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2012年4月29日のアーカイブ

3Lハウス

先日ドイツのパッシブハウス研究所に勤務されていた、クーラーさんの講演が大阪でありました。

クーラーさんは、以前O邸の温熱環境の検討時点で、いろいろとアドバイスをもらいました。

ご自身が係わった家を見てみたい。という有難いご要望があったので、大阪講演に引っ掛けて高松に来て頂きました。

パッシヴハウスレベルの住宅を目指したO邸でしたが、

クーラーさんの検討では、そこまでは達さず「3Lハウス」クラスという見立て。

パッシブハウスと3Lハウス。

この二つの違いを、簡単に説明すると、年間の1㎡当りの暖房負荷の違いです。

パッシブハウスは 15kWh

3Lハウスは     30KWh

この話を聞いた当時は、正直がっかりしたのですが。

クーラーさんから、

「このクラスまで来たら、パッシブであるかどうかが、家の価値を決めるのではなく、実生活で快適かどうかですよ」

と、諭された記憶があります。

O邸の冬季における暖房状況は下記の通り

夜間電力時のみ温水式床暖房を低温で運転し、本当に寒かった2週間程度は日中に2時間程度運転を加える。

というものでした。その結果は、

1階と2階の温度差が、1~2℃と非常に少なかった。

少し乾燥気味な傾向があったが、浴室の湿気や洗濯の内干し、観葉植物などを室内に置く等で対応できた。

との事でした。

なにより「すごく快適」というOさんの笑顔が全てですかね。

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