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パッシブハウスジャパンの講演会

昨日パッシブハウスジャパンさんの四国支部が開催する講演会でした。

テーマは「換気」 講師は高知工科大学の田島先生です。

これは、非常に興味がある分野です。

なぜなら「換気」は、まだはっきりとした正解が無い分野。

例えば断熱はシンプルです。投資した分だけ良くなると言えます。

もちろんヘンな断熱施工で、建物が(結露で)腐朽するという危険もありますが、

対処法が確立されております。

「正しい知識さえあれば」という条件付きですが、原則は物量作戦でOK。

ですが、換気はちょっと違います。

 

換気の目的は、室内空気を綺麗にすること。

ホルムアルデヒドに代表される汚染物質や二酸化炭素を室内から取り除く為に、

外部の新鮮空気と室内の空気を入れ替えるのです。

ですが、ここで問題が発生します。

室外の空気は

「質」は良いが、「温度・湿度」は不快なことが多い。

一方室内の空気は逆で、

「質」はどんどん悪くなっていくが、「温度・湿度」は快適なことが多い。

という状況なんですね。

特に状況をややこしくしているのは、「ことが多い」という箇所。

この一言が、状況をややこしくしています。

 

どんな時にそのややこしい状況下になるかというと、例えば「夏の涼しい夜」。

日中気温が上がって、それと共に室内温度も上昇。

夕方から外気温が下がりだしても、室内の温度は下がらない。

結果として、外気の方が快適。

日中閉めっきりの家に帰ると、中から熱風が。という経験をされた方は多いのではないでしょうか。

 

このような状況下で役に立つのが熱交換器を通さない換気。

熱交換のするしないを外気温によって切り替えるんですね。

マーベックスという東大阪市のメーカーを例に出しますが、

バイパス回路を用いて、1種換気と3種換気を切り替えます。

写真では春・秋と書かれていますが、夏の夜間も外気温が27℃を下回ると同様に切り替わるとのこと。

給気ファンを低速運転させて擬似的な3種換気にするメーカーもありますが、

給気量が足りなくなり室内が負圧になってしまいます。

この辺りは講演にも類似例があったので質疑応答の時に教えてもらったのですが、

「一種と三種を切り替える時には、自然給気口を確保する必要がある」

とのことで、納得でした。

 

さて上記の話は、全体から見たらほんの一部。講演会は中身が濃く、大変有意義な時間でした。

この機会を提供してくれたパッシブハウスジャパンさんに感謝です。

最後にPanasonicのホームページに出ていた田島先生を見つけました。

ご興味がある方は下記リンクからどうぞ。

夏に起きる結露の対策とは?

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梅雨の湿気

梅雨真っ盛りですね。

こちらは朝7時の内外気温

外部 23.8℃  87%

内部 26.3℃  39%

ですので絶対湿度は

外部 16.16g

内部  8.31g

です。

因みにこの外部絶対湿度が室内に入ってくると、

室内相対湿度は75%。

数字を羅列していますが、

体感としては室内の方が涼しい。

湿度の大切さを文字通り体感してます。

外気温に戻りますが、

日中この絶対湿度のまま30℃まで上昇すると

30℃  60%

ですが天気予報的には、最高気温は25℃

と言うことは 

25℃ 81%

梅雨ですね。

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快適な室温は季節で変わる

温度をコントロールする機器は一杯あります。

ですが、フルオートと言うのは無いですね・・・多分。

その理由は、設定温度にあるのかも知れません。

夏期  27℃  冬期  22℃

一方、湿度はどうかというと

夏期  40%   冬期  50%

とすると絶対湿度目標は、

夏期  8.89g  冬期 8.23g

となって、あまり変わらないのですね。

 

