- 2016年7月3日 12:07 PM
- デシカ日記
ず~っと降り続いた長雨がようやくあがりましたね。
と、思ったら当然のように気温が30℃を超えてきました。
さて昨日(7/2)の温湿度を。
室内も室外も、湿度が40%というのが面白くてアップしました。
絶対湿度で考えると
室内 9.71g
室外 15g
と、1.5倍以上の差があります。
夏場における人間の快適とは、
汗を感じるかどうか
に尽きます。
汗を感じない。というのには説明が要りますね。
人間は、1年365日汗をかいています。
人間の体表面からは、水分が蒸発する事によって、気化熱で体温を放出しているのです。
そうしないと、人間の身体はオーバーヒートします。
人間は水冷で動く動物なんですね。
もちろん「汗をかいたなぁ」と気づく時もあります。
こちらは有感蒸泄と言って、人間にとっては、「特別な状態」。
どんな状況かと言えば、
①運動したり、精神的な緊張状態(手に汗握る)、病気で体温が高い
とか、
②「気温と湿度が高い」という外的環境によって起こります。
①は人間自身の問題なので、問題は②ですね。
ここでポイントなのは、
単に「温度が高い」から汗を感じるのではないことです。
人間の身体は勝手・・・いえいえ良く出来ていて、
環境によって「快適」な温度帯を変えるのです。
冬場の室温目標は、22℃って聞いたことがありませんか?
でも、夏場に室温を22℃にしたら、寒くて居られませんよね。
一方、夏場は27℃が冷房の目標。
その27℃を冬の室温にしたら・・・
人間の温度的なスイートスポットは、
冬 20~23℃
夏 26~28℃
春秋 23~26℃
と外気温によって、大きく変わるのです。
人間の外気温に対する適応能力、半端ないです。
前置きが長くてすいません。
その上で、梅雨まっただ中の話をします。
気温としては快適の範囲だとしても、
体感的には、べたべた、
して不快ですよね。
温度的にスイートスポットのハズなのに有感蒸泄状態になるのは、
空気中の相対湿度が高くて、上手く汗をかけないからです。
さて、今までの流れで28.5℃の40%という環境はどうなのか?
と言うと、無感蒸泄をキープ出来ます。
ただし、アルコールを飲むと、ちょっと微妙な状況に。
先ほどあげた「特別な状態」でいけば、体温が上がって①に該当するのです。
まぁ勝手な条件付けなんですけどね。
- 新しい: 高校生の政治活動と選挙運動について
- 古い: 参議院選挙、初の・・・
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.cacico.co.jp/blog/wp-trackback.php?p=12970
- トラックバックの送信元リスト
- 28℃オーバーの快適 - CACICOブログ より