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2014年8月2日のアーカイブ

ビフォアフターでコンクリートの蓄熱性が

私、あまり・・・と言うか、ほぼテレビを見ません。

ですが、時々見る番組に「劇的 ビフォーアフター」があります。

7/27に放送した作品ですが、

連れ合いが「CACICOの仕事に近いよ」と言うものですから、見てみました。

出てきたのは築50年の鉄筋コンクリート2階建て。

確かに最近のブログネタと同じ対象です。

 

改修を断熱の事だけに絞ると

屋根は屋上で外断熱

壁は内側で現場発泡の内断熱

でした。

鉄筋コンクリート(正確にはコンクリートブロック)の内側で現場発泡は、

正直言って薦められたものではありません。

特に木造住宅に多用される100倍発泡をコンクリートに使うのはNGですが、

屋上の外断熱は大正解です。

 

さて、壁の現場発泡が何故NGかを説明します。

現場発泡ウレタンには、大きく分けて100倍発泡と30倍発泡があり、

発泡倍率の差以上に、性質が大きく違います。

100倍発泡は連続気泡で、

30倍発泡は独立気泡です。

(因みに断熱性能は100倍より30倍が優れています)

住宅で使われるのは、コストの関係で100倍発泡。

で、上記でNGと言ったのは、

性能差ではなく100倍発泡の「連続発泡」という性質です。

気泡が独立している場合は湿気が表面で止まるのですが、

連続発泡の場合は、スポンジのように吸い込んでしまいます。

テレビでは倍率に言及していませんが、見ためは100倍発泡でした。

また外壁は(番組的には触れられていなかったので)単に塗り直しただけと思われます。

と言うことは、

外壁の構成は、仕上げ材+モルタル+コンクリートブロックです。

つまり湿気は入り放題で、断熱材は湿気に弱い。

何より、屋根においては、

「コンクリートの蓄熱性を考えて外断熱」

と言っておきながら、同じ事を壁に適応しないのは何故?

と思ってしまいました。

もっとも、コンクリートの蓄熱性が普通に説明されたことには感動しましたが。

 

「前回(7/13)の放送分も、外断熱だったよ」

と合いの手が入ったので、引き続き録画したのを見ました。

こちらは

壁が外断熱で、大きな掃き出し窓がトリプルガラス

という仕様でした。

断熱仕様には先程と同様「?」ポイントもありましたが、

二回連続、ちょっと変わった断熱(外断熱やトリプルガラス)が出てくるのは発見でした。

(相変わらず、「おいおい」と言いたくなるようなギミックは置いといて・・・)

「熱のコントロール」がTVネタとして有用になってきたんだなぁと感慨深いです。

どんな形であれ、取り上げられるのは良いことです。

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