CACICOブログ HOME > 「かしこい家」の性能 > 