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2012年10月25日のアーカイブ

夏を旨とすべし?

「家のつくりやうは、夏を旨とすべし」

吉田兼好のこの言葉をご存じの方は多いと思います。

現在の日本では、この言葉をもって「断熱しなくて良い」と意訳する人が多いです。

暑い地域だから、オープン(風通し)な間取りがあれば良くて、

断熱というのは、寒い地域の人が考える事だ。

こんな感じです。

でも、ちょっと待ってください。

夏暑いのも、冬寒いのも、どちらも熱の問題。

風通しが良ければOKというのは、私に言わせれば、それほどの暑さに直面していないからです。

なぜか

一例として、基礎断熱の話をします。

CACICOでは「床ではなく、基礎で断熱した方が良いですよ。」

とお薦めしています。

でも、「床下は自然換気で十分」と言う方が多いのが現実。

さて、ここで質問です。

四国の4県で、(割合として)基礎断熱が多い県はどこか知っていますか?

基礎断熱とは足下の断熱が大切と考えているという事。

実は、高知県なのです。

ここで言い分けをひとつしておきます。

公の統計がある訳ではありません。

あるのは「基礎断熱の部材を販売しているメーカー」の内部資料です。

四国では、もっとも温暖な地域である高知のはずなのに、

なぜ基礎の自然換気が少ないのか?

それは「夏のムチャ暑い空気が、足下に入ってきて欲しくない」からだそうです。

つまり気候が厳しいと「断熱」せざるを得ない。

という訳なのです。

暑いも寒いも、同じく「熱」に関する事なのですから、基本の対応策は「断熱」。

その事を高知の事例が教えてくれています。

気候が温暖であれば「我慢」はできます。

だからと言って、「通風」を理由に「断熱」を否定するロジックは「?」です。

「断熱」をしっかりした上で「通風」も忘れない。

そんな事は普通にできるのですから。

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