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2015年9月のアーカイブ

通風が役に立つ住まい

以前、高性能住宅においては通風の必要性は低い。

と言う話をしましたが、

今回は通風の有効性が高い「家」の話。

それはマンションです。

温熱環境上のお薦めは、

中間層の中部屋

南北を除く、全方位(上下も含む)に人が住んでいるため、外気温の影響が少ないのです。

角部屋や最上階、1階等は、外気(地面も同じ)に接している面積が増えるため、

その分条件が悪くなります。

あっ、外断熱マンションはその限りではないですが、うどん県には見当たりません。

 

通風の話に戻します。

マンションの「中間層+中部屋」は、通風に非常に向いた「家」と言えるでしょう。

有利な点を箇条書きにします。

 ①開口部が南と北にしか無い

 ②開けっ放しのリスクが少ない

 ③風の通りが良い

 

①マンションの基本は、北が玄関で、南が大開口+ベランダ。

北は直射日光が当たりませんし、南はベランダの屋根があるため、日射遮蔽は万全。

→うどん県は昼夜で風向きが変わるが、どちらから吹いても問題無しです。

②最近のマンションは、住民以外が入れないようセキュリティが。

なので玄関を網戸にしても、防犯リスクが戸建てより少ない。

③高層階になるほど近隣条件を選ばなくなります。

風通しが良いですし、プライバシー上の問題も激減。

 

つまりマンションには、通風利用の条件が揃っているのです。

戸建てよりマンションの方が、自然の風を利用するのに向いている
 
って言うのも何か不思議な感じですね。

風通しの必要性

住宅と外気の関係で出てくるのが、換気と通風(風通し)です。

さて、この2つは何が違うのか?

「自立循環型住宅への設計ガイドライン」というお堅い本によると、

目的は

換気 → 空気環境の改善

通風 → 室温上昇の抑制や冷房消費エネルギーの改善

でした。必要な時期は

換気 → 通年 

通風 → 必要な時

最後に、どれくらいの風量が要るかというと

換気 → 0.5回/1時間 目安

通風 →   2回/1時間 以上

換気は部屋の空気が2時間に1回ほど入れ替える風量。

通風は、その4倍以上ないと目的は達さない。

室温に影響を与えようと思ったら、それなりの風量が要る訳です。

 

換気は機械式なので関係ないですが、通風は自然環境に大きく影響されます。

何せ、自然を取り込もうという話ですから。

うどん県ですが、瀬戸内海に面しているため風向きはコロコロ変わります。

1日のうちでも、昼間と夜間が逆で、間に「凪ぎ」と言って風が吹かない時もあります。

地域にもよりますが、

昼間は、山→海、つまり南→北

夜間は、海→山、つまり北→南

の方向の風が吹きやすい(卓越風と言うらしい)としたら

窓はどのように配置するのが正解か?

風向きが変わりすぎて、私では良い窓の配置が思いつきません。

 

それ以前に、通風ってそんなに大切なの?という疑問があります。

もちろん「自然の風が一番」とか、「窓は開けるモノ」

と考えている人は好みの問題なので止めません。

ですが室温の抑制が目的なのであれば、
 
家が快適になれば、通風の必要性は減ります。

極論すれば
 
家が快適をキープできるのであれば通風は不要。

なのです。

 

何故こんな話をするかというと、通風に配慮した結果、

却って環境が悪くなる事例があるから。

 

事件は設計段階から。

通風を考えると、不必要な日射取得が増えるのです。

例えば個室の通風を検討します。

採光上1カ所で済む窓でも、通風となれば違う面にもう一つ必要となります。

その時、北と南に配置できれば良いですが、

部屋によっては西や東にしか設置できない事が・・・

この「西や東」の窓は遮光が非常に難しく、日射取得が確実に増えます。

  西や東の窓を勧めない理由はこちらをどうぞ。

通風目的の窓が、逆に室内の温度を押し上げるのです。

特に高断熱仕様を選択した家において、

不適切な窓配置が原因で、オーバーヒート現象が

東京以西で増えているのです。

 

