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2014年8月21日のアーカイブ

消費税を上げる愚行

以前、5~8%に上げるかどうか?の決定に際して、

私は「上げない」方に賭けました。

思いっきり外れてしまいましたが・・・

消費税を上げないと日本が借金漬けに。

という意見には、

いやいや、景気回復したら、税収は増えますよ。

という立場でしたし、

逆に、消費税を上げたら景気回復が阻害され、

消費税は増えるでしょうが、トータルの税収は下がる

という考えだからです。

下記の図を見て欲しいです。

税収は1990年に60.1兆円あったものが

2008年には、38.7兆円まで落ち込んでいます。

一方、消費税は

3%の頃は、5兆円

5%の頃は、10兆円

まぁ、パーセント通りという訳です。

で、そんな消費税ですが、全体のどれくらいを占めているかも表から分かります。

最近は、どーんと割合が増えて25%を占めています。

でもまぁ逆に言えば、その程度なわけです。

かつ

消費税の額が増えたから比率が上がった。

と言うよりは

税収の総額が下がったから比率が上がった

の方が正しい解釈だと思うのです。

増税の目的は何でしょうか?

当たり前ですが、全体的な増収です。

だったら、税収の10%程度しか占めていなかった消費税の増税に血眼を上げるより、

残りの90%を増やす努力をした方が良いと思うのです。

で、そのための「景気回復」という政治目的だったはず。

先程の表では1990年の税収が最高値なのですが、いわゆる「バブル景気」の時期。

つまり景気が良ければ、税収は多いのです。

だけど、10%程度しか占めない部分に注力して、景気が悪化したら・・・

そのダメージは、ものすごくでかいです。

それを絶賛体験中なのが、この瞬間です。

今までも2回ほど経験しているのですが、今回は1年おきの連続技。

 

なんでそんなに景気を減速させたいのか理解できません。

だって

今年の4月に昇給、もしくはベースアップで、所得が3%ほど上がった人。

例えば、手取り20万円が20万6千円になった。

という人ではじめて、

可処分所得(使えるお金)が現状維持。

(額面では、所得税等がありますので、あくまで手取りベース)

総トータルの税収を増やす。

という目的には、消費税の増税はマイナスであった。

という現実を、今回の8%増税で認めて欲しいのですが

「てへ、間違っちゃった」

とは、言えないのでしょうね。

次に2%上げたら、

先程の手取り20万円(今年の3月において)の人は、

来年の4月に21万円もらって初めてトントン。

そりゃ景気が悪くなりますよね。

で、そうなるとどうなるか?

消費税以外の税収が減ってしまい、税収の総額が下がります。

だけど

景気が回復しなかった原因は、消費税増税にある。

と認められない人達は、

消費税の上げ方が少なかったのだ

という理屈を振りかざすでしょう。

日本が破綻しないためには、

引き続き消費税の増税だ。

という悪循環モードが待ってます。

なんかギャグみたいですが、そんな流れを感じますね。

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