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家族の共通項

「これ欲しいな」と、家族の意見が一致しました。

CACICO宅は、最近TUTAYAに漫画を借りに行くことが多いです。

(10冊以上借りたら、一週間レンタルで一冊60円だから)

まとめ借りして、ばーっと読み飛ばすのですが、

時々「これ購入したいな」という作品が出て来ます。

読んで面白かった。だけでは不十分。

「繰り返し読みたい」とか「手元に置いときたい」という評価なので、結構シビア。

しかも世代差・性別差があるので、みんなが「繰り返し読みたい」という作品には、なかなか出会えません。

で、久々の一冊がこちら。

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異世界居酒屋 ノブ

異世界と繋がっている居酒屋に訪れる、異星人目線のグルメ漫画。

ラノベ(ライトノベル)のコミック化作品でした。

中身をメジャー所で例えれば、テルマエ・ロマエの食べ物版って感じ。

タイミング良く、無農薬の立派な大根を頂いたので、漫画飯を作ってみました。

と言っても、普通の「おでん」です。 (・・・ふろふき大根?)

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これが1日目。うどん県民としては邪道ですが、醤油味にしていません。

うどん県のうどん屋は、一年中「おでん」を販売しているお店が多いですが、

どこもしっかりとした醤油色の出汁に浸かっています。

注) うどん県では、うどんの「つゆ」を出汁と呼びますので、CACICOもごちゃ混ぜ表記です。

昔、お祭りの屋台では「関東炊」という名称で、おでんが串刺しで売られていましたが、醤油味でした。

「なんで、関東炊き?」などと思っていたのですが、出汁だけで炊いて味噌で食べる関西風おでんを知ったのは、大人になってからです。

でもって2日目

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醤油を足した訳ではないのですが、しっかりと色が付いてきています。

