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白い壁と遮熱性能

まだ、下塗りの段階ですが、白い塗り壁ができています。

天候の関係で、雨が当たらない箇所を優先的に進めた結果です。

さて、CACICOの外壁の「売り」は汚れづらいことです。

先日の遮熱の話とも絡むのですが、遮熱の天敵も「汚れ」です。

ど~んなに性能が良い遮熱塗料でも、汚れてしまったら性能は落ちます。

でCACICOの外壁では、遮熱タイプも選択できるのですが、

基本、非遮熱で良いと思っています。

それは屋根と壁では、日射量が圧倒的に違うからです。

・・・汚れない白い壁でも、ある程度の反射性能はありますしね。

さて、明日は仕上げ塗りです。

遮熱と断熱を組み合わせる意味 

タイトルでネタオチしているかも知れませんが、話を進めます。

外断熱セミナーから抜粋です。

以前、リフォームの世界では遮熱の工事が多い。というエントリーをしました。

実際、工場の屋根などに遮熱塗料を塗る。というのは非常に効果的だとされています。

ですが、工場というのは非常に特殊な環境です。

一年中、室内で熱を発生している状態なのですから、

「寒い」ではなく「暑い」という要望が圧倒的です。

そこは、ある意味遮熱の独壇場かも知れません。

 

ですが、人が生活する環境は条件がだいぶ違います。

私が以前からの疑問に

「遮熱の効果があったとして、夏は良いかも知れないが、冬はどうなの」

というものがあります。

遮熱(正しくは高反射)塗料のメーカーさんに以前質問した時には、

「理論的には説明できないけど、冬の快適性も上がっていると聞きますよ」

という(全く)よく分からない返事をもらったことがありました。

で、実証実験です。

鉄筋コンクリート(RC)のマンションの屋上(陸屋根)に、

未処理、断熱のみ、遮熱のみ、薄い断熱+遮熱、厚い断熱+遮熱

という風に、部屋ごとに分割して実験したデーターを見せてもらいました。

結論その1

遮熱のみを行った場合、冬の屋根RCの温度は、未処理のものより低かった。

遮熱とは太陽由来の熱を反射する方法なので、冬においては逆効果である。

という、理論的に分かりやすい結論でした。

で、面白かったのは

結論その2

断熱のみを行うと、表面温度がものすごく上がる。

というデーターです。

断熱をしなければ、構造体に熱が拡散するのだが、断熱の場合、表面に熱が留まる。

で、どんな弊害があるかというと、

表層材の劣化速度が、高熱により加速するとのこと。

具体的な数値だと、20年持つ表層材の場合、15年程度に縮まるらしい。

一方、(熱を反射する)遮熱のみを行った時の表面温度が一番低いとのデーターが。

先ほどの熱劣化の話で行くと、20年が25年に伸びるらしい。

で、もう一つ、断熱+遮熱だと、プラスマイナスで、20年のまま。

この辺りは、「一般の方向けに噛み砕いた例えです。」とのことですが、

雰囲気はつかみやすいです。

 

まとめると

遮熱は、夏場は有効だが、冬には弊害が発生する。

断熱は、一年中有効だが、夏場表層材に負荷をかける。

と言うことで、

断熱と遮熱を組み合わせると、一年中有効で、表層材への負荷も抑えられる。

が結論。

理屈ともピッタリ合う結果で、個人的にすっきりしました。

因みに、この組み合わせはあくまでも、

直射日光が当たり続ける面(主に屋根)においてです。

壁は、直射日光(放射)による熱の影響が激減するので、

遮熱の効能が著しく下がると思っていた方が良いようです。

秘密兵器 トロウェル

RCの外断熱改修の現場です。

今日は、エントランスの土間打ちをしています。

朝一からやっていますが、途中で出できたのがこちらの機械、トロウェル。

簡単に言うと、土間打ちをした後の表面をならす機械です。

ある程度の面積がある時に出てきます。

でも、最後は職人さんの手仕事。

美しい仕事は、人の手でできます。

朝から始めて、この段階で19時。

もう一度「人の手」で押さえをして今日の仕事は終了です。

左官さんの仕事はすごいです。

廃墟デザイン

外断熱改修工事の進捗と共に、内部も形になってきました。

「ぜんぜん、できてないやないか!!」

ではありません。これで仕上げです。

床は土足なのでモルタルを打って、防塵目的でクリア塗装をしました。

ですが、それ以外は内装を剥がしたままです。

エレベーター周りは防火対策のためにブロック積みです。

天井を見上げると

天井のボードを撤去したのは、昨日の写真の通りですが、照明器具を追加しました。

工事用のスズラン灯(下記)にLEDのクリア球をつけています。

この、10mタイプです。

よく、工事現場の立ち入り禁止でピカピカしているのを見たことがあると思います。

それを使ってみました。

それまで付けていたダウンライトは、ひっくり返して天井を照らすように配置。

「廃墟スタイル」

というか、まだテナントが決まっていないので、後で改装できるようにしています。

トイレの天井もこんな感じ。

天井が高いのは良いですね。

外断熱をしているので、天井の「高い・低い」で快適性が影響されることは少ないでしょう。

空気暖房(エアコン)による上昇気流は防げませんが、

天井を撤去しているのは廊下とWCだけなので問題ないでしょう。

快適さアップ!!

