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2012年6月のアーカイブ

透湿防水シートの現在

昨日、防水シートのタッカーの話をしましたが、通気工法の足元が少しぐらついています。

事はタッカーの穴の話だけではありませんでした。

透湿も問題になっています。

透湿自体がダメなのではなく、「両方向」に行き来することがダメ。

つまり湿気が出て行くだけならOKですが、入ってくる事が問題視されているのです。

一般的な「通気工法」では、空気が大量に外壁の裏側に流れ込みます。

空気を動かす事による利点もあるでしょうが、

外界の湿気が躯体内に入る。という現象がトラブルに繋がっているらしい。

結論としてアメリカでは、一方向だけ透湿するシートが使われだしました。

現在、最先端の防水シートに求められている性能は

一方向だけへの透湿性能を持つ

屋根ルーフィングのように、ビスに対する耐性もしくは強度がある

大きくこの2点です。

アメリカではウェザーメイトプラスという商品が該当します。

 

2015/10/01 追記

 日本の輸入代理店は、一方向への透湿ではなく、調湿という言葉を使っています。

具体的には透湿性能を押さえただけなので、日本語の使い方としては間違っていると判断します。

もっとも初期段階から書かれていたのであれば、CACICOの理解不足です。

詫びいたします。

 

ウェザーメイトプラスは、ダウ・ケミカル社の商品。

断熱材の代名詞的な「スタイロフォーム」を作っている会社ですが、

日本では発売しておらず、輸入品として数社が対応しています。

時代と共に常識も移り変わるのだなぁ、と思いますが、

はてさて、アメリカの現状をメーカーが公開するのはいつでしょう。

タイベックのデュポン社も、ウェザーメイトプラスのダウ社も、

日本法人は、まったく知らん顔です。

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スティンガーCH38

今日は愛媛出張でした。

県外に出ると、いろんな人に会えて、いろんな情報がもらえるので、とても有意義。

今日は透湿防水シートの最新情報を入手できました。

スティンガーCH38という工具。

これ、将来の外壁施工に欠かせなくなるかも知れないです。

フルネームはスティンガー・キャップ・ハンマー38と言うそうで、

透湿防水シートの固定に使う、ハンマータッカーの最新型。

輸入代理店のHPによると

壁の透湿防水シート等を貼る場合の、改良型ハンマータッカー。

英語からの直訳でしょうが

保持力アップで防水層の破壊を軽減

などという物騒なタイトルまでついています。

実際に使用すると↓こんな感じらしい。

キャップの上からステープル(針)を打っている

またまた、代理店HPからの抜粋です↓

キャップ+ステープルの面積で押えるので貫通防止で保持力がアップします。

打つスパンが長くなり、釘穴を最小限に抑えられ防水層の破壊も軽減できます。

現在、日本の木造住宅は、透湿防水シートを使った通気工法が主流ですが、

シートの固定は、ハンマータッカーという大きなホッチキスでとめます。

タッカーのみの場合

ですが発祥の地アメリカでは、

シートの固定に関して「タッカーだけではダメ」という方向に変わっています。

その証左のひとつがスティンガーCH38。

アメリカのデュポン社HPでは推奨工法(英文)になっています。

日本のHPには何も書かれていませんが・・・

数年前まではなかったので、想像するに、トラブルが発生したのだと思います。

以前、「タッカーの穴が許せない」という趣旨のブログを書きましたが、

本家アメリカでは、それは当然のことになりつつあります。

・・・まぁ、穴は空いているんですけどね。

蛇足

外壁材を固定するビス・釘に関しては、言及されていません。

そちらの方がダメージが大きいはずなのに・・・

思うに、タイベックの取付に関する瑕疵には対応するが

固定後に何をしようと、それはデュポン社の責任範囲ではない。

というスタンスではないかと想像します。

なかなかにアメリカ的かも。

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炭酸水から世界を思う?

夏が近づくと、ビールの消費量が増えます。

で、それでは人としてイカン。

という事で「オールフリー」でノンアルコールな人生を・・・

でも、中途半端感が否めません。値段も安いとは言えないし・・・

そこで、スパークリング・ナチュラルミネラルウォーターの登場です。

日本語に直すと「炭酸水」ですね。

写真は、ペリエとサンペレグリノです。

それぞれフランス産とイタリア産。

この辺り、数年前までは結構高価なイメージがありました。

日本の正規輸入代理店を通すと今でもお高いでしょうが、

ネットの並行輸入だと1本60円程度。

安くなったなぁ。

ヨーロッパからの輸送コストを想像したら、この値段はたたき売りです。

ユーロって一部の国を除けば、輸出品を思いつきません。

そう言えば、ユーロという通貨システムも大分行き詰まってきました。

先日6月9日に、スペインが両手を挙げていました。

EU、スペインに最大10兆円の支援へ

ネットにもようやく「ユーロ大丈夫か」という記事が、ちらほらと・・・

さて、ユーロの現状です。

ユーロ加盟国は現在17カ国。その中で4カ国がお手上げ状態です。

具体的にはギリシャ、アイルランド、ポルトガル。

そして今回スペインが仲間入りです。

大きな国から並べてみます

ドイツ    8132万人

フランス     6339万人

イタリア       6002万人

スペイン   4511万人     2012年5月  第一次支援要請

オランダ       1647万人

ギリシャ       1112万人     2010年5月   第一次支援  2012年6月 第二次支援直前

ベルギー      1067万人

ポルトガル    1060万人     2011年5月   第一次支援

これ以外の国は、一千万人を下回るサイズですので、危機が表面化した国のみ表記。

アイルランド  459万人     2010年11月  第一次支援

 

