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2016年9月11日のアーカイブ
衣類乾燥機を考える ガス熱源の場合
- 2016年9月11日 10:11 PM
- 「かしこい家」の性能
さて、今回はガス衣類乾燥機に絞った話をします。
これは想像なのですが、
花粉症等が理由で、洗濯物の外干しをしたくない人が、
ガス衣類乾燥機の潜在ユーザーだと思うのですね。
特に子供が小さかったりすると、洗濯物は次から次へと湧いてきますので、
1時間もかからず、カラッと乾燥してしまうガス乾燥機は魅力的です。
天候に左右されないのも◎ですね。
CACICOも、年代物の中古住宅を自分リフォームで生活した時代に、ガス乾燥機のユーザーでした。
もっともスペースが無かったので、室内ではなく、室外設置でした。
その時の記憶を辿れば、
襟周りが伸びきったTシャツが、しゃきっとする (縮むとも言う)勢いで乾燥したので、
衣類は選ぶけど、乾燥スピードにはお世話になりました。
さて、ガスの衣類乾燥機は、道具としてとても優れたモノですが、
導入に関しては注意点があります。
それは「給排気」の問題です。
ガス器具を室内で使用するときは、
排気の確保と給気の確保。この2つが欠かせません。
例えば、灯油やガスが熱源のファンヒーターやストーブ。
これらは、室内環境で使う、開放型暖房器です。
開放型とは、
燃焼に使った排気を室内に放出するタイプを指します。
ですから、1時間に1~2回は、窓を開ける等の換気が必要。
って箱やカタログに大書きしています。
つまり器機では対応しないから、使用者がやってね。
という意味、
キッチンのガスレンジも、それ単体では同じ。
ですが、キッチンにレンジフードを付けない人はいませんから、
ガスレンジとレンジフード(同時給排)の組み合わせにする事によって、
初めて使用者が、「給気と排気」を気にせず使える器機となるのですね。
さて、ガス衣類乾燥機の設置と使用方法についてまとめてみます。
ガス衣類乾燥機の設置には、排湿筒(はいしつとう)の設置が義務づけられています。
(聞き慣れない単語なので、ふりがなふってみました)
そして使用時には、近くに給排気できる設備、もしくは窓を開けておく必要があるのです。
ガスレンジとの違いをまとめます。
ガスレンジに同時給排レンジフードがついている場合は、何も考えずに料理が出来ます。
ですが、ガス衣類乾燥機は、
使用者が給排気設備を動かす、または窓を開ける。
という行為が必要なんですね。
窓を開けるだけなので、簡単と言えば簡単です。
ですが、忘れることもあるでしよう。
その時には、何が起こるのでしょうか?
想像ですが、室内の一酸化炭素濃度が上昇するのでしょう。
先ほどガス衣類乾燥機には、排湿筒が義務づけられると書きました。
このネーミングが、なかなか意味深。
なんで、排気筒ではないのでしょうかね。
正確を期すためにリンクを張っておきますが、メーカーのQ&Aから排湿筒の説明を抜粋します。
家庭用ガス衣類乾燥機の設置には、排湿のためのダクト工事が必要です。
と書いた上で、説明が続きます。
換気(給気、排気)が十分出来る設備(換気扇、排気口など)があるところに設置して下さい。
ガスの完全燃焼には多量の空気を必要とします。運転時には窓を開けるか、換気扇を回すなどをして下さい。
この説明を、そのまま解釈すると
衣類乾燥機が出す「湿気」に関しては、排湿筒で処理するが、ガス完全燃焼に必要な給気と排気は、
器機側の問題ではなく、建物側、つまり使用者側の責任である。
と書いてあるように思えるのです。
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