- 2015年6月3日 11:55 PM
- CACICOの毎日
長年使っていたCREMIO(クレミオ)という、ミルクフォーマー(ミルク泡立て器)がお亡くなりになりました。
で、ちっょと使いづらい面もあったので、いろいろ調べた結果、新機種を導入。
それが、NESPRESSO(ネスプレッソ)のAEROCCINO3(エアロチーノ3)という商品。
ネスプレッソは、カカプセルコーヒーのメーカーですね。(一杯型コーヒーマシン)
では、新旧の揃い踏みです。
右側が、今まで使っていたクレミオ。形状から解るとおり、基本が電気湯沸かし器です。
裏面には「電気牛乳湯沸かし器」という表示がありました。
一方のエアロチーノ3は、取っ手もなく、水筒のようです。
さて、クレミオで気になっていたのは、この回転部です。
ふたの裏側からシャフトが伸びて、かき混ぜる形状なのですが、
連続して使う時の置き場に困る。
回転部に漏水の可能性がある。
分解清掃ができない。
という欠点がありました。
一方のエアロチーノ3はと言うと
こんな感じで、シャフトがありません。
ポイントは、これ自体が磁化されていること。
どうやって使うのかというと、
筒中の、凸部分に置くだけ
こんな感じですね。
で、磁力を使って、独楽のように回転するのです。
なので漏水の心配もなく、連続使用にも適し、掃除も簡単。
先ほどの懸念が全て解消しているのです。
これから使うのですが、何か「良い予感」がします。
さて、少し脱線して、一杯型コーヒーマシーンの話をします。
アメリカでは、すごく人気があるそうです。
日本人から見ると「割高」な感じがするのですが、アメリカでは結構な伸び率で、
その余波で、何と「コーヒー豆の売り上げを冷え込ましている」そうなのです。
何の事か解らないですよね。
一杯型コーヒーマシーンが増えすぎて、コーヒー豆の使用量が減った?
コーヒー豆のバイヤーさんの意見があったので拝借します。
コーヒー市場は台所の流しという最上の消費者を失ってしまった
と言うことらしいのです。
アメリカのレストランでは、「わんこそば」の勢いでコーヒーを注がれますが、
それは自宅においても同じらしい。
10杯だてのコーヒーサーバーに満タンに作って、余りは流しに・・・
だけど、一杯だてのコーヒーメーカーならば、流しに行く量が激減。
当然ながらアメリカでも一杯だては割高なので、消費者は使用量自体を節制。
すると結果、コーヒー豆の使用量が減ってしまったと。
「食料の無駄」が解消されたので、喜ぶべき事なのかも知れませんが、
「消費者の負担額」は上がっているようなのです。
従来方法で、「飲むだけ淹れる」が、自然にも財布にも一番優しいのかも知れません。
- 新しい: 冷暖房の未来
- 古い: 除湿は結構お金がかかる