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①足下の断熱強化 その3

今回は「少しコストアップ」になる基礎外断熱の性能を比較検討します。

この話しは「住宅を快適に対するコストのかけ方」の第一弾という位置づけ。

以前選択肢を出しましたが、足下の断熱は3種類。

①床下での断熱

②基礎・内側での断熱

③基礎・外側での断熱

これを図面と共に説明していきます。

まずは①床下での断熱

この図は、根太の間に断熱材を入れていますが、大引きの間に入れる方法もあります。

ですが基本は同じ。構造体の間に断熱材を入れる。

外壁における「充填断熱」という手法の床バージョンですね。

この後、合板→フローリングという施工が行われます。

私は、外壁の断熱は充填断熱でも外貼り断熱でも、構わない。

と考えています。

もう少し正確には

断熱材が均一に施工され、気密を確保するなら、外断熱でも充填断熱でも構わない。

でも、それはあくまでも外壁の話です。

床面に関しては違います。

理由は、

「壁に触れなくても生活できるけど、床を触らずには生活できない」

からです。

回りくどい表現ですが、これは熱の伝わり方の違いから発生します。

熱の伝わりは、「放射、対流、伝導」の3つです。

放射は電磁波(赤外線)を通じての熱移動。 例) 太陽光、コンクリートの照り返し

対流は空気や水を通じての熱移動 例)エアコンは空気を使って冷暖房

伝導は物体を通じての熱移動 例)使い捨てカイロを触ると暖かい

で、部屋の中で生活する「あなた」をイメージしてください。

冬季に窓の近くは寒いですよね。

なので、わざわざ窓のそばや壁側に近づきたい人はいないでしょう。

窓や壁からは、冷たい輻射熱が出ており、それを「寒い」と感じるのです。

それは当然ながら床でも同じ。

ですが、床はそれだけではありません。

「放射」熱とともに「伝導」熱も伝わってくるのです。

何せ、人は足を付けないと生活できないから。

先ほどの図をもう一度見てください。

面積の20%は、外気温(=床下)との間に構造体しかないのです。

その上を歩くのですから、足の裏が冷たいですよね。

つまり、

放射による伝達が主である「壁・天井」

放射と伝導の組み合わせで伝達される「床」

とは、断熱の方法が違う。と言う訳です。

ちょっと、気合いを入れて書いたので、結構な量になってしまいました。

続きは次回に譲ります。

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