寒の戻りにしては早すぎますが、今日は、ここ数日の暖かさとは違って、寒い日です。

で、RC外断熱改修の現場に入ると・・・

なんと、室内が外気温より暖かいです。

外断熱改修をするまでは、どんな時でも家の中が寒かったです。

真夜中、寒風吹き荒ぶ中。

というのであれば、風が当たらない分室内が快適かも知れませんが、

日中であれば、必ず室内の方が寒かったのに、今日は違います。

室内、特に3階が暖かく感じます。

当然ながら、暖房が入っている訳ではありません。

工事用照明と職人さんの発熱分だけなのですが、

想像するに、断熱材を貼ったことにより夜中の蓄冷が抑えられたのではないかと思います。

まだまだ、全体の面積からいとう半分ぐらいなのにこの効果。

しかも、室内はこんな状態。

これ、実は工事途中ではありません。

ほぼこの状態で仕上げの予定。

外断熱だから、内装はコンクリート剥き出しでも快適なのです。

快適なRC打ちっ放しの建物(ただし、内部側ですが・・・)

完成が楽しみです。

エレベータの重し

外断熱推進協議会のセミナーが、とても良かったのですが、なかなかまとまりません。

そこで、今回も見送って現場の話を。

RCの外断熱改修現場は、どんどん進んでいます。

エレベーターは試運転を始めています。

こちらは、エレベータ試運転用に使用する「重し」です。

今回は比較的小型なので少量ですが、運搬用の大型エレベーターなんかだと、

積載重量がすごいので、すごい量のウェイトが準備されるようです。

おぉ、この現場初。エレベータが通電しています。

なんか感動。

で、開いたところは

こんな感じで、まずは1階に止めたまま、扉の開閉テストを繰り返します。

エレベーターの安全は、丁寧な仕事と、地道なテストの結果なんだなぁ、と思わされます。

で、少し違う話です。

エレベーターではなくエスカレーターに乗って「歩く」事ありますよね。

東京は右側通行。大阪は左側通行。というやつです。

あれ、実は(メーカーとしては)目的外使用だと知ってました?

何でなの?と尋ねると

「エレベーターの中で飛び跳ねたりしないでしょ。あれと同じですよ」

との事です。

確かに、エレベーターの積載重量は、制止状態の数値。

中で搭乗者がどんどん飛び跳ねることは想定されていないですよね。

実際、地域によっては、エスカレーターの歩行自体を禁止しています。

博多駅のエスカレーターは「歩行禁止」でした。

(でも、歩いていますけどね)

エレベーター内部で飛び跳ねるのが非常識なように、

そのうちエスカレーターで歩くのが非常識。と思われる日が来るのかも知れません。

タイトルとオチが全く違いますね。

e-TAXに挑む

昨日、ようやくe-TAXの処理が終了しました。

e-TAXは、ネットを使って確定申告ができるシステムです。

必要な機器は、ICカードリーダー・ライターのみ。

まぁ、言ってみれば高速道路のETCみたいなものです。

e-TAXを使用すると、3000円の税額控除が受けられるのですが、

ICカードリーダー・ライターは2000円程度からあるので、一回で元が取れます。

RCの外断熱改修工事現場の近くには、国税局があるのですが、

ここ一月近く、平日の駐車待ちの列が途切れません。

なぜならば、確定申告の時期だから。

所得税と贈与税は締め切りが3月15日ですね。

そこで並んで相談するぐらいならと、ネットでの確定申告に挑戦しました。

 