何が言いたいかというと、エアコンにはいろんなモードがあります。

冷房 暖房 除湿

で季節によって、それぞれ必要です。

冷房の24℃と暖房の24℃は意味が違うためですね。

ですがデシカは一つでOK

それは調湿モード

実際リモコンには、調湿 加湿 除湿 換気 の4モードがあるのですが、

誰がどう考えても調湿しか選びません。

何故なら調湿モードにしておけば、加湿、除湿、換気を自動で切り替えてくれるのに

わざわざマニュアル運転する人はいないでしょう。

メーカーの技術の人も同意見でした。

 

これは、

温度は季節によって快適な温度帯が変わっていくが、

湿度は絶対湿度で考えれば、比較的一定

だからだと思います。

 

昨年デシカと暮らしだしてから、

冬の間は21~22℃が快適でした。

その後、春になると室温が上がりだし、現在は26℃前後が快適です。

これって何か不思議な感じがしてます。

例えば間を取って、24℃に調節したらどうでしょうか。

多分24℃の室温は、冬なら暖かすぎるし夏なら冷えすぎていると感じるのでは?

想像するに、外気温と大きな差があると体がびっくりするのかと。

慣れってありますよね。

30℃になった瞬間は、結構暑く感じても、それが続くと体が慣れる。

同じ理由で

24℃自体は快適でも、真夏には寒く感じるし、真冬には暖かすぎる。

建物から出なければ慣れて快適なのでしょうが、そういう訳にもいきません。

感覚の微妙な所ですね。

もちろん室温24℃が快適な時はあります。それは春と秋です。

 

室内の快適温度は外気温によって変化するが、湿度は絶対湿度で考えるとあまり変わらない。

という気がする今日この頃です。

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梅雨の季節がやってきました

梅雨の季節ですね。

外気温が低いので、早朝のムシムシ感はありません。

今朝(6/18)の状況です。

外気 22.1℃ 湿度90%

室内 26.3℃ 湿度43%

 

絶対湿度は、

室外 15.06g

室内  9.17g

この15.06gと言うのは、非常に多湿です。

これが室内に入ってくると、

室内の相対湿度は、69.96%

約70%!!

これは厳しい値ですね。

室温が高くないので、冷房のついで除湿もできません。

この時期はデシカの本領発揮ですね。

デシカは温度ではなく、湿度をコントロールする換気装置。

エアコンは、快適な温度帯での除湿が一番苦手。

デシカは、それこそが得意なのです。

その証左として、洗濯・室内干しは無問題。

梅雨を快適にする装置として、デシカには花丸をあげたいですね。

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冷暖房の未来

最近の高性能住宅の売り文句は、「エアコン一台で家の中が涼しい」です。

暑い時期、2階のエアコン一台を稼働させれば家中が涼しい。

確かに、高断熱+ダクト式熱交換換気扇が前提であれば十分可能。

 

これと対局なのが「全館空調システム」。

エアコン一台でOKなご時世に、オオゴトな感じがしますし、実際導入コストもかかります。

 

ですがこの2つのシステム、実はよく似ています。

全館空調システムは、ダクト式エアコンに24時間換気を組み込んだもの。

エアコン1台で夏涼しいシステムは、ダクト式24時間換気とは別にエアコンを付けるもの。

 

どちらもエアコンだし、どちらもダクト式配管。

ただし、

全館空調は全てがダクト式。

エアコン1台システムは、換気だけがダクト式。

 

どちらもダクト式なら、コストも変わらない気がしますよね。

ですが、「換気の必要風量」より「冷房の必要風量」が圧倒的に多い。

と言う理由で、エアコンのダクト式は大がかりになってしまうのです。

 
 
原因は住宅側の断熱性能。
 
今でこそ、「高断熱」という言葉は当たり前になりましたが、それは比較的最近の話。
 
全館空調をうたう以上、
 
「家の断熱性能が低いから、エアコン効きません」
 
とは言えないため、どうしてもエアコンを高馬力にする必要があります。
 
つまり現行のダクト式エアコンシステムは、低性能な住宅を対象にした大袈裟システムなのです。
 
 
 
