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CACICOウォールのひと手間

最近CACICOウォールのネタをアップしていませんね。

ですが、仕事はしています(笑)

と言うことで、CACICOウォールならではの特殊な工事をご紹介します。

それは外壁に設備を固定するための下地造り。

材料はステンレス製のエキスパンドメタル。

施工場所によってサイズはまちまちですが、これを外壁の中に仕込みます。

 

CACICOウォールは構造体の外側に断熱材を貼って、そのまま仕上げをする構造。

なので、外壁に「何か」を固定するのが苦手なのです。

重量の重いものや負荷がかかるもの、

例えば後付け庇、テレビアンテナ、洗濯金物などは、

加重によって断熱材自体が陥没してしまうので断熱材と同じ厚みの下地を埋め込みます。

緑色の箇所がそうです。下地である木材を取り付けた後、もう一度防水しています。

これは、木材自体の保護にも繋がります。

因みにこの大きな下地は、オーニングテントを取り付けるため。

 

逆に軽量なものの下地はとても特殊です。

ようやく先述のエキスパンドメタルの登場。

まず軽量なものとは何かというと、

照明器具、エアコンの配管、樋の取り付け、防水コンセント・・・

結構いろんな種類があります。

これらを外壁に固定したいのですが、

CACICOウォールにはビスの保持力がありません。

いわゆる「ビスが効かない」というやつです。

住宅街壁で圧倒的なシェアがある、窯業系サイディングはそれなりにビスが効きますが、

CACICOウォールは全くダメ。

なので何も考えずに施工をすると下地に固定するしかなくなります。

ですが、それが怖いのです。

 

一般の外壁は「通気工法」と呼ばれる15~18mmの空間が、外壁と防水層の間に存在します。

これは外壁の裏側に雨水が廻った場合の排水経路でもあります。

一方、CACICOウォールはその隙間が1~2mm程度と、ほとんどありません。

隙間を開けすぎると、断熱効果がなくなりますから当然なのですが、

結果として「イザ」と言う時の備えが弱くなります。

15~18mmと1~2mmの隙間。どちらの排水能力が高いかと言えば、

当然15~18mm。

 

なのでCACICOウォールは、防水層に傷を付けない工法を選択しています。

当然ながら、設備機器を取り付けて防水層を痛めるのも避けたいと。

ようやくひと手間の理由に辿り着きましたね。

 

さてエキスパンドメタルを埋め込む方法です。

まずは関係の業者さんに下地の場所を指定してもらいます。

黒いマジックがエアコンの配管下地。赤いマジックが縦樋の固定位置。

で、このラインを狙って、

断熱材の表面を熱線で削って溝をつきます。

その後、先ほどのエキスパンドメタルを埋め込みます。

いやぁ、我ながら手間かけていますね。

こんな事しているの、全国的にも珍しい自信があります。

梅雨の季節がやってきました

梅雨の季節ですね。

外気温が低いので、早朝のムシムシ感はありません。

今朝(6/18)の状況です。

外気 22.1℃ 湿度90%

室内 26.3℃ 湿度43%

 

絶対湿度は、

室外 15.06g

室内  9.17g

この15.06gと言うのは、非常に多湿です。

これが室内に入ってくると、

室内の相対湿度は、69.96%

約70%!!

これは厳しい値ですね。

室温が高くないので、冷房のついで除湿もできません。

この時期はデシカの本領発揮ですね。

デシカは温度ではなく、湿度をコントロールする換気装置。

エアコンは、快適な温度帯での除湿が一番苦手。

デシカは、それこそが得意なのです。

その証左として、洗濯・室内干しは無問題。

梅雨を快適にする装置として、デシカには花丸をあげたいですね。

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冷暖房の未来

最近の高性能住宅の売り文句は、「エアコン一台で家の中が涼しい」です。

暑い時期、2階のエアコン一台を稼働させれば家中が涼しい。

確かに、高断熱+ダクト式熱交換換気扇が前提であれば十分可能。

 

これと対局なのが「全館空調システム」。

エアコン一台でOKなご時世に、オオゴトな感じがしますし、実際導入コストもかかります。

 