ユーロ圏は人口にして3億4600万人だそうですが、7100万人に支援をしているということは、約2割

今年は、この支援リストにイタリアも参加するという噂が。

そうなれば、4割近くが支援リストに上がる事になる訳です。

目前の債務を先送りできても、年間の貿易収支が赤字では、いつかは行き止まってしまう。

そんな状態が今のユーロ圏です。

ユーロ圏でしか作れない、もしくは有利である商品を数多く持つ必要があるのですが、

彼らの最近の売りは「金融商品」のみでした。

利率の安い国でお金を借りて、利率の高い債券等に投資する、いわゆる「キャリートレード」

なのでリーマン・ショック後のユーロは、気の抜けた炭酸水状態。

バブルがはじけた炭酸水を欲しがる人は少ないでしょうね。

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メッシュシートとモルタル

サンドイッチ工法の要がグラスファイバー製のメッシュシートです。

現場に落ちていたものを拾ってきたので、ちょっと汚れてますね。すいません。

鉄筋コンクリート(RC)が、

鉄筋の「引っ張りに強い」+コンクリートの「圧縮に強い」を掛け合わせた材料。という事は有名ですが

メッシュシートとモルタルの場合は、どのように言ったらよいか悩みます。

RCは重量物を支える。という目的があるため、自重も重いです。

一方外壁に関して言うと、RCに求められるような性質は必要ありません。

ですので近い所で言えば、ねんざや骨折した時に使われる「ギプス」のイメージでしょうか。

軽くて、強度があるところがぴったしですね。

ギプスは石膏+硝子繊維の包帯

CACICOの壁は、樹脂モルタル+硝子繊維のメッシュシート

なんだか、構成もほぼ同じです。

 

少し話は変わりますが、コンクリートやモルタルを解説なしに話をしてきたので、

簡単にまとめておきます。

モルタル     セメントと水と砂を混ぜたもの。

樹脂モルタル  セメントと樹脂成分を混ぜたもの。

コンクリート   モルタルに砂利を混ぜたもの。

という所です。CACICOで使っているのは樹脂モルタルなので、

セメントとベースコートという樹脂成分を1:1の割合で混ぜ合わせて使っています。

で、全てのキーとなるセメントですが。

セメント    石灰石、粘土、珪石などが主原料にし、焼成してから粉砕したもの

この辺りは、うまい説明が思いつきません。

鉱石を主原料とした建築材料で正式名称は、ポルトランドセメントです。

なんでも英国産のポルトランド石に風合いが似ていたため、名付けられたとのこと。

1824年に発明されたらしいので、産業革命の尻尾ですね。

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栗コーダーな夜

先ほどライブから帰ってきました。

北浜アリーのumieで、栗コーダーカルテットのライブがあったのです。

栗コーダーカルテットは、リコーダーやウクレレをメインに演奏する4人組のバンドです。

歴史は結構長く、結成18年とのこと。

有名所はやはり、ピタゴラスイッチのテーマソングでしょうか。

後は、「第三の男」という映画音楽をヱビスビールのCMで演奏しているのがメジャー(?)かな。

いやぁ、竪笛やリコーダーなんかであそこまで盛り上がるとは・・・

休憩時間に、外をぷらぷらしていたら景色が良かったので写真を撮りました。

とても良いコンサートだったので、今日は今からヱビスビール飲みます。

最新CDを買ってないことに気づいたので、早速ポチする事にしました。

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サンドイッチ工法

下地工事が終盤ですので、ここでその工法をご紹介します。

サンドイッチ工法

というものです。なんだかおいしそうですね。

手順はこんな感じ

①一人目が、樹脂モルタルを塗りつけます。

②二人目が、メッシュシートを貼り付けて塗り込みます。

寒い時は一人でも可能ですが、今日みたいに気温が上がってくると、二人の方が効率的です。

この時のポイントは、できるだけ薄く塗ること。

厚く塗る方が良い感じがしますが、さにあらず。

メッシュシートと樹脂モルタルの組み合わせで強度が出ますので、

その外側にいくら樹脂モルタルがあったとしても、強度には関係しないのです。

逆に、そこの部分で「割れ」が発生してしまいます。

現場でみていると、それはそれは簡単そうに塗り進めて行きます。

さすが、プロの仕事!!