換気装置の風量を「冷暖房」するだけで快適住宅を構成することは可能。
 
ですが現状建築されている家の大部分は、性能がそこまで達していません。
 
 
繰り返しとなりますが現在の全館空調は、
 
ダクト式エアコンのシステムに、24時間換気をくっつけています。
 
ですが、これからの全館空調は、
 
24時間換気のシステムに、エアコン機能をくっつけるべき。

なのです。
 
エアコンと換気の風量差は、最低でも4倍あるそうです。
 
つまり通常のダクト式エアコンでは室内に強い風が発生します。
 
(風速を落とすには、配管ダクト径を大きくするしかないのですが、それがまた高コストとなります)
 
室内の「風」は温度ムラの原因ですし、直接人体にあたれば不快です。
 
 
住宅の性能が高ければ、冷暖房において少ない熱量で済みます。
 
少ない熱量と言うことは少ない風量、つまり風速がゆっくりで良い。
 
という関係なんですね。
 
 
エアコン1台システムは、過渡期の手法としては悪くないです。
 
(と言うか、他に選択肢がないとも言えます)
 
ですがオーディオルームのように独立した部屋の温度はコントロールできません。
 
それほど極端ではなくても、子供部屋が複数あって各自のプライベートを守りたい。
 
という間取りであれば、うまく冷暖房が効かないでしょう。
 
 
風量1/4で快適な高性能住宅の普及が先か、換気システムにエアコンを取り付けるのが先か、
 
鶏が先か卵が先かみたいな話ですが、見合ったまま、時間だけが過ぎていくのは勘弁して欲しいですね。
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除湿は結構お金がかかる

先日(朝9時)の温度データー

値にまとめると、

室内  27 38%   絶対湿度8.44g

室外  25.9 65%  絶対湿度13.63g

デシカが頑張っているから室内より、室外の方が圧倒的に高湿度。

この高湿度が、そのまま室内に入れるとします。

そうすると室内の相対湿度は60.9%にも!!

2760.9%は、はっきり言って不快。

ここで必要なのは、冷房ではなく除湿です。

で、「もっとも効率の良い除湿器」は何かというと、

単機能の除湿専用器ではなく、エアコンなんです。

 

ここでエアコンの「冷房と除湿」の仕組みを説明します。

例えば、先ほどの2760.9%

この時の絶対湿度は13.63gなんですが、この空気を冷房してみます。

因みに「絶対湿度が13.63g」とは空気1kg中に13.63gの水(水蒸気)が含まれるという意味

 

エアコン内部には、大きな熱交換器が入っています。

こんな感じですね。

 

まずは熱交換器を冷やします。(やり方は聞かないでください)

そこに室内空気をファンで送りつけて、

文字通り空気の温度を変えるのです。

効率を高める目的で、熱交換器は表面積が広くなる形状です。

具体的には、薄い金属板が並んでいて、

熱交換器と空気が、長い時間触れ合うように設計されているのです。

 

さて、冷房の話に戻ります。

熱交換器を10に冷やしてみます。

 

空気は気体としての水(水蒸気)を持つことができるのですが、

その量は空気の温度に寄ります。

暖かいと大量に持て、冷たいと少ししか持てないのです。

10の空気が持つことができる水は7.9g

先ほどの空気が持つ13.64gよりかなり低い数値です。

計算すると、13.64g7.9g=5.74g

この5.74gは気体(水蒸気)から液体(水)に戻って、空気から取り除かれるのです。

いわゆる結露ですね。

つまり冷房の結果として、除湿ができた訳です。

 

次は少し暖かめで、熱交換器を20にします。

さて何gの水が取り除かれるでしょう?

