- 2016年6月15日 11:52 AM
- デシカ日記
梅雨、真っ盛りのうどん県です。
今日(6/15)8時の温度計から。
室内 26℃ 34% 絶対湿度7.1g
屋外 24.2℃ 75% 絶対湿度14.2g
という数値です。
精度はあまり期待できない温湿度計ですが、体感とはイコールです。
つまり、
24℃の屋外より、26℃の室内の方が涼しく感じてます。
この辺りは以前、「穏やかに放熱したい」でまとめましたが、
人の快不快は、湿度によって大きく左右されるのです。
高湿度の24℃より、低湿度の26℃の方が、上手く汗がかけるので、
結果、皮膚の表面で気化熱が奪われて「涼しい」のです。
さて一般的な24時間換気扇は、室内の温湿度にとっては、邪魔者です。
二酸化炭素やホルムアルデヒド等の有害物質を捨てる代償として、
温度や湿度は悪くならざるを得ない。
と言うジレンマを抱えています。
ではデシカではどうでしょうか。
実験で、デシカを60%運転にしてみました。
(注 室内リモコンから出来る運転モードではありません)
建築基準法的に言えば、2時間に1回の換気量を、4時間(弱)に1回にしたのです。
何故か、
2時間に1回室内空気を入れ換えないといけないというルールを信用していないから。
いえ正確には、オーバースペックだと考えているからです。
だって、中にいる人が1人でも、4人でも、10人でも同じ条件なんておかしいですよね。
正しいのは、CO2やホルムアルデヒド等のセンサーを設けて、必要最低量に換気回数を制限する事。
だけど、そこまでは出来ない(と国が判断した)から、大きく余裕を持った換気回数を設定しているはず。
そこで換気風量を下げてみようと考えたのです。
デシカの運転は、自然換気と調湿換気を室内環境に合わせて切り替える方式です。
単純化して説明すると、湿度に問題が無ければ普通換気で、問題があれば調湿換気。
なので風量を絞ったとしても、調湿換気の運転時間が伸びて、室内の湿度は保たれるのでは。
と想像しました。
60%運転で想定しているメリットは、
騒音の低減と室温を守る
ですね。何せデシカは熱交換しない換気扇なのですから。
さて、結果は・・・次回に続きます。
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