という感じです。

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下地工事の真っ直中

今日も下地工事が進んでいます。

南面はベランダがあり、複雑な形状だったので、下地も時間がかかったようです。

職人さん曰く「下地がどこまできちんとできているか」が勝負で、相手は「天気」だそうです。

従来の左官材料はなかなか固まりませんでした。

養生期間(固まるのを待つ)もすごく長く取っていたのですが、最近はそうではありません。

速乾性が高いです。

工期短縮に繋がって良いのですが、気温が上がってきて、かつ南面。

という事になれば、マイナス面も出てきます。

硬化が早すぎて、時間に追いかけられてしまうのです。

風の影響も大きいとの事で、ほんと自然との闘いという感じ。

そう言えば、建築に携わる仕事の中で、直接「さん」がつくのは大工と左官だけ。

という意見がありました。

確かに、大工さん、左官さんで収まりが良いです。

例えば、電気さんではなく電気屋さん(小売りみたい)ですよね。

それ以外でも・・・

板金さん、塗装さん、水道さん、はすべて板金屋さん、塗装屋さん、水道屋さんの方が納まります。

ですが現在の住宅は、左官さんの出番が極端に少なくなっています。

左官の仕事が無い家もたくさんあります。

そんな中CACICOは「左官さん」がてがける塗り壁の家だけを造ると決めました。

それが、住宅にとって「とても大きなプラス」だからです。

その詳しい内容は↓でお伝えします。

「軽くて、強くて、美しい壁」見学会情報は、こちらから。

日程を延長して6/24まで行いますので、ぜひご参加下さい。

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日本の橋は15.5万橋!!そのうち・・・

日本の橋って15万以上あるらしいです。

それも、15m以上のものに限った話です。

橋の耐用年数は50年が目安と言われているので、

高度経済成長期、つまり1960年代に急ピッチで増加した日本の橋は、

2010年代(今から)から更新の時期に入るという訳。

で、しなかったらどうなるか?という「他山の石」があります。

アメリカの成長期は、日本より30年早かったと言われています。

ですから、1980年代には更新の時期に入っていました。

1981年には56万橋にも達した総数のうち、欠陥と認定されているものが45%!!

さすがにやばいと思ったらしく、ガソリン税を増税して道路整備に回し

92年には35%まで下げています。

最新のデーターは分かりませんが、2004年には27%にまで減らしました。

それでも欠陥橋は16万橋。日本の総数より多い!!

翻って日本。

平成23年度4月時点で、通行止め172橋、通行規制1,129橋。

→通行規制とは、大型自動車の通行禁止です。

多いとみるか少ないとみるかは人それぞれですが、

個人的には「何で・・・」と思うぐらい多い数です。

もっと問題なのは、規制にいたる点検作業自体が行われていないこと。

国道における橋梁の点検作業は5年に一回。

約5割に重度な損傷を発見し、5年以内に計画的に補修しているらしいですが、

地方自治体においては、過去5年以内に点検さえしていない橋が66%にも達しています。

使えるかどうか確認できていない橋が、そのあたりにゴロゴロしている訳です。

通るのは国道だけ!!  って訳にはいきません。

「コンクリートから人へ」などと発言する御仁もいましたが、

橋であれ防波堤であれ、コンクリート製のそれらは、人を守っています。

コンクリート自体に良いも悪いもありません。

使い方の良し悪しはありますけどね。

「軽くて、強くて、美しい壁」見学会の情報はこちらから

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下地工事の開始

月曜日より、塗り壁の下地工事が開始しました。

下地工事は、「サンドイッチ工法」と呼ばれるように、全面にメッシュシートを挟み込みます。

ちょっと表現が変かも知れませんが、「ギプス」のように、軽量かつ強靱です。

そのポイントはシームレス、つまり継ぎ目が無いことです。

一般の外壁は、規格サイズというものが存在します。

例えば、横貼りと呼ばれるサイディングは45㎝×3mで、自重は20kgを超します。

この場合の留意点は、「継ぎ目」です。

建物は、風などの外圧で「揺れ」ます。

一枚一枚が強固であればあるほど、継ぎ目にその応力が集中してしまうのです。

ですからサイディング貼りでは建物の外周部にコーキングという「隙間」を設けて、

圧力を逃がしてあげる必要があるのです。

ですが、現場で作られるCACICOの外壁は、軽量かつ強度が均一になるため、

コーキングという隙間を開ける必要がないのです。

 

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Keynoteというソフト

「仕事に使う」

という理由で、ipadを買いました。

すごく言い訳っぽいですかね。

でも、本当です。

目的は、「軽くて、強くて、美しい壁」を

どこでもささっと説明できるツールが欲しかったのです。

で、ipadにKeynoteというソフトを入れました。

これは言ってみれば、mac版のパワーポイントです。

プレゼンテーションと言えば、「パワポ」というのが常道ですが、

当然ながら、ipadでは動きません。

でも知り合いから、

Keynoteの方が簡単できれいに作れるよ。

と聞いたので、購入に踏み切りました。

で、ホント簡単&きれいに仕上がります。

パワポの時より直感的に使えますし、結果もだいぶ違いました。

あまり、パワポの経験はないんですけどね。

他のタブレットと比べることはできませんが、

このソフトが動くだけで◎な感じがします。

きれいな壁は断熱材工事が終了しました  で、塗り壁の状況がご覧頂けます。

「軽くて、強くて、美しい壁」見学会の開催中です。

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