答えを先に言うと0gです。

20の空気が持てる水は14.7g

なので13.64gの水は、気体の状態のまま。

熱交換器を通った空気は、2093%という低温高湿の気体になるのです。

つまり、冷房はできたけど、除湿はできなかったと。

 

ここから言えることは、エアコンで除湿をするには、

大きく温度を下げるしか無いのです。

 

最近のエアコンには、「インバーター」という冠が付いています。

インバーターの役割とは、

以前のエアコンは、ONOFF制御しかできなかったが、

インバーターエアコンは、出力を強弱で調整できる。

という感じ。

インバーターが搭載されていないエアコンは、「冷房=寒いほど冷える」だったのですが、

現在は出力を弱める、つまりあまり低くない温度で冷房することができるのです。

 

先ほどの例で言えば、以前の熱交換器は10設定しかできなかったのが、

20も可能になったと・・・

それは、言い方を変えればほとんど除湿しない冷房。

で、除湿しない冷房の方が、圧倒的に燃費が良いのです。

極論すれば、

省エネ性能の高いエアコンとは、極力除湿をしないエアコンなのです。

 

もちろん解決策はあります。

それが「再熱除湿」と呼ばれる機能。

再熱除湿を簡単に言うと、

エアコンで除湿するためには、一度温度を下げるしかない。

だけど、そのままでは寒いので、暖めて室内に戻す。

という仕組み

欠点は、電気代が結構かかる事。

 

これからのシーズン、寒くない除湿をするためには、欠かせない機能です。

・・・何かエアコン購入のレクチャーみたいですね。

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冷房をかける

先週から真夏日に突入しているうどん県ですが、ここのところは夏日で踏みとどまりそうです。

(真夏日は最高気温が30℃以上、夏日は最高気温が25℃以上)

さて、真夏日が連続した時に、エアコンなしでどこまでいけるかなぁと実験してみました。

室温は日中に28℃半ばまで上がり、朝方は27℃半ばという感じ。

で、そこまで上がると少し暑いですね。

湿度が低いので我慢はできるのですが、「快適」と言うには語弊があります。

 

因みに、室内の風は換気のみという条件です。

具体的には、窓を開けたり扇風機等を使ったりはしていません。

窓を開けないのは、湿度のコントロールができなくなるからで、

扇風機を使わないのは、室温の変化だけに要因を絞りたいからです。

 