ですがこの2つのシステム、実はよく似ています。

全館空調システムは、ダクト式エアコンに24時間換気を組み込んだもの。

エアコン1台で夏涼しいシステムは、ダクト式24時間換気とは別にエアコンを付けるもの。

 

どちらもエアコンだし、どちらもダクト式配管。

ただし、

全館空調は全てがダクト式。

エアコン1台システムは、換気だけがダクト式。

 

どちらもダクト式なら、コストも変わらない気がしますよね。

ですが、「換気の必要風量」より「冷房の必要風量」が圧倒的に多い。

と言う理由で、エアコンのダクト式は大がかりになってしまうのです。

 
 
原因は住宅側の断熱性能。
 
今でこそ、「高断熱」という言葉は当たり前になりましたが、それは比較的最近の話。
 
全館空調をうたう以上、
 
「家の断熱性能が低いから、エアコン効きません」
 
とは言えないため、どうしてもエアコンを高馬力にする必要があります。
 
つまり現行のダクト式エアコンシステムは、低性能な住宅を対象にした大袈裟システムなのです。
 
 
 
換気装置の風量を「冷暖房」するだけで快適住宅を構成することは可能。
 
ですが現状建築されている家の大部分は、性能がそこまで達していません。
 
 
繰り返しとなりますが現在の全館空調は、
 
ダクト式エアコンのシステムに、24時間換気をくっつけています。
 
ですが、これからの全館空調は、
 
24時間換気のシステムに、エアコン機能をくっつけるべき。

なのです。
 
エアコンと換気の風量差は、最低でも4倍あるそうです。
 
つまり通常のダクト式エアコンでは室内に強い風が発生します。
 
(風速を落とすには、配管ダクト径を大きくするしかないのですが、それがまた高コストとなります)
 
室内の「風」は温度ムラの原因ですし、直接人体にあたれば不快です。
 
 
住宅の性能が高ければ、冷暖房において少ない熱量で済みます。
 
少ない熱量と言うことは少ない風量、つまり風速がゆっくりで良い。
 
という関係なんですね。
 
 
エアコン1台システムは、過渡期の手法としては悪くないです。
 
(と言うか、他に選択肢がないとも言えます)
 
ですがオーディオルームのように独立した部屋の温度はコントロールできません。
 
それほど極端ではなくても、子供部屋が複数あって各自のプライベートを守りたい。
 
という間取りであれば、うまく冷暖房が効かないでしょう。
 
 
風量1/4で快適な高性能住宅の普及が先か、換気システムにエアコンを取り付けるのが先か、
 
鶏が先か卵が先かみたいな話ですが、見合ったまま、時間だけが過ぎていくのは勘弁して欲しいですね。
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ミルクフォーマーの世代交代

長年使っていたCREMIO(クレミオ)という、ミルクフォーマー(ミルク泡立て器)がお亡くなりになりました。

で、ちっょと使いづらい面もあったので、いろいろ調べた結果、新機種を導入。

それが、NESPRESSO(ネスプレッソ)のAEROCCINO3(エアロチーノ3)という商品。

ネスプレッソは、カカプセルコーヒーのメーカーですね。(一杯型コーヒーマシン)

では、新旧の揃い踏みです。

右側が、今まで使っていたクレミオ。形状から解るとおり、基本が電気湯沸かし器です。

裏面には「電気牛乳湯沸かし器」という表示がありました。

一方のエアロチーノ3は、取っ手もなく、水筒のようです。

さて、クレミオで気になっていたのは、この回転部です。

ふたの裏側からシャフトが伸びて、かき混ぜる形状なのですが、

連続して使う時の置き場に困る。

回転部に漏水の可能性がある。

分解清掃ができない。

という欠点がありました。

一方のエアロチーノ3はと言うと

こんな感じで、シャフトがありません。

ポイントは、これ自体が磁化されていること。

どうやって使うのかというと、

筒中の、凸部分に置くだけ

こんな感じですね。

で、磁力を使って、独楽のように回転するのです。

なので漏水の心配もなく、連続使用にも適し、掃除も簡単。

先ほどの懸念が全て解消しているのです。

これから使うのですが、何か「良い予感」がします。

 

さて、少し脱線して、一杯型コーヒーマシーンの話をします。

アメリカでは、すごく人気があるそうです。

日本人から見ると「割高」な感じがするのですが、アメリカでは結構な伸び率で、

その余波で、何と「コーヒー豆の売り上げを冷え込ましている」そうなのです。

何の事か解らないですよね。

一杯型コーヒーマシーンが増えすぎて、コーヒー豆の使用量が減った?

