うところのサイディングと考えて下さい。

絆創膏の使命をサイディング風に書き直します。

一般的な絆創膏

外界から傷口を守るシェルターでありつつ、傷口を乾燥させるための通気は必要。

まんま通気工法だと思いませんか?

高級絆創膏

外界から傷口を守るシェルターであるし、傷口も外部の自然環境から切り離したいため、通気は不要。

こちらは非通気工法、つまりCACICOの行っている接着式外断熱です。

 

現在主流の通気工法は、名前の通り、サイディングと防水層の間を積極的に通気させます。

その進化は、以前サイディングの誕生でまとめた通り。

複層構造の外壁ゆえに、防水層が必要とされ、

漏水防止の観点から空間を空けるようになり、

結露対策で防水シートに透湿性を開発し、

空気を積極的に動かす。

そして最新トピックスは

夏場の逆転結露を防ぐために、室内のベーパーバリア(防湿層)に調湿機能を設ける。

一つ一つはごもっともで、目的に対して誠実なのですが、

何かボタンを掛け違えている気がするのです。

 

さて、ここから勝手問答をしてみます。

  Q 何故、通気をしないといけないのか

  A 構造体内の湿気を放出しないと、結露が起こるから。

と言うのが模範解答。

  Q 何故、結露が起きるのか

  A 耐力壁は(透湿防水シート越しに)外気に接しているため、温度が低いから

これも正しい解答です。では引き続いて

  Q 結露が起きないように出来ないのか?

  A 室内側の防湿層は完璧では無いため、構造体内へ水蒸気が入る事をゼロにはできない。

      なので、不可能。

ですよね。では質問を変えましょう。

  Q 耐力壁の温度が露点を下回らないとしたらどうか。

  A 通気工法では、不可能な前提である。

と言う訳で話は平行線を辿るのですが、あえて続けます。

何らかの手段で、耐力壁の温度を確保(露点まで下げない)出来るとしたら、

構造体内に水蒸気が入って来ても結露は発生しません。

傷口(防水層)を過酷な自然環境にさらす行為を、通気と呼んで「良い事」とする意味が無くなります。

パラダイムシフトが始まる

前回のブレイクスルーに続いて、今回はパラダイムシフト。

これも対応する日本語が無いので、カタカナ言葉でごめんなさい。

パラダイムは常識、シフトは変わる。と捉えて頂ければと思います。

世界史的に有名なパラダイムシフトは、何と言っても天動説→地動説。

ブレイクスルーとパラダイムシフトは、似ているようで全く違います。

ブレイクスルーは、正常進化。

つまり、皆がやりたかったけど出来なかった事を「克服」したため

関係者全員が問題なく受け入れるのですね。

一方パラダイムシフトは、方向転換。

つまり、今までの考え方は「間違っていたよ」と言われるわけですから、

関係者はたまりません。当然批判が巻き起こります。

地動説が受け入れられるのに、何百年もかかったのはそのためです。

さて、そんな大昔の話を出されても困るでしょうから、身近な例を

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こちらはどちらも絆創膏・・・でメーカーも同じ。ですが、考え方は右と左ぐらい違います。

一般的な絆創膏は、通気を重んじます。

傷は、洗って→乾かして→消毒する

と言う治療スタイルに合致しています。

一方の高級絆創膏は

傷は、洗って→そのまま湿潤状態を保つ

ですので、全く正反対。

もう少し論点を絞り込むと

傷は消毒すべし、と言うのが普通の絆創膏で、天動説担当。

一方、傷は消毒しない、と言うのが高級絆創膏で、地動説担当。

なんですね。

さて、たまたまですが、

一般的な絆創膏は乾燥させるために通気を重んじます。

一方、高級絆創膏は乾燥させないために密閉します。

これが建築の外壁とよく似ているのですよね。

で、またまた続きます。

外壁のブレイクスルー

日本語で書きたかったのですが、あまり該当する言葉が無かったのです。

ブレイクスルーとは、障害を突破するイメージで、革新的発明と言っても良いかも知れません。

携帯電話を例にとると、昔の携帯電話は、ショルダーバッグみたいな大きさで、その上に受話器が載っている感じ。

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これで出来る事は、当然ながら音声通話だけだったんですね。