引き続き使用上の問題点を。

セキュリティや強風、雨への対策は、手段があるので対応可能ですが、

外部の騒音、埃や塵の侵入、高湿度の流入は、通風とトレードオフの関係。

つまり避けようがありません。

その上熱帯夜かも知れないし、風が吹かないかも知れない・・・

という自然ならではの不確実性もついて回ります。

ですので結論を優しめに・・・

高性能住宅は、通風より日射遮蔽を優先すべき。

もちろん通風で快適な瞬間を得られる事もあるでしょう。

CACICO的には、博打にしか思えませんけどね。

イカに肝は欠かせない

新鮮なスルメイカを見つけると、なかなか素通りできない私。

何故かと言うと、スルメイカには、もれなく「肝」が入っているから。

以前、何も考えずにイカを買ったところ「肝」がほとんど無かったことが・・・

魚屋のあんちゃんに尋ねたところ

「肝が入っているのは、スルメイカやね」

と言う回答だったのです。

さてイカの肝と言えば、ホイルに包んで焼くのが一番お手軽。

げそと肝のホイル焼きです。

生姜と醤油とネギがあれば、日本人で良かった状態に。

その後、先日行ったjujubeさんのサラダがアンチョビ+ケーパだった事を思い出し、

ケーパと残った肝タレを、サラダのドレッシングに

魚醤的な味と半熟卵の組み合わせが、なかなか乙な感じ。

あっ、もちろん身の方も食べましたよ。

ナスと椎茸も付け合わせてみました。

しかし、どこから見ても酒のつまみですね。

調温スイッチが無い理由

温度を調節するスイッチを、仮に「調温」スイッチと呼びます。

 

さて湿度を制御するデシカのスイッチは一つ。

つまり「調湿」モードを選ぶだけ。

そのまま(標準)でも良いのですが、お好みで湿度の強弱も選択できます。

夏の強は、除湿気味

冬の強は、加湿気味

以上終了です。

一方温度制御だとどうでしょうか?

ルームエアコンでも全館空調でも同じですが、まず冷房か暖房かを選択します。

で、その後温度を設定します。

つまり、冷房の24℃と暖房の24℃は意味が違う訳です。

当然ながら

デシカの「調湿」に該当する「調温」なんてスイッチは有りません。

 

今回は、何故「調温」スイッチが無いのかを考えてみます。

 

まず、湿度的な快適と温度的な快適の意味が違うからだと思います。

湿度的な快適は、

実は絶対湿度で考えると決まった数値です。

絶対湿度8.5gの辺り。

一方温度的な快適は季節によって変わります。

夏は27 ℃前後で、冬は21℃前後、

で春と秋は、21~27の間をゆっくり移動する。

 

先ほどの絶対湿度を各季節の相対湿度に直してみます。

夏 27℃ 8.5g → 相対湿度38.3%

冬 21℃ 8.5g → 相対湿度54.9%

中間期を代表して

春・秋 24℃ 8.5g → 相対湿度45.7%

となって、快適な相対湿度に落ち着くのです。

 

つまり湿度は絶対数値目指して調整すれば良いが、

温度は絶対数値が季節によって変わってしまう。

この辺りが、調湿スイッチはあっても、

調温スイッチが無い原因かも知れません。

人間の温度感覚は、季節に左右されるのですね。

高松にあるバスク JuJube

情報誌によると、洋菓子経験×バスク地方への憧れから生まれたピストロ兼カフェ。

トキワ新町という飲み屋街に新規オープンしたお店に行ってきました。

カウンター前にはお寿司屋さんのようなショーケースがあって、デザート等が飾られていました。

自分たちはテーブル席だったので写真はありません。

お店のFBに写真が有りますので、ご興味が有ればどうぞ。

まずはお酒

白か泡が・・・と話をしていたら、微発砲の白ワインを薦めてもらいました。

当然のバスク産です。

豚肉のパテ

このボリュームで一人前はすごいです。

ピスタチオとレーズン入りなのでイメージよりあっさり食べられました。

ニース風サラダも豪快。

美味しいものだけを混ぜたから、「旨いはず」的な味が好みです。

ロックフォールチーズのキッシュ。

旬の魚のパイ包み焼き。

先ほどのキッシュもそうですけど、自宅ではパイ生地やキッシュ生地を作らないため

外食の幸せ感がてんこ盛り!!

この辺りに洋菓子店経験が生かされているのでしょう。

酒飲みなので、デザートは注文していませんが、

夜中の2時まで開いてて、食事からコーヒー一杯でもOKというのも嬉しいです。

うどん県はお店が早じまいなので、「最後にもう一軒」立ち寄れるお店は貴重なのです。

秋刀魚デビュー

少し前の話。

2015年の秋刀魚デビューをしました。

しかも洋風。

ちょっと小ぶりなサイズがお安く売られていたため。

秋刀魚のソテー・・・ではなく、ガスコンロの魚焼き器で網焼き。

ただし三枚に下ろした身が網にくっつくのがイヤで、

下にズッキーニの薄切りを敷き込んでみました。

ズッキーニは焦げてこびりつきましたが、身は崩れず良い感じに。

ソースは最近定番の湯むき丸ままトマト。

今回はベーシックにタマネギです。

しかしスーパーで秋刀魚に出会うと、秋を感じますね。

ワインを飲むためには手間を惜しまない人生です。

デシカの制御は?

