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通風が役に立つ住まい

以前、高性能住宅においては通風の必要性は低い。

と言う話をしましたが、

今回は通風の有効性が高い「家」の話。

それはマンションです。

温熱環境上のお薦めは、

中間層の中部屋

南北を除く、全方位(上下も含む)に人が住んでいるため、外気温の影響が少ないのです。

角部屋や最上階、1階等は、外気(地面も同じ)に接している面積が増えるため、

その分条件が悪くなります。

あっ、外断熱マンションはその限りではないですが、うどん県には見当たりません。

 

通風の話に戻します。

マンションの「中間層+中部屋」は、通風に非常に向いた「家」と言えるでしょう。

有利な点を箇条書きにします。

 ①開口部が南と北にしか無い

 ②開けっ放しのリスクが少ない

 ③風の通りが良い

 

①マンションの基本は、北が玄関で、南が大開口+ベランダ。

北は直射日光が当たりませんし、南はベランダの屋根があるため、日射遮蔽は万全。

→うどん県は昼夜で風向きが変わるが、どちらから吹いても問題無しです。

②最近のマンションは、住民以外が入れないようセキュリティが。

なので玄関を網戸にしても、防犯リスクが戸建てより少ない。

③高層階になるほど近隣条件を選ばなくなります。

風通しが良いですし、プライバシー上の問題も激減。

 

つまりマンションには、通風利用の条件が揃っているのです。

戸建てよりマンションの方が、自然の風を利用するのに向いている
 
って言うのも何か不思議な感じですね。

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