コーヒー豆のバイヤーさんの意見があったので拝借します。

コーヒー市場は台所の流しという最上の消費者を失ってしまった

と言うことらしいのです。

アメリカのレストランでは、「わんこそば」の勢いでコーヒーを注がれますが、

それは自宅においても同じらしい。

10杯だてのコーヒーサーバーに満タンに作って、余りは流しに・・・

だけど、一杯だてのコーヒーメーカーならば、流しに行く量が激減。

当然ながらアメリカでも一杯だては割高なので、消費者は使用量自体を節制。

すると結果、コーヒー豆の使用量が減ってしまったと。

「食料の無駄」が解消されたので、喜ぶべき事なのかも知れませんが、

「消費者の負担額」は上がっているようなのです。

従来方法で、「飲むだけ淹れる」が、自然にも財布にも一番優しいのかも知れません。

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除湿は結構お金がかかる

先日(朝9時)の温度データー

値にまとめると、

室内  27 38%   絶対湿度8.44g

室外  25.9 65%  絶対湿度13.63g

デシカが頑張っているから室内より、室外の方が圧倒的に高湿度。

この高湿度が、そのまま室内に入れるとします。

そうすると室内の相対湿度は60.9%にも!!

2760.9%は、はっきり言って不快。

ここで必要なのは、冷房ではなく除湿です。

で、「もっとも効率の良い除湿器」は何かというと、

単機能の除湿専用器ではなく、エアコンなんです。

 

ここでエアコンの「冷房と除湿」の仕組みを説明します。

例えば、先ほどの2760.9%

この時の絶対湿度は13.63gなんですが、この空気を冷房してみます。

因みに「絶対湿度が13.63g」とは空気1kg中に13.63gの水(水蒸気)が含まれるという意味

 

エアコン内部には、大きな熱交換器が入っています。

こんな感じですね。

 

まずは熱交換器を冷やします。(やり方は聞かないでください)

そこに室内空気をファンで送りつけて、

文字通り空気の温度を変えるのです。

効率を高める目的で、熱交換器は表面積が広くなる形状です。

具体的には、薄い金属板が並んでいて、

熱交換器と空気が、長い時間触れ合うように設計されているのです。

 

さて、冷房の話に戻ります。

熱交換器を10に冷やしてみます。

 

空気は気体としての水(水蒸気)を持つことができるのですが、

その量は空気の温度に寄ります。

暖かいと大量に持て、冷たいと少ししか持てないのです。

10の空気が持つことができる水は7.9g

先ほどの空気が持つ13.64gよりかなり低い数値です。

計算すると、13.64g7.9g=5.74g

この5.74gは気体(水蒸気)から液体(水)に戻って、空気から取り除かれるのです。

いわゆる結露ですね。

つまり冷房の結果として、除湿ができた訳です。

 

次は少し暖かめで、熱交換器を20にします。

さて何gの水が取り除かれるでしょう?

答えを先に言うと0gです。

20の空気が持てる水は14.7g

なので13.64gの水は、気体の状態のまま。

熱交換器を通った空気は、2093%という低温高湿の気体になるのです。

つまり、冷房はできたけど、除湿はできなかったと。

 

ここから言えることは、エアコンで除湿をするには、

大きく温度を下げるしか無いのです。

 

最近のエアコンには、「インバーター」という冠が付いています。

インバーターの役割とは、

以前のエアコンは、ONOFF制御しかできなかったが、

インバーターエアコンは、出力を強弱で調整できる。

という感じ。

インバーターが搭載されていないエアコンは、「冷房=寒いほど冷える」だったのですが、

現在は出力を弱める、つまりあまり低くない温度で冷房することができるのです。

 