それが今ではスマートフォンのサイズで、音声も映像も手に入ります。

これなんか、いくつもの革新的な発明が、様々な障害を克服、つまりブレイクスルーしてきた結果なのです。

さて外壁のブレイクスルーと言えば、防水層に透湿を加味した事だと思います。

いわゆるタイベックの登場ですね。

日本の初タイベックは、1983年に北海道で施工されました。

透湿防水シートを使った通気工法の走りです。

その後数年掛けて、

防水シートに直接サイディングを止める

から

透湿防水シートに通気層を設けてサイディングを止める。

という工法に徐々に変わって行ったのです。

現在主流の通気工法は、生誕25年。という所ですかね。

流れを整理すると

外壁の構造が、単層から複層に変化し、防水層が誕生。

その結果として

防水層とサイディングが密着している事から、毛細管現象で漏水が多発

防水層は液体の水のみでは無く、

気体としての水、つまり水蒸気も堰き止めるので、壁体内結露も誘発しました。

対応策として考え出されたのが、

防水層を透湿防水層に変える事と、防水層とサイディングの間に空間を設ける事。

この2つだったんですね。

タイベックのホームページにも同様の事が書かれています。

さて、この話は次回に続きます。

サイディングの誕生

外壁の話です。

昔の建物は、防水層がありませんでした。

なぜなら、単層構造だったから。

土壁、ブロック、石積み、どれを取っても同じなのです。

では、防水層という概念はどこから来たのでしょうか?

想像するに、日本では戦後だと思うのですね。

サイディング、正確には窯業系サイディングと呼ばれるものの始まりは、結構新しいです。

この分野でメジャーなアイカ工業のモエンサイディングは、1974年に誕生しています。

この商品と相前後して、防水層も使われ出したと想像します。

ここの変化は大きく、外壁は

「現場で、単層構造」から「工場生産品を複層構造で仕上げる」ものに切り替わっていくのですね。

ここで出てくる「防水層」なるものがくせ者なのです。

よく断熱材を入れだしてから壁体内で結露が始まった。

という話がありますが、

正確には「断熱材」によって結露が酷くなっただけで、

防水層の登場と同時に壁体内結露は始まっていたのです。

室内と室外の間に、それまで無かった水も湿気も通さない膜が出来たのです。

当然と言えば当然ですね。

なお、この時代には、通気工法等と言うものは、影も形もありません。

公庫の仕様書に「通気工法」が掲載されるようになったのは、結構最近(25年ぐらい前かな)なのです。

この時代の外壁とは、柱の外側に防水シートを巻いて、サイディングを正面からビスで留める。

というもの凄く原始的なものでした。

こんな感じで、現在の主流を占めるサイディングは生まれたのです。

この話は、次回に続きます。

高松の美味しいお店  たべごとや 艸 (そう)

情報誌で紹介されていた和食屋さんに行ってきました。

「たべごとや 艸」です。  FB  

掲載されていた料理に惹かれるものがあって選択。

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看板はこれだけなので、ちょっと探してしまいました。お店全体はこんな感じ。

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表の椅子は、「喫煙席」らしいです。

お店の中は、すっきりとした小料理屋という風情。

入った瞬間、「お久しぶりです」と挨拶されました。

容量が少ないため、記憶がところてん方式のCACICOは気づかなかったのですが、

店主さんは以前、喰くう(現在は名前変わってれんげ料理店)で働いていて、

その時に覚えていてくれたそうです。

なので料理の方も、喰くう大将直伝の味がベースとのこと。

まずは突き出しから。

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一品目が野菜+自家調合のお味噌。

朝、自分の田んぼから採ってきたものも入っているとの事で、みずみずしさが満点です。

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でもって二品目は、イカナゴ。これとても美味しかったです。

一緒に行った人も絶賛のお味。

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続いて、刺身の盛り合わせ。イイダコは低温調理しているとのことで、生臭さの全くない刺身状態。

鰹のたたきも、二つの部位が出て来たりと芸が細かいです。

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半熟卵の豚肉巻き。甘辛ソースと良く合います。

半熟卵があると幸せ度がアップしてしまうCACICOでした。

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こちらは、アスパラガスの炭火焼き・・・名前忘れましたm(_ _)m チーズと黄身のコンビネーションが良いですね。