24時間換気というジャンルであるため

熱交換タイプと比較されやすいデシカです。

と言うか、

「えっ、熱交換もできないの?」

扱いかもしれません。

 

先日、熱交換換気の制御はパッシブ制御と言いました。

意訳すると「成り行き制御」。

その理屈で評価すると、デシカはアクティブ制御。

意訳すると「目標値制御」。

・・・かっこいい言い回しができませんでした。

絶対湿度の目標値があって、

室内湿度が低ければ加湿するし、

室内湿度が高ければ除湿する。

これがデシカの制御なのですが、これって結構すごいです。

 

湿度ではなく、温度に当てはめると良く分かります。

冬は22℃目標で、夏は26℃目標で、温度制御をしている感じでしょうか。

はてさて現行の熱交換換気は、そんな事が可能か?

 

デシカと熱交換タイプを比べるのならば、

条件を合わせる必要があります。

つまり

目標値で制御できるのが大前提。

そこで初めて、

湿度制御と温度制御のどちらが良いか?

という比較ができるのです。

 

と言っても現実は、

目標値制御ができる熱交換型換気は存在しない上に、

湿度制御分野でもデシカのみ。

結局、

同等レベルの機器が無いため、不当な比較をされる。

というのが、デシカの現状です。

結構不憫な奴なのです。

新しいお皿

献血したついでもあり、まちのシューレさんに寄りました。

同じ建物の2階と3階の関係なのです。

丁度、TABERU2015という企画展を開催中だったので、お皿を衝動買いしました。

で、早速夕ご飯デビューです。

この夏、どんだけ食べたの!!

と言う焼きナスですが、器が変わると感じが変わって良いです。

さて、これだけだと芸がないので、もう一品。

ペペロンチーノならぬタコロンチーノも作りました。

単に、たこのガーリック炒めなんですけどね。

たこの刺身に付いてくるパセリを散らしたら、なんかそれらしくなりました。

やっぱ、器も込みで見た目は大事です。

熱交換は成り行き制御

24時間換気は、熱交換タイプが主流です。

この「熱交換」という言葉。

結構一人歩きしている気がします。

熱交換しているから快適。

と言う感じて使われているのです。

 

換気システムの目的は

屋内と屋外の空気を入れ換える事。

つまり

暑い時は熱い空気が、寒い時は冷たい空気が入って来るために

室内の温熱環境にとっては思いっきりマイナスです。

だけど化学物質の放散とか、二酸化炭素を除去するためには換気は欠かせない。

そのマイナスをなんとかしたい。

という事で考え出されたのが熱交換という手法。

基本はマイナスをどうにかするという目的なんですね。

 

さて換気において熱交換はパッシブ制御です。

一般的に制御には、アクティブ制御とパッシブ制御があります。

アクティブの例としては、エアコンの温度設定がそう。

26℃と設定したら、それに近づく努力をするのです。

ですが熱交換換気には、

積極的に温度を制御する仕掛けがありません。

装備されているのは、熱交換素子と給排気のモーターだけ。

なので熱交換はパッシブ制御。

制御ロジックは

「室温を守る」

この一言なんですね。

パッシブ制御と言えば、なんかかっこいい感じがするので、

意訳します。

成り行き制御

これが現在の熱交換換気扇の制御方法です。

この方法、システムもシンプルで良いのですが、

快適空間を目指すためには、絶対的な条件が必要とされます。

それは、

「室内の温度は、室外よりも快適」

である事なんです。

高断熱仕様で外部の熱を遮断しようが、冷暖房機器を稼働させようが、

どんな手段でも可。

室温は換気以外の手段で適切に制御されている。

その条件下であれば

室内換気による熱ロスを減らして、快適をキープします。

というのが熱交換の仕事。

不快を快適にする機器ではなく、快適をキープするのが

成り行き制御の役割と言って良いかも知れません。

室外より室内が不快

という状況は、想定外なのです。

人が居ても居なくても、快適な温熱環境の家

これが、熱交換換気導入の前提条件なのです。

スズメ・ヨーグルトに挑戦

雀(すずめ)は全く関係ありません。

まずは、こちらの写真からどうぞ。

これは何をしているかというと、

スズメ・ヨーグルトの作製風景。

日本的に言うと、ヨーグルトの水切りです。

コーヒーのドリッパーを転用しているだけですが、

半日もかからず完了します。

トルコでは、スズメ・ヨーグルトと呼びます。

450gのヨーグルトから300mL程度の乳清(ホエー)がでました。

ヨーグルト独特の「酸っぱさ」は、ホエーが担当しているらしく、

スズメ・ヨーグルトは濃厚なクリームチーズの味わい。

こんな感じで料理にしてみました。

炙りサーモンとアボガドのサラダ。

トルコの知恵は、とても美味しいです。

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