先ほどの例で言えば、以前の熱交換器は10設定しかできなかったのが、

20も可能になったと・・・

それは、言い方を変えればほとんど除湿しない冷房。

で、除湿しない冷房の方が、圧倒的に燃費が良いのです。

極論すれば、

省エネ性能の高いエアコンとは、極力除湿をしないエアコンなのです。

 

もちろん解決策はあります。

それが「再熱除湿」と呼ばれる機能。

再熱除湿を簡単に言うと、

エアコンで除湿するためには、一度温度を下げるしかない。

だけど、そのままでは寒いので、暖めて室内に戻す。

という仕組み

欠点は、電気代が結構かかる事。

 

これからのシーズン、寒くない除湿をするためには、欠かせない機能です。

・・・何かエアコン購入のレクチャーみたいですね。

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冷房をかける

先週から真夏日に突入しているうどん県ですが、ここのところは夏日で踏みとどまりそうです。

(真夏日は最高気温が30℃以上、夏日は最高気温が25℃以上)

さて、真夏日が連続した時に、エアコンなしでどこまでいけるかなぁと実験してみました。

室温は日中に28℃半ばまで上がり、朝方は27℃半ばという感じ。

で、そこまで上がると少し暑いですね。

湿度が低いので我慢はできるのですが、「快適」と言うには語弊があります。

 

因みに、室内の風は換気のみという条件です。

具体的には、窓を開けたり扇風機等を使ったりはしていません。

窓を開けないのは、湿度のコントロールができなくなるからで、

扇風機を使わないのは、室温の変化だけに要因を絞りたいからです。

 