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さて最後が、牛ほほ肉と大根の煮込み。

喰くうでは、「テール大根」として定番メニューだったのを、艸さんでアレンジしたもの。

良く切れそうなナイフが付いていますが、お箸で簡単に切れてしまう柔らかさ。

ひとつ小ネタを。

お店をオープンする前に、喰くうの大将にご挨拶に行った時。

その時大将から、一つだけお願いがある。と言われたそうです。

それが、「新しいお店は、ぜひ禁煙にして欲しい」

大将から「お願い」されたので、二つ返事。

それまで喫煙で考えていたのを急遽禁煙に変えたそうです。

喰くうも、れんげ料理店にリニューアルオープンした段階で、禁煙になって快適度がアップしています。

また一つ、行きつけにしたくなるお店が出来て、CACICOとしては幸せな夜でした。

鉄筋コンクリート造の断熱リフォーム

CACICOは主に木造新築の外壁工事を手がけています。

ですが接着式外断熱と言えば、鉄筋コンクリート(RC)造が始まり。

今回久々に、RCの外断熱改修を手がけています。

うどん県はRCには深いご縁があります。

県庁がその良い例で、建物としての評価(丹下健三氏)が高いため、

建て替えできずに残っています。

そのせいか、和風デザインなんだけど、RCという個人住宅が県内には散見されます。

さて外断熱をしないRC建築物は、「夏に暑く、冬に寒い」環境しか手に入りません。

マンションは集合住宅なので、その限りではありませんが、

戸建ては、とても厳しい環境がまっています。

鉄筋コンクリートは構造体でも書きましたが、RCには防水性能がありません。

これはビルの屋上を考えただけでも分かること。

必ず別途防水工事をしています。

もちろん壁と屋根とは意味合いが違いますが、

ビルの漏水でやっかいなのは壁からの漏水、というのが現実です。

なのでCACICOは、まず防水を行います。

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工事途中の写真ですが、緑色が防水塗料。

庇もRCだったので、まるっと断熱材で覆います。

建物は、始め「RC+リシン吹き付け」でした。

その後、「サイディング」でリフォームされていましたが、

今回そのサイディングを撤去して、「断熱材+塗り壁」に変わります。

うどん県の断熱リフォームは、始まったばかりです。

ブログのシステム改良

CACICOブログが非常に読みづらいことに気づきました。

何故かと言うと、ページャー機能が無かったのです。

ページャー機能とは、ブログを一定数(例えば10個)にページ分けして表示する機能。

これが無いと、

①全部ダラダラと読み込んでページが重くなるか、

②一定数以上戻れない、

のどちらかの選択になります。

CACICOの場合は1ページ20という設定だったので②でした。

このような状態だと、過去を遡って読む時にカレンダーで選択するしか無かったのです。

もちろんカテゴリー分けの意味もない・・・

読みづらくてごめんなさい。

さて、システムを触ったもらったついでに、カテゴリーを増やしました。

住宅の性能部分を、付加断熱であるCACICOウォールと、それ以外に分けてみました。

今後はCACICOウォールネタを増やしていこうと思います。

デシカのオプション

デシカのオプションに、ストリーマユニットと言うものがあります。

ストリーマユニットの詳しい説明はこちら

空気中の有害物質を、ストリーマ放電(何の事か解りません)で分解するそうです。

さて、デシカ導入から1年以上経過したので、その中身をばらしてみました。

IMG_5538_DxO

これが放電ユニットの中身。

ほとんど汚れてないです。

この素子が汚れている場合は、メーカーに持ち帰って対応するとの事

高電圧がかかる場所なので、ユーザーで清掃する事はお薦めしてません。

で、今回分かったのは、空気清浄機との違い。

ダイキンの空気清浄機には、当然ストリーマ機能があります。

空気清浄機の場合は、

フィルターで捕獲した「汚れ」をストリーマで酸化分解するので、ゴミがあるのが前提。

デシカホームエアは、

デシカ素子に汚れが付着しないよう、外気はフィルターを通ってから機械本体に入ります。

で、その後室内に給気される段階(デシカから出た後)でストリーマユニットの登場。

つまり、フィルターの性能が高ければ、「汚れ」がストリーマユニットに行く事が少ないのですね。

ストリーマユニットは、電気の力で、色んなウイルスを死滅させるそうです。

この性能が必要だと思う場合は、併せて高性能フィルターを使う意味が出てきます。

ストリーマユニットをメンテナンスする場合は、メーカーに依頼するしかないから。

その頻度を下げる事は出来ると思うのですね。

ただしCACICOも半年は標準フィルターを使っていたので、あくまで想像です。

高価でなければ、お薦めなんですけどね。

デシカの見える化

デシカは熱交換しません。

ですが、熱交換しないから外気温がそのまま入ってくる。

と言う訳でもないのです。

小難しい理屈なので文系脳では理解できなかったのですが、

デシカ素子が動いている間は、それなりに温度が上がります。

と言っても、熱交換率80とか90%と比べると力不足のようです。

IR_0032

これは壁付けのデシカ給気口(デシカ→室内)近辺を写したもの。

一般的には、天井付けにする事が多い給気口ですが、

CACICOは壁付けの方が有利だと考えています。

(配管スペースの関係で出来ない事が多いですけどね)

