- 2013年8月22日 11:55 PM
- CACICOの毎日
藤井聡さんのFBから拝借してきた図があります。
これは、過去1年間、全国の大手5社が、経済においてどんな社説を掲載したかを分析したものだそうです。
再掲します。
構造改革・自由貿易で経済成長が88.3%
金融緩和・財政出動の内需主導で経済成長が1.7%
設問に対する「意見」が、ここまで偏っている。というのは異常です。
そう言えば、「消費税増税」に関する有識者(笑)の意見も、
その大部分が「増税は仕方ない」らしいですね。
経済なんて、私から見たらある意味バクチです。
絶対景気が良くなる政策。なんてものは存在しません。
(悪化させるのは、どちらかと言えば簡単な気がしますが)
もしそんな事が分かるのであれば、政治家も役人も、誰も困らないですし、
経済学者は全員大金持ちです。
でも現実は、そうではない。
ですから、上の意見が50対50とは言いません。
もう少し「喧々諤々」であれば
「あぁ、いろんな考えがあるんだなぁ」
と思うところですが、
片方の意見が1.7%
つまり、全ての新聞社が、ほぼ1つの意見に集約されている。
という状況では、内容がどうこう以前に
「何か、別の理由があるんだろうなぁ」
としか思えません。
構造改革をする事が、誰かの「大きな利益」になるんでしょうね。
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