さて、エアコンのタイマー運転をしてみました。

エアコンは階段を上がった2階に1台設置しており、1時間もかけると室温は良い感じに下がってくれます。

ここ最近の気候だと、夕方に27℃に持っていければ、朝まで快適。

と言うか、この時期は夜間の気温が高くないので、朝には26℃台まで下がります。

写真は朝9時のもの。

室温の変化は熱交換をしないデシカの特徴で、良くも悪くも外気温に連動します。

冷房に関して、高断熱の住宅は

ほんの少し「温度」コントロールするだけで、室内の気温が下がります。

この変化の早さは、マンションの中部屋以上だと言えます。

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高松のダイナー Berners art & diner

Dinner(ディナー)ではなく、Diner(ダイナー)。

つまりBerners  art & dinerは、アメリカンスタイルの食堂ですね。

場所は、高松三越の近く。

よく考えると最近紹介したお店は、この近所ばっかし。

HONEYCOMB CAFE南イタリア料理Sirocco、石投げたら届く距離です。

たまたまなんですけどね。

さて、こんな看板があって、お店はビルの3F。

昭和30年代のビルをリノベした感じ、建物自体が中庭を持つ面白い形状。

中はこんな感じです。

で、昼間から飲みます。

アメリカ人にしてみたら「水」ですよね・・・

カールスバーグの生。

でもって、デリの5種盛りをアテに注文。

引き続き、ランチに付いてくるデリ3種盛り。

中身がかぶらないようにしてもらったので、合計8種類。

どれ食べても美味しいです。

最後にメインですが、シンプルな盛りつけが好みですね。

さて、こちらのお店

日曜~木曜は、11時~18時

金・土が、  11時~25時

という、「正に昼間酒を楽しむため」の営業時間。

雰囲気が良いので、Dinnerにも行ってみたいですね。

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室内干しの現状

デシカ導入理由のひとつが「洗濯物の内干し」

一冬越したので、ちょっとまとめてみます。

冬季の室内ですが、室温は21~3℃、湿度は50%前後という感じでした。

以前にも書きましたが、外干しより乾きは遅いです。

「厚物」などは干し方が悪いと、朝乾したものが夕方乾ききっていないという場面もありました。

ですが実用上は全く問題なし。

で、冬から現在まで、当然ですが室温はじわじわと上がっています。

例えば、今(5/29の16時)は、温度27.6℃ 湿度42%です。

外気温の37℃は忘れてください。西日の影響ですね。

ここまで上がらなくても、室温の上昇と共に、乾く時間も早くなります。

多分、今なら5時間もあれば乾く気がしますね。

さて、内干しから脱線して、室内環境の話を。

この「27.6℃/42%」という環境ですが、実は不快ではありません。

やはり低湿だからでしょうね。

真夏日が続いていることもあり、ここ数日は27~28℃の間。

つまり、日中は28℃まで上がり、朝方には27℃ま下がる。

という温度変化が1日で起きています。

熱交換タイプの換気装置であれば、日中の上昇は抑えられます。

ですが、逆に夜間の低下もありませんので、結果としては同じ程度の室温になる気がします。

熱交換タイプを選ぶ場合は、外気温によって「熱交換と熱交換無し」を自動切り替えができる機器がお薦めですね。

さて、室内干しに戻ります。

冬~春にかけて、室内干しの問題点は特にありませんでした。

ですが、室内干しの天敵と言えば「梅雨」です。

これから梅雨シーズンに入っていくので、こうご期待ください。

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真夏日到来

うどん県に真夏日がやってきました。

5/26、5/27の二連ちゃんで、特に今日(27日)は暑かったです。

中学生の娘は、運動会の練習で完全にのびてました。

因みに真夏日とは、最高気温が30℃を超える日の事。

2014もだいたい同時期だったようなので、暑い季節の始まりです。

今後は、

最低気温18℃

最高気温30℃

という組み合わせで、推移しそうですね。

日が沈むと涼しいが、日が昇ると暑い・・・

快適な温度帯と、不快な温度帯を行ったり来たり。

うどん県は、この季節がかなり長い印象があります。

データー上では

2012年 73日

2013年 84日

2014年 58日

なので、昨年は例年よりは快適だったのですね。

さて、こんな環境でデシカはどんな動きをするかを検証していきます。

ここ数日は、25℃と26℃を行ったり来たり。

つまり、日中は26℃の前半まで上がり、夜間に25℃前半まで落ちる。

という動き。

デシカは熱交換を行いませんので、給気される空気は、外気温の影響をモロに受けます。

外気の湿度が低い場合は、特にその傾向が強まります。

なぜかと言うと、

高湿の場合、デシカは除湿モードを多用し、結果として温度が下がる。

ですが高湿でない場合は、除湿をする意味がないので、結果として温度は外気のまま。

27日の室内状況は、19時の段階でこんな感じ。

室内 27.6℃の38%   →絶対湿度8,74g

室外 29.1℃の30%   →絶対湿度7.52g

室内の方が高湿度なので、結果外気温はそのまま入って来ていると思われます。

現在はエアコンを付けなくても快適ですが、

このまま気温が上がり続けるとそうも行かないでしょうね。

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暑くなって参りました

今日(5/20)の最高気温は29度。

もう、日中は夏ですね。

デシカ、本領発揮の季節がやってきた気がします。

繰り返しになりますが、デシカは湿度をコントロールするが、「熱交換はしない」換気装置。

昨年度(2014)における高松の月別平均気温を見ると

もっとも低い月は2月で5.7℃。

一番高いのは7月で27.6℃でした。

一方、一般的に言われる室内の快適温度は、

冬季なら18~22℃

夏期なら25~28℃

ぐらいでしょうかね。

冬季は外気温5.7℃を18~22℃にしないといけない。

夏期は27.6℃を25~28℃にするだけで良い。

と言うことは

冬季は15℃程度の温度差があるのに、夏期は温度差がほとんどない。

つまり

湿度が快適範囲であれば、夏期には冷房が不要。

だと言う話に・・・

ここがデシカの長所です。

熱交換タイプと比べてみます。

顕熱は当然ですが、全熱、つまり湿度を残すタイプであったとしても、その効率は80%程度。

24時間換気で2時間に1回の空気を入れ換えていると、

1日もあれば、人が居なくても室内の湿度は上がってしまいます。

それは、外気が1日中ず~っと多湿だから。

気温であれば、1年で一番暑い8月と言っても、夜間にはそれなりに温度が下がるのですが、

湿度は天候に左右されることはあっても、基本季節を通じて「高湿」で推移します。

その上人間とその活動でも、湿度が発生するので、

室温にかかわらず、何らかの方法で除湿をしないと不快なのです。

さて、と言っても以上は机上の話。

デシカの「夏」を身をもって体験したいと思います。

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