実際はこんな感じです。

IMG_5522_DxO

壁付けを選ぶ理由はその「距離」にあります。

真下に吹き下ろすと2m40㎝(天井の高さ)で床に達しますが、

横に吹き出すと、床に達するまでの距離を稼げます。

重力に逆らうために、風速も落とせますしね。

改めてサーモグラフィの解説を

上部の温度が低くなっているのは、ガラリのルーバーが上向きだから。

風が上向きに吹き出している証拠ですね。

壁の表面温度は24℃。

一方デシカの給気は20℃なので、室内より重い空気。

つまり上向きに吹き出しても、長い放物線を描いて、

室温と混じりながらゆっくりと落下していくのです。

床面に冷気(?)が偏らないようにする、ちょっとした工夫です。

 

糖質の必要性

透湿ではなく、糖質の勉強も素人レベルでやってます。

きっかけのひとつが、身近に糖尿病持ちがいる事。

さて糖尿病のザックリ説明をすると、

血液の中の「糖」を身体が摂取できなくなる病気。

「糖」と言うのは、以前3大栄養素の話をアップした事がありますが、

炭水化物、脂質、蛋白質

の中の炭水化物の事です。

砂糖は当然ですが、米、パン、芋、麺等の主食と呼ばれるものは、全て糖。

現代において、食事を取ると言う事は、炭水化物を摂るのと同義語に近いかも。

で炭水化物は、身体に吸収されると、血糖となって血液の中に流れます。

この血液中の「糖」を身体に取り込むのがインスリンというホルモン。

このインスリンが分泌されなかったり、上手く働かないのが糖尿病。

 

さて人間の血に含まれる糖の量は、成人男性でも角砂糖2個程度なんだそうです。

ネットで調べればすぐ出てくるのですが、角砂糖換算という言葉があります。

例えば、おにぎり1個を角砂糖換算すると、何と10個分。

つまり食事とは、2個が通常状態の所に、何十個も角砂糖が入ってくる事なんですね。

身体は最優先で糖を体内に取り込む必要が出てきます。

人体には色んなホルモンが分泌されているそうですが、

インスリン分泌が体内における優先順位の一番なんだそうです。

さて、そんな大切なインスリンですが、素人的に気になるのは、

「糖」は人にとって必須なのか?

三大栄養素的に、炭水化物はエネルギーという役割。

脂質と同じ位置づけなので、代用品があるのでは?と思ってしまうのです。

人体で作れないアミノ酸は必須アミノ酸と言われていますが、

糖は体内で生産可能。(糖新生と言います)

もちろん炭水化物の価値を否定するのではありません。

文明の発生も、人口がここまで増えたのも、

農耕という手段で、安定&大量に炭水化物を作りだしたお陰。

なんですが、

糖を上手く処理できない人が、糖を取り続けないといけないほど

人間にとって糖が必須とは思えないのです。

 

何の話をしているかと言うと、

糖尿病患者に行う食事指導(入院時も含む)の中身。

CACICOにはちょっと理解できないのですが、

三大栄養素をバランス良く摂る事が推奨されているのです。

具体的には、バランスの取れたカロリー制限食。

いやいや、糖をうまく処理できない病気なのだから、

生命維持に必須ではない糖質を制限すべきでしょう。

と言うのは、医療を知らない素人の意見だそうです。

 

うどん県だからなのかも知れませんが、

糖尿病患者に糖質制限を勧める糖尿病の専門医は県内にいません。

注) ワザと専門医としています。

(すいません。いるなら速効で謝罪&訂正をするので、ご指摘ください)

日本国内における2014年末の透析患者数は319,388人(当然の右肩上がり)

その内糖尿病患者は43.3%で、ぶっちぎりの原因一位。

自戒を込めて言うのですが、専門家だったら結果が全てです。   ・・・よね?

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