もう漫画とは何の関係も無いですが、

漫画に出てきたメニューだよとおでんを出したら、娘は大根だけをばくばく食ってました。

革新的ものづくりに挑戦

先週の火曜日は(1月17日)、中小企業庁が募集している補助金の締切日でした。

タイトルは、「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」

簡単に言うと、「何か新しい事して売上伸ばしたい」と考えている中小企業に対して、

「ええ話やったらお金の援助しまっせ。」というお話です。

お金のネタは、何故か関西弁がピッタリきます。

CACICOは、住宅外壁が仕事なのですが、施工上の問題点を解消するために、

特殊形状の樹脂部材が以前から欲しかったのです。

でも市販品にそのようなモノはなく、自分で作ろうと。

結論は、「とってもお金がかかる」ということでした。

樹脂の加工方法は、柔らかくした材料を「型」に流し込んだり、思いっきり圧力(プレス)をかけます。

なので「金型」という、金属製の型枠が必要。だけどこの金型製作費用が取ってもお高い。

そんなこんなで、金型開発の資金を補助金で・・・と思い立ったのです。

補助金の説明会があったのは、昨年の11月21日。

なので、それ以降「補助金獲得」の為のプレゼン文章を考えていました。

まぁ、日々考えていた、と言うのは嘘ですが、CACICOの脳はシングルタスクなので、

「文章を作る能力」は、ほぼ集中してましたね。

さて国の補助金制度ですから公の相談窓口もあり、いくつか訪問してみました。

補助金の申請なんて行った事がないからです。

尋ねて行くと、開口一番

「合否は有識者が判断するんだけど、多種多様な内容を少数メンバーが判断するので、

専門的な話は理解できないと考えてね」

と言われました。

そりゃそうですよね。ジャンルは無限大ですから、ニッチな話をして解ってもらえるはず有りません。

で、担当者さんはCACICOの書いたタイトルでいきなりの突っ込み、

「接着式外断熱外壁・・・って何? 建築業界じゃ普通に使う言葉なの?」

「いやぁ、・・・建築業界でも通用しないです」

「だったら、なおさらダメだねぇ。うん、この単語は目が滑るよ。もっと簡単で分かりやすい表現にしないと」

こんな感じで、プレゼン資料との格闘が始まったのです。

初めての補助金チャレンジ。その結果は・・・

3月ぐらいに結果が出るみたいですが、まぁ期待しないで待ってます。

栗林公園にて

お正月は毎年、栗林公園に行きます。

で、素敵な光景を見かけました。

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軒の出をしっかり感じられる日射です。

こちらは掬月(きくげつ)邸。栗林公園といって、一番大きい数寄屋造りの建築物。

外から見ると、こんな感じ。

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ここでお抹茶を頂いて、ボーッとする事が多いですね。

特に今年の正月は暖かかったので、縁側にいても快適でした。

これから冷え込むこともあるかも知れませんが、暖冬ですね。

2016年、高松の年平均気温は17.5℃で、過去最高であった1988年とタイだそうです。

うどん県は冬よりは夏を旨とすべし。だなぁ、と改めて思いましたね。

あっ、高性能住宅だけの話ですよ。

大統領選で、もう一ネタ

大統領選の話は終わりにしようと思ったのですが、面白いモノを見つけました。

election 2016 live resultes

大統領選挙の速報ページです。

開くと地図が表れて、色分けされています。

友達は、アタック25みたいと言ってました・・・

これ、必ず出てくるイラストです。

なんですが、このページはちょっとだけ違うところがあります。

地図の左にある「Show counties」にチェックを入れてみてください。

countiesは、countyの複数形、つまり「郡」。

アメリカには、50の州があり、その中に郡が3006もあるそうです。

郡の色分けをみると、ほぼ真っ赤。

これだけの面積差がありながら、投票数レベルではヒラリー氏が(少し)多いのですから、

如何に、都会と地方では、人口密度も意見も全く違うのかが分かります。

日本で伝え聞く情報は、都会の人(マスコミ)が発信しているのでしょうから、

(サイレント)マジョリティの意見と大きくずれてしまっているんですね。

また、今回の選挙の特徴として、

事前調査だけではなく、出口調査と投票結果も大きくずれている。

というのもあったそうです。

出口調査はヒラリー氏と答えながら、投票はトランプ氏。

これはうがち過ぎかも知れませんが、ポリティカル・コレクトネス(PC)の呪縛ですね。

トランプ氏は、なかなか言いたい放題でした。

で、そんなトランプ氏を選んだ場合、選んだ人もPC的に批判される。

回りくどいですね。

「差別主義者を選んだ、おまえも差別主義者だ。」と言われるのが恐い。

PCの最先端は、何と言ってもアメリカですからね。

だから、

ヒラリーに投票したよ。と言いながら、実際はトランプに投票した。

そんな人が大勢いたのだと思います。

結局TPPはどうなるのか?

TPP法案が衆議院で採択されたようですが、

TPPを推し進めていた張本人であるアメリカ、

その大統領選挙で、TPP反対を公言したトランプ氏が勝利しました。

直近の報道では、現オバマ大統領下でのTPP議会承認は無くなったようです。

つまりTPPを承認するとしても、トランプ大統領の下。

でもトランプ氏は、TPP反対の公約を掲げて当選した人。

TPPってどうなるんですかね。

 

TPPをざっくり表現すると、複数国間の貿易協定。

で、国と国との協定なんですから、各国の国内法より上位の存在です。

TPPの内容と、国内法が違う場合、国内法をTPPに合わして法律改正しないといけない。

これは、EUの協定(EU指令)が、EU加盟国の国内法より上位に位置するのと同じ。

EUのシステムに、片足をどっぷりつけていたイギリスが、EUからの離脱を決めたのも、

(イギリスは通貨統合していないので、片足と表現しました)

なんで自国(イギリス)の事が、自国で決められないんや

と言う憤りが、底流にあった気がします。

さて、TPPがアメリカに有利な協定なら、アメリカから批判が起こるハズありません。

と言う意見もありますね。CACICOも同意します。

だから日本に有利な条約・・・と言うのは冗談で、

国という括りでは無く、有利な人と不利な人に別れるのです。

誰に有利かと言えば、これはもうグローバルな活動をしている企業しかありません。

他国に進出しようとした場合、

関税やら、国内ルールや慣習(非関税障壁)、等が各国毎に存在し、

それが企業の進出を妨げます。

 

ちょっと脱線します。

因みに、自由貿易が正しい訳ではありません。

産業の保護は大切で、それを「するかしないか」決めるのは、国民の権利。

その上、TPPは自由貿易ですらありません。

ホントにTPPが自由貿易なら、協定内容は、A4用紙1枚で済みますよね。

関税ゼロ、以上!!

しかし現実は、英語で(多分)何千枚もびっしりと書かれた契約書があって、

全文読んだ人って、日本に居るのか?

