- 2015年9月18日 4:00 AM
- 「かしこい家」の性能 | デシカ日記
以前、高性能住宅においては通風の必要性は低い。
と言う話をしましたが、
今回は通風の有効性が高い「家」の話。
それはマンションです。
温熱環境上のお薦めは、
中間層の中部屋
南北を除く、全方位(上下も含む)に人が住んでいるため、外気温の影響が少ないのです。
角部屋や最上階、1階等は、外気(地面も同じ)に接している面積が増えるため、
その分条件が悪くなります。
あっ、外断熱マンションはその限りではないですが、うどん県には見当たりません。
通風の話に戻します。
マンションの「中間層+中部屋」は、通風に非常に向いた「家」と言えるでしょう。
有利な点を箇条書きにします。
①開口部が南と北にしか無い
②開けっ放しのリスクが少ない
③風の通りが良い
①マンションの基本は、北が玄関で、南が大開口+ベランダ。
北は直射日光が当たりませんし、南はベランダの屋根があるため、日射遮蔽は万全。
→うどん県は昼夜で風向きが変わるが、どちらから吹いても問題無しです。
②最近のマンションは、住民以外が入れないようセキュリティが。
なので玄関を網戸にしても、防犯リスクが戸建てより少ない。
③高層階になるほど近隣条件を選ばなくなります。
風通しが良いですし、プライバシー上の問題も激減。
つまりマンションには、通風利用の条件が揃っているのです。
戸建てよりマンションの方が、自然の風を利用するのに向いている
って言うのも何か不思議な感じですね。
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