さて、このe-TAX。ソフトとしてはすごくよく考えていると思います。

会計処理に知識がない人を対象にしている感じがあります。

macの事は分かりませんが、私の機械はT社のノート。

セットアップは、IE(インターネットエクスプローラー)がお薦め。

と書いていたのですが、まぁ何でも良いでしょう。

と勝手に判断して自分が使っているブラウザー(国産のスリープニール)で進めていると、あえなく失敗。

仕方なく、IEに変えると、比較的サクサクと進む。

時間はかかったものの、セットアップは終了。

じっさい金額を入れるところも、源泉徴収票に色分けがされたおり、その色で入力場所がわかる。

おぉ、私向けだ。

おぉ、これは簡単かも?と思っていたところに落とし穴がありました。

最後の送信作業になぜか移れない。

いろいろ調べたあげく、夜中に断念。

このe-TAXは平日ならば、幅広い時間帯で電話サポートがあるので、

まぁ聞けば分かるでしょう。と軽い気持ちで電話をしました。

ところが、アドバイスのほとんどが既知のもの、

30分以上いろいろと試したのですが、

結論は「コンピューターを変えてみる」というもの。

そこで、以前のP社を引きずり出してチャレンジ。

こちらはP社のXP仕様。

今までどうしてもでなかった送信画面を拝むことができ、

「やった、完了か?」

と喜んだのもつかの間、次の落とし穴が。

先述のICカードリーダー・ライターを認識しない。

ここで件(くだん)のサポートセンターに電話をしたが、それでも解決せず・・・

もうダメ元で、連れ合いのT社ノート(私とは機種が違う)を借りてみると

なぜか、サクサクッと終了。

「なんでやねん」

と大阪弁で突っ込みたかったのですが、

まあ、終わりよければ全てよし。

今年の確定申告。

還付金850円でした。

・・・来年は、もっと早くできるでしょう。やり方を覚えてさえいれば。

「外断熱」関西セミナーへの参加

NPO外断熱推進協議会に参加していますので、今日はセミナーに参加しました。

今日のテーマは、

夏期の都市で起こる温度変化と遮熱塗料の効果

屋上防水における断熱・遮熱の効果

ドイツのバウメッセ(商品展示)視察の報告

 

というもの。

現在行っているRC外断熱改修にもピッタリな内容なので、興味津々です。

さてさて、テーマは遮熱と断熱はどちらが大切か。という話でした。

結論としては、どちらも必要。

もう少しシビアに言うと、遮熱だけでも断熱だけでも問題が発生する。

というのでした。

遮熱と断熱。

リフォームで行う場合、簡単なのは遮熱です。

なぜならば、塗装だけで済むからです。

遮熱は原則熱を反射する作業なので、塗装だけで終わります。

一方断熱と言うのは断熱材の厚みが必要になるため、

デザイン的に変わったり、コスト的にも(遮熱と比較して)高く付きます。

そこで商売的に出てくるのは、

断熱工事は必要ないですよ。大切なのは遮熱です。というトーク。

熱の伝わりは、その大部分が輻射熱で・・・

という展開です。

実際、遮熱工事の方が伸びている現状でもあります。

次回は、その問題点をまとめます。

タイル仕上げを変更する

RC外断熱改修の様子です。

さて、高級感があるとの理由で、タイル仕上げのビルは多いです。

今回はタイル仕上げについて考察してみます。

タイルは表面が釉薬で覆われています。

ですので、タイル自体の汚れや色落ちに関しては、ほぼ完璧です。

ですが、タイル自体は完璧でもいくつかの問題点もあります。

①目地の汚れ

②防水性能がない

③落下の危険

①の汚れは、まぁ気にするほどではないですね。

キッチンの壁だと気になるかも知れませんが、外壁なら問題ないでしょう。

問題は②と③です。

以前、鉄筋コンクリートにも防水はした方が良い。というエントリーをした事がありますが、

タイルという仕上げはRCで防水する。という前提で使用される仕上げ材です。

なぜなら、タイルの目地から水が浸入する可能性があるから。

「打設検査」という言葉があります。

これは、タイルの表面を叩く事によって、タイルの裏側に問題がないかどうか確認する作業です。

タイル自体が傷む事は想定していないのですが、

裏側に水が回ってRCが劣化していないかどうかを調べます。

タイルの裏側に水が回り込んで、RCが劣化しているとどうなるか。

a 室内側への漏水

b 躯体自体の耐久性の劣化

c 外装材の脱落

という問題が発生します。

特に最後の「外装材の脱落」というのが問題。

で、③落下の危険です。

外国の例を持ってきて日本を批判する(でわの神と言います)のは趣味ではありませんが・・・

アメリカで新設されるビルには、タイル仕上げは無いそうです。

あるのは、タイル模様をつけた左官仕上げ。

なぜならタイルは落下して、人を傷つける可能性があるから。

賠償問題になった場合、訴訟国家のアメリカでは恐ろしい額になります。

そこでビルオーナーは、いざという時のために損害保険に入るのですが、

外装材に落下の可能性が大きい場合

保険会社が保険を受けない。もしくはすごく高い掛け金を提示する。

らしいです。

一方日本では、そこまでの心配は要らないかも知れませんが、

なんと言っても世界一の地震大国。

落下の危険性がある外壁。

というのは、あまりお薦めできません。

現場カットサンプル

断熱改修中の屋上です。

これが外周部のパラペット(立ち上がり)です。

雨水が浸入するポイントの一つ。

一般的には笠木(金属の覆い)をかける事が多いのですが、

それとて、継ぎ目は存在します。

では継ぎ目はどうするかというと、重ねシロを大きく取って間にコーキングを入れます。

一方CACICOの場合は、写真の通り。

まずガーディアンで防水(シームレス)。

続いて、樹脂モルタルとメッシュシートで被覆。

最後に仕上げ材。

という訳です。

今回、カットサンプルのような状態になったのは、工程上の偶然です。

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