というか、全文を日本語翻訳して公開して欲しい。

長い契約書&非公開って・・・

脱線終了。

 

国毎に違うルールを、TPPという名前で、一つにまとめる。

しかもそれは非公開&英語が原本。

誰が得をするかは一目瞭然です。

CACICOから見るとアメリカに有利、

いえ正確には、アメリカ発祥の多国籍(グローバル)企業に有利。

アメリカ国民全体に利益をもたらすかどうかは別の話です。

何せ多国籍企業ですから、税金は一番安い国で払うはずよね。

 

で、現実は「TPP反対のトランプが大統領」

単に、このままTPPが消滅してくれれば良いのですが、

今の契約内容でも、アメリカは満足していない。

トランプ大統領を理由に、もう一段の(日本の)譲歩を引き出そうとか・・・

ちょっと恐い考えになってしまいました。

11月9日は?

CACICOの車はアクセラと言って、MAZDA車です。

車としての機能は気に入っているのですが、マツダコネクト(略してマツコネ)という、

ナビ、音楽、車載データ等を統括するシステムが、思いっきり不人気。

CACICOも同意です。

出来れば、あばたもえくぼ、と言ってあげたいですが、どうみても「あばた」。

で、この「あばた」君、エンジンをかける朝には、「今日は〇〇の日です」とのアナウンスがあります。

365日、いろいろな日があるんだなぁ、と感心しますが、

11月9日は、換気の日らしいです。

「いい、くうき」なので、「11、9」。

さて、日本電気工業会(JEMA)が作っている換気の日のサイトから抜粋です。

①室内では1日あたり、10リットル以上、牛乳瓶にして75本分もの水蒸気が発生している。

②平均的な成人は、1日約480リットルのCO2を発生している。

この2項目への対処を、換気の役割としているようです。

生物が「生きている」と言うのは、大変なことなんだと改めて思いますね。

さて②は換気、つまり空気の入れ換えで、解決出来るのですが、①が難題です。

全文を上げてみます。

湿気の多い環境は誰だってイヤなもの。

でも、室内では一日あたり10リットル以上、牛乳瓶にして75本分もの水蒸気が毎日発生しているのです。そしてこれを放っておくと外気との温度差によって結露が生じ、建物だけでなく、私たちの身体にも影響を与える可能性もあります。住まいと、そして何よりも大切な家族の健康を守るためにも。結露対策は、居室換気から始めたいですね。

この文章、突っ込みたいことは一杯ありますが、要約すると

人間が生活していたら、大量の湿気が発生するので、それは外気と交換しなければならない。

と言うことです。

換気メーカーは、

自然の空気が「正」である

が前提条件にあるようです。

ホルムアルデヒドやCO2だけを考えれば、その通りですが、湿度は違うだろ。

と言いたいですね。

太陽が眩しい季節

タイトル。一般的には夏を指しますが、住宅内においては、

今からがシーズンです。

何故か?

夏の間は庇があるため、室内に日光が入らない。

ですが、11月ともなれば、太陽高度も下がってきて、庇での日射遮蔽が出来なくなり、

結果として、室内が光で満たされます。

・・・と言うのは、言い過ぎですね。

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でも、太陽の動きには敏感になります。

日を追う毎に、太陽の差し込む場所が、変わっていくのが分かります。

CACICOの観葉植物にとって、直射日光を浴びることの出来る、短い季節の始まりです。

1日1℃

今週に入って、夜間の外気温が下がりましたね。

10℃の前半ぐらいで推移していますので、室内にもその影響が伝わってきます。

それがタイトルの1日1℃。

先週までは、26℃ぐらいだった室温が、気持ちよく下がり出しました。

今日はこんな感じ。

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日射取得が必要な季節です。

と言うか、もう11月なんですけどね・・・

うどん県は、10月のほとんどが、遮熱の季節だったことになります。

先週、東京に出張したのですが、結構寒かったので、やはり地域差は大きいですね。

今日でも、

東京 最高14℃ 最低10℃

高松 最高20℃ 最低12℃

と、日中にかなりの温度差があります。

うどん県で日射取得が必要なのは、11月~2月ぐらい?

