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ナスのオーブン焼き

うどん県には、三豊ナスと言うのがあります。

普通のナスの3倍くらいある大きいナス。

野菜室の中で、その三豊ナスとちっちゃいナスが同居していたので、

思いつき料理を作ってみました。

ちっちゃいナスは焼きナスにしてから、もろみ&ネギと和える。

三豊ナスは、魚焼きで素焼きしておく。

耐熱ガラスのお皿に、オリーブオイルをしいて三豊ナスを並べ、

チーズ&先ほどの焼きナスをトッピング。

そんでもってオーブントースターでチーズか溶けたらできあがり。

料理はいつも思いつきのCACICOでした。

MRJとローンチカスタマー

先日、日本の民生用ジェット旅客機が初飛行しました。

それがMRJ(Mitsubishi Regional Jet)ですね。

Regionalとは地域の意味らしいので、国際線では無く、国内線に特化した小型旅客機。

さてローンチカスタマーって知ってますか?

CACICOは、ANAが最新鋭のB787を導入した時に初めて知りました。

ローンチと言うのは「新規事業の立ち上げ」らしく、意訳すると「新規開発の後ろ盾をする顧客」。

ざっくり「オレが買うから作ってくれや」という客です。

ローンチカスタマーは、購入責任がある代わりに、自分の要望はドシドシと言えるそうで

B787の開発は、主要部品の35%が日本製だったこともあり、

ボーイング社が「Made with Japan」と言うほど。

それはボーイング社が787のアフターケアをANAに外注した事でも分かります。

新規に787を導入した航空会社に787のメンテナンス等のノウハウを与えるのがANA。

なかなかすごい事です。当然ながらボーイング社としても初の外注だそうです。

さて、思いっきり脱線しました。

MRJのローンチカスタマーはANAなので、その意味でも正しい国産ジェット。

うどん県にある高松空港ですが、国内線は高松~東京と高松~沖縄の2路線しかありません。

小回りのきくMRJで、是非色んな地方と路線を開通して欲しいです。

姫ちゃりが良いですね

姫路の市立美術館にルーシー・リー展があったので、初めて姫路駅に降り立ちました。

そこで出会ったのが、姫ちゃりです。

まちを楽しむ"みんなの自転車" という説明があるように

バイシクル・シェアのシステムです。

今年の10月10日から始まった社会実験なんですけど、これがてとも使いやすい。

姫路市の観光客が行きたいところ、10カ所に自転車ステーションが設置されており、

1日100円払ったら、一日使い放題なんです。

(1時間以上ステーションに戻さなかったら追加料金がかかりますけど)

何が良いかというと、

自転車を止める場所に悩まなくて良い。

これに尽きます。

鍵の解除もスイカ(ICカード)で一発。

高松市にもレンタル自転車(姫路市にもあります)があります。

何処にでも行けるのですが、止め場所には悩みます。

地元民でなければ特にですね。

でも姫路市街にはこんな場所が、適当に配置されている。

前輪を突っ込むだけで簡単に固定出来るのも◎です。

駅で借りてから姫路市美術館に移動しました。

赤煉瓦の建物が美術館、お城の横なのですね。

この姫ちゃりシステム、昨年度は全て人力で社会実験して、今年は機械仕掛けに変更との事。

姫路市なかなかやるな。と感じましたね。

あっ、ルーシー・リーはとても良かったです。

平日と言う事もあり、とてもゆっくり見る事が出来ました。

この辺りは地方都市ならではですね。

計画換気の「計画」って何?

24時間換気、と言うのは別名「計画換気」とも言います。

なぜ「計画」なのかは簡単。

それは給気する場所と排気する場所を決めているから。

これは、三種換気においても同じです。

以前主流であったセントラル三種換気は、

機械排気+自然給気というスタイルでした。

具体的には、

機械排気→ダーティーゾーン

自然給気→居室

という風に設計していました。

因みに三種換気とは、

排気を機械(ファン)で行う、

すると室内が負圧になるので、

給気口から外気が自然に入ってくる。

という仕組みです。

では、昨今増えつつある一種換気+三種換気について考えてみます。

これは全熱換気において基本推奨される組み合わせです。

(デシカも同様)

居室を中心に一種換気を、

ダーティーゾーンに局所の三種換気

という組み合わせ。

その意図は、

一種換気に臭いのある空気を吸わせない。

事にあります。

全熱交換式換気の宿命として、

湿度交換の際に臭いも回収してしまう恐れがあるから。

(メーカーにより縛りは違います)

この方式の問題点が今日の主題です。

一種換気とは、機械で給気と排気の両方を行う仕掛け。

一定時間における給気量と排気量は同量なので、

家の中と外に圧力差が発生しません。

バランスが取れている状態なのですね。

そこで局所換気を動かすとします。

例としてトイレ。

人感センサーが働いて、換気扇が回りました。

換気扇という名称ですが、実質は排気しかしません。

なので理屈上

どこからか給気されない限り排気されません。

現実としてどうなるかを想像します。

確かに少しは排気されるでしょう。

ですが、すぐに排気ファンと負圧が均衡点に達して、

ファンは回るけど排気しない状態になります。

トイレの排気量は「少量」だから問題ない。

という声を聞いた事もありますが、

その「少量」が、「必要な換気量」かどうかは別の話です。

 

話を少し戻します。

排気が行われたと仮定しましょう。

排気できたと言う事は、少なからず室内が負圧になると言う事。

で、この負圧状態が漏気をもたらします。

漏気、つまり予期していない場所からの空気流入です。

それは

引き違いサッシの合わせ目?