さて、エアコンのタイマー運転をしてみました。

エアコンは階段を上がった2階に1台設置しており、1時間もかけると室温は良い感じに下がってくれます。

ここ最近の気候だと、夕方に27℃に持っていければ、朝まで快適。

と言うか、この時期は夜間の気温が高くないので、朝には26℃台まで下がります。

写真は朝9時のもの。

室温の変化は熱交換をしないデシカの特徴で、良くも悪くも外気温に連動します。

冷房に関して、高断熱の住宅は

ほんの少し「温度」コントロールするだけで、室内の気温が下がります。

この変化の早さは、マンションの中部屋以上だと言えます。

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室内干しの現状

デシカ導入理由のひとつが「洗濯物の内干し」

一冬越したので、ちょっとまとめてみます。

冬季の室内ですが、室温は21~3℃、湿度は50%前後という感じでした。

以前にも書きましたが、外干しより乾きは遅いです。

「厚物」などは干し方が悪いと、朝乾したものが夕方乾ききっていないという場面もありました。

ですが実用上は全く問題なし。

で、冬から現在まで、当然ですが室温はじわじわと上がっています。

例えば、今(5/29の16時)は、温度27.6℃ 湿度42%です。

外気温の37℃は忘れてください。西日の影響ですね。

ここまで上がらなくても、室温の上昇と共に、乾く時間も早くなります。

多分、今なら5時間もあれば乾く気がしますね。

さて、内干しから脱線して、室内環境の話を。

この「27.6℃/42%」という環境ですが、実は不快ではありません。

やはり低湿だからでしょうね。

真夏日が続いていることもあり、ここ数日は27~28℃の間。

つまり、日中は28℃まで上がり、朝方には27℃ま下がる。

という温度変化が1日で起きています。

熱交換タイプの換気装置であれば、日中の上昇は抑えられます。

ですが、逆に夜間の低下もありませんので、結果としては同じ程度の室温になる気がします。

熱交換タイプを選ぶ場合は、外気温によって「熱交換と熱交換無し」を自動切り替えができる機器がお薦めですね。

さて、室内干しに戻ります。

冬~春にかけて、室内干しの問題点は特にありませんでした。

ですが、室内干しの天敵と言えば「梅雨」です。

これから梅雨シーズンに入っていくので、こうご期待ください。

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真夏日到来

うどん県に真夏日がやってきました。

5/26、5/27の二連ちゃんで、特に今日(27日)は暑かったです。

中学生の娘は、運動会の練習で完全にのびてました。

因みに真夏日とは、最高気温が30℃を超える日の事。

2014もだいたい同時期だったようなので、暑い季節の始まりです。

今後は、

最低気温18℃

最高気温30℃

という組み合わせで、推移しそうですね。

日が沈むと涼しいが、日が昇ると暑い・・・

快適な温度帯と、不快な温度帯を行ったり来たり。

うどん県は、この季節がかなり長い印象があります。

データー上では

2012年 73日

2013年 84日

2014年 58日

なので、昨年は例年よりは快適だったのですね。

さて、こんな環境でデシカはどんな動きをするかを検証していきます。

ここ数日は、25℃と26℃を行ったり来たり。

つまり、日中は26℃の前半まで上がり、夜間に25℃前半まで落ちる。

という動き。

デシカは熱交換を行いませんので、給気される空気は、外気温の影響をモロに受けます。

外気の湿度が低い場合は、特にその傾向が強まります。

なぜかと言うと、

高湿の場合、デシカは除湿モードを多用し、結果として温度が下がる。

ですが高湿でない場合は、除湿をする意味がないので、結果として温度は外気のまま。

27日の室内状況は、19時の段階でこんな感じ。

室内 27.6℃の38%   →絶対湿度8,74g

室外 29.1℃の30%   →絶対湿度7.52g

室内の方が高湿度なので、結果外気温はそのまま入って来ていると思われます。

現在はエアコンを付けなくても快適ですが、

このまま気温が上がり続けるとそうも行かないでしょうね。

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暑くなって参りました

今日(5/20)の最高気温は29度。

もう、日中は夏ですね。

デシカ、本領発揮の季節がやってきた気がします。

繰り返しになりますが、デシカは湿度をコントロールするが、「熱交換はしない」換気装置。

昨年度(2014)における高松の月別平均気温を見ると

もっとも低い月は2月で5.7℃。

一番高いのは7月で27.6℃でした。

一方、一般的に言われる室内の快適温度は、

冬季なら18~22℃

夏期なら25~28℃

ぐらいでしょうかね。

冬季は外気温5.7℃を18~22℃にしないといけない。

夏期は27.6℃を25~28℃にするだけで良い。

と言うことは

冬季は15℃程度の温度差があるのに、夏期は温度差がほとんどない。

つまり

湿度が快適範囲であれば、夏期には冷房が不要。

だと言う話に・・・

ここがデシカの長所です。

熱交換タイプと比べてみます。

顕熱は当然ですが、全熱、つまり湿度を残すタイプであったとしても、その効率は80%程度。

24時間換気で2時間に1回の空気を入れ換えていると、

1日もあれば、人が居なくても室内の湿度は上がってしまいます。

それは、外気が1日中ず~っと多湿だから。

気温であれば、1年で一番暑い8月と言っても、夜間にはそれなりに温度が下がるのですが、

湿度は天候に左右されることはあっても、基本季節を通じて「高湿」で推移します。

その上人間とその活動でも、湿度が発生するので、

室温にかかわらず、何らかの方法で除湿をしないと不快なのです。

さて、と言っても以上は机上の話。

デシカの「夏」を身をもって体験したいと思います。

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