高断熱住宅において

ブラインド等の後付け器機に頼らない、日射遮蔽計画が必須。

改めて確信しました。

快適すぎる環境とは? その2

前回の続きなので、3回に分かれてしまいました。

改めて、快・不快を勝手な解釈で分類してみます。

①不快である環境  温度、湿度共にダメ →夏は高温多湿、冬は低温低湿

②快適である環境  温度のみ適正    

③快適すぎる環境  温度・湿度共に適正

ちょっと男らしすぎる分け方ですかね。

さて、この場合、

夏期の温度は高い回順に

①>③>②

冬期の温度は低い順に

①<③<②

となります。

実は②と③が逆転するのが肝。

ちょっとわ分かりづらいので、

夏期に仮の数値を入れてみます。

①34℃ > ③28℃ >②27℃

①は外気、つまり自然の状態です。

さてポイントは、快適である環境②より、快適すぎる環境③の方が、温度が高い事。

何故か?

前回説明したとおり、低湿度だと、温度が高くても汗をかかない

なので、

快適すぎる環境の方が、温度が高くできるのです。

そうなってくると、

あまりに自然環境から離れると、外に出られなくなる。

を真実だとした場合

室内を、温度だけでコントロールした場合が、自然からもっとも温度差が出来る

事になってしまいます。

快適に関しては、

過ぎたるは及ばざるがごとし

ではなく、とことんやった方が、自然との差が少ないのが現実。

 

初めの問いかけに戻ります。

あまりに自然環境と離れると、外に出られなくなる

この真偽ですが、全くの間違い。と言う訳ではありません。

「よく冷えた室内→暑い外気」を繰り返すと、疲れますよね。

「外に出られなくなる」は言い過ぎでも、

温度差が少ないに越したことはないのです。

家から一歩も出ない、という生活は出来ないので、

外気温に出来るだけ近い室温の方が「楽」というのは間違いのないところ。

結論

快適な環境よりも、快適「すぎる」環境の方が自然に近いのです。

快適すぎる環境とは? その1

前回の続きです。

快適が悪いのではない、快適すぎるのが良くない。

何か禅問答みたいですけど、これを反証してみます。

具体的には、

あるレベル以上の快適は贅沢 

とか

あまりに自然環境と離れると、外に出られなくなる。

ぐらいの意味でしょうか?

始めに、あるレベル以上の快適は贅沢という場合ですが、

これはお金の問題ですね。

なので

「快適すぎる」のが悪いのではなく、「快適すぎる」にかけるコストが悪い。

だと考えます。

これは、「ひ弱な子供になってしまう」という初めの趣旨からずれるので違います。

もう一つの方。

あまりに自然環境と離れすぎると、外に出られなくなる。

こちらの方を、検証してみます。

自然環境と離れるとは、具体的に何を指すでしょうか?

これは素直に考えると温度です。

 

ちょっと、話が逸れますがお付き合い下さい。

環境省の考えるエアコンの推奨設定温度というものがあります。

オフィスの温度設定なんですが、夏28℃、冬20℃が推奨。

これ、なかなか厳しいです。

室温が正しくこの状態ならばともかく、

これがエアコンの温度設定であって、室温では無い事が大問題。

この点を百歩譲ったとしても、上記温度で快適でいるためには

室内の温度ムラが少ない。

湿度が適性にコントロールされている。

という条件が必須なんですね。

どちらも高断熱な建物でないと実現できないのですが、

今回は湿度について考えます。

同じ28℃と言っても

28℃で、60% →絶対湿度 14.2g

28℃で、50% →絶対湿度 1.1.8g

28℃で、40% →絶対湿度  9.4g

湿度によって快適は変わります。

CACICOとしては、絶対湿度が10gを割らないようだと不快、

と言うか、単に汗をかいてしまいます。

つまり

湿度がコントロールされて、初めて28℃でも快適なんですね。

冬は逆が言えます。

空気が乾燥しすぎていると、身体から水分が奪われやすい。

汗をかく、と言う行為は、身体から気化熱という熱を奪うのですから、

寒く感じるのです。

夏は、上手く汗がかけないから、暑い

 →体内の熱を放出できない。

冬は、汗をかきすぎるから、寒い

 →体内の熱を放出しすぎる

と言う理屈

ただし、冬の汗は、汗をかくことを自覚できません。

なので、「汗をかく」と言う表現よりは、

乾燥によって「身体の水分を奪われる」の方が分かりやすいかも。

ここで言いたかったことは、

湿度がコントロールされていれば、

夏場は少し高い温度でも、冬場は少し低い温度でも快適

と言うことです。

環境省は、間違ったことは言ってませんが、

とても高度な要求である事を自覚して欲しいですね。

長くなったので、次回に続きます。

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