玄関扉のパッキン?

外壁や屋根のどこかにある、ちょっとした隙間?

そのような換気設計者が、

いえいえ誰もが予想しない場所から確実に給気されるのです。

 

さて、局所換気の併用をするのは、トイレだけとは限りません。

浴室や脱衣室も同じですね。

キッチンも同時給排式でない限り含まれます。

 

その全ての局所換気を回す度に、漏気が発生することに・・・

 

それってとてもじゃないですが「計画換気」とは呼べません。

しかも先ほどさらっと書きましたが、

「外壁や屋根のどこかにある、ちょっとした隙間」から漏気した場合、

条件によっては壁体内結露を起こし、建物が腐朽する危険性すらあります。

 

・・・書いてたら、何か恐くなってきました。

一種と三種の併用は、CACICOにすれば「無計画」換気にしか見えません。

シロミLOVE

魚は白身が好きです。

例えば、太刀魚とか舌平目。

なんかかっこよいですよね、舌平目のムニエル。

でもうどん県の名称はゲタ。

スーパーに行くと、「舌平目(ゲタ)」という楽しいシールが貼られています。

さて今回買ったのは太刀魚。

普通に焼いても美味しいのですが、今回は洋風にアレンジ。

ソースは、バターと生クリーム。

ホワイトソース(ベシャメルソースかな?)を作った事もあるのですが、

素人的に言うとあれは、牛乳に小麦粉でとろみを付けたモノ。

だったら初めから生クリームを使えば・・・

こっちの方が美味しいです。

写真はいまいちですが、味は良かったですよ。

ってものすごい自画自賛ですね。

TOTO偉いです・・・でも三浦工業も偉い。

一年ほど経ったので、洗面化粧台のトラップを外してみました。

トラップはこんな感じ。

このUの字状態をトラップと言います。

ここに水が溜まる事で、下水の臭いが上がってこないのです。

日本名としては「封水」と言います。

樹脂製なのは結露防止ですし、写真で視認できる4カ所のリングは全て取り外せます。

しかも形状的にコンパクトになっているので、収納スペースを確保出来る。

さすが大手メーカー。

実用性はピカイチですね。

分解したところはこんな感じ。

これ、掃除前です。

1年間使用したけど、ほとんど汚れていない。

でもまぁこれはTOTOの力ではありません。

多分ですが、軟水を作る軟太郎のお陰ですね。

軟太郎は、三浦工業が販売している家庭用軟水器。

ご存じの方もいると思いますが、三浦工業はボイラー会社。

で、ボイラーの最大の問題は水の中のカルシウム分。

カルシウム分がボイラーの細管を目詰まりさせるのです。

なので、ゆるキャラみたいなネーミングですが、根っこは業務用ボイラーの必須資材。

水道水を軟水に替えて、業務用ボイラーの寿命を延ばします。

その効果は民生用でも健在。

それを目の当たりにした瞬間です。

しつこいようですが

ここ数日は、天気がぐずついているうどん県です。

日射取得もあまりできない状況ですね。

写真は天気の良かった11/5(木)の13時。

吹き抜けのFIXからの日射取得なので、反対側の壁まで届いています。

この日射により、室温は26℃まで上がりました。

その事自体はとても良い事。

ただ問題点も発見。

それは、「横に居ると、輻射熱で暑い」のです。

暑いと言うと語弊があるかも知れませんが、日射からの熱を強く感じます。

そりゃそうです。室温を2℃近く上げるだけの熱が入ってくるのですから。

今回は温度を測りませんでしたが、10月20日に計った時は38℃でした。

快・不快で分けるとすると、不快の範疇です。

「日中家に居なければ」全く問題ないのです。

外行って働け!!

ではあるのですけどね。

日射取得が良い事ばかりではない。

という証左のために敢えてエントリーしました。

私って勝手・・・

デシカ導入の心得 その3

前回のリストを再掲します。

①ダーティーゾーンには、すべて排気を設ける。

②基礎断熱なので、床下にも排気を設ける。

③ダクトは出来るだけ太いモノを使う。

④給気は全て壁付けにする。

⑤外壁側の給気口と排気口は壁の方角を変える。

そこでメーカー側の意見(と言ってもCACICOが想像するですけどね)を混ぜながら、

各ご説明します。

①に関しては全熱換気メーカーの全てが嫌がります。

(顕熱換気メーカーは逆で、必ずやります)

湿度を交換する全熱換気では、できればダーティーゾーンからの排気は避けたい。

と考えるのです。

ですが、全熱換気メーカーならともかく、

家の中の湿度をコントロールしよう。

と考えるデシカがそんなことを言ってはいけないと思うのですね。

ここは一番のポイントだと思います。

現状で①を達成しようと思ったら、住み手の「自己責任」で指示するしかありません。

住み手としてのCACICOもそうしました。

「臭いは一切許さない」と言えば、メーカーは

「ではダーティーゾーンは別の換気で」としか答えません。

一番面倒なのを始めに書いてしまいました。

②は依頼して初めて分かったのですが、換気メーカーは建築を知らない(責任もない)です。

24時間換気としては床下を検討する義務は無いのですから、

必要な場合は、依頼者側(工務店や建築士)の責任で指示する必要があります。

③はコストと納まりの両面があります。

換気のダクトは太いに越したことがありません。(細いと風速が上がるから)

ですが当然コストは高く付きますし、天井裏のスペースにも限りがあります。

だから太い方が良い。と分かっていてもリーズナブルなダクトを最初から提案するかもです。

④これは、ほとんど検討すらされない項目(でも大切)です。

CACICOは、換気の風を直接身体に当てたくないのです。

一般的な天井給気では、どうしても身体に当たりやすいし、気流も強いです。

一方、(高い位置で)壁から横へ吹き出すのであれば、そのリスクが低減します。

ですが、ダクトの取り回しとしてはものすごく面倒になる・・・と言うかスペース的に不可能な事も多々。

④はダイキンと言うより建築側の仕事でしょうね。

⑤は外部側の給気と排気口を、できるだけ離して欲しいという意味。

法的には90㎝(だったと思います)離せばOKのようですが、

できれば取り付け面(北側と東側とか)を変えるぐらいの配慮が欲しいです。

 

こうやって考えてみると、

メーカーだけでは、良い換気設計はできないことが分かります。

「計画換気」と呼ばれるように、良い機械+良い設計=良い環境なんですね。

特にデシカは依頼者(工務店、建築士)側に知識が求められます。

何せマイナーで特殊な機械ですから。

この話の最初に「メーカー丸投げ」ではダメ。と言ったのはそういう訳なのです。

カレーは美味しい

ここ最近、鍋いっぱいのカレーを作っていません。

何故なら、酒のつまみにならない&子どもが辛いのが苦手。

と言う実情だから。

ですが最近は、簡単な缶詰カレーがあったりします。

いなばが出しているツナとタイカレー缶詰は有名ですよね。

レトルトなんかだと、カロリーの高そうなどろっとしたカレーですが、

いなばだと、本場っぽいさらっとしたタイプ。

でも個人的には、ツナは無くても良いなぁ思っていたところに見つけたのが、

写真右のカレースープ。

こちらも本場タイ製。

これで早速カレーを作ってみました。

ベーコンとキノコを炒めて、焼きナス、ブロッコリー、ゆで卵のトッピング。

先ほどのパックで、2人前作れました。

カレーは、これぐらいで充分です。

しつこいですけど、お酒のアテにならないから。

デシカ導入の心得 その2

今回が2回目の「導入の心得」ですが、

ブログ読者様のコメントからメールのやりとりとなった事がきっかけ。

CACICOがデシカを導入する時は、デシカを理解するためデンソー本社まで行ったものです。

ですが一般の方は、そんなことは不可能。

なのでデシカ入れたいなぁ。という人の手助けになれればと思って投稿します。

それほどデシカは特殊・・・

と言うより24時間換気の現状はテキトウなのです。

具体的には

1種のダクト式集中換気なのに、3種の単独換気と併用する。

という冗談のような仕様が当たり前のように行われているから、

詳しくは以前まとめましたのでお読み下さい。

種換気と3種換気が同じ空間にあると?

さてデシカの話に戻ります。

ダイキンの設計では、トイレ、キッチン、脱衣室、浴室を換気経路から外す。

という話の続きです。

先ほどリストした場所は、換気の世界ではダーティーゾーンと呼ばれています。

そこでは料理をしたり、お風呂に入ったりと、空気が汚れるからですね。

一般的な換気設計は

給気(新鮮空気を室内へ入れる)は、居室側(人が滞在する所)。

排気(空気を室内から室外へ出す)は、ダーティーゾーン側(空気が汚れやすい所)。

と言うのが基本中の基本です。

だけど日本の多くの換気メーカーは、それを嫌がります。

何故なら、湿気の回収に伴って、臭いが回収される危険性があるため。

それはデシカにおいても同様です。

なので何も言わないと、ダーティーゾーンに単独換気扇を想定した図面が出てきます。

CACICOがダイキンに配管設計を依頼する時に出した条件は、

①ダーティーゾーンには、すべて排気を設ける。

②基礎断熱なので、床下にも排気を設ける。

③ダクトは出来るだけ太いモノを使う。

④給気は全て壁付けにする。

⑤外壁側の給気口と排気口は壁の方角を変える。

と言うもの。

そこで出てきた配管図面をたたき台に、住宅構造図との整合性を図る。

という過程を辿りました。

ですが、当然ながらダイキンにも言い分がありますので、その辺りは次回に続きます。

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