- 2013年8月26日 11:00 PM
- 「かしこい家」の性能
今回は「少しコストアップ」になる基礎外断熱の性能を比較検討します。
この話しは「住宅を快適に対するコストのかけ方」の第一弾という位置づけ。
以前選択肢を出しましたが、足下の断熱は3種類。
①床下での断熱
②基礎・内側での断熱
③基礎・外側での断熱
これを図面と共に説明していきます。
まずは①床下での断熱
この図は、根太の間に断熱材を入れていますが、大引きの間に入れる方法もあります。
ですが基本は同じ。構造体の間に断熱材を入れる。
外壁における「充填断熱」という手法の床バージョンですね。
この後、合板→フローリングという施工が行われます。
私は、外壁の断熱は充填断熱でも外貼り断熱でも、構わない。
と考えています。
もう少し正確には
断熱材が均一に施工され、気密を確保するなら、外断熱でも充填断熱でも構わない。
でも、それはあくまでも外壁の話です。
床面に関しては違います。
理由は、
「壁に触れなくても生活できるけど、床を触らずには生活できない」
からです。
回りくどい表現ですが、これは熱の伝わり方の違いから発生します。
放射は電磁波(赤外線)を通じての熱移動。 例) 太陽光、コンクリートの照り返し
対流は空気や水を通じての熱移動 例)エアコンは空気を使って冷暖房
伝導は物体を通じての熱移動 例)使い捨てカイロを触ると暖かい
で、部屋の中で生活する「あなた」をイメージしてください。
冬季に窓の近くは寒いですよね。
なので、わざわざ窓のそばや壁側に近づきたい人はいないでしょう。
窓や壁からは、冷たい輻射熱が出ており、それを「寒い」と感じるのです。
それは当然ながら床でも同じ。
ですが、床はそれだけではありません。
「放射」熱とともに「伝導」熱も伝わってくるのです。
何せ、人は足を付けないと生活できないから。
先ほどの図をもう一度見てください。
面積の20%は、外気温(=床下)との間に構造体しかないのです。
その上を歩くのですから、足の裏が冷たいですよね。
つまり、
放射による伝達が主である「壁・天井」
放射と伝導の組み合わせで伝達される「床」
とは、断熱の方法が違う。と言う訳です。
ちょっと、気合いを入れて書いたので、結構な量になってしまいました。
続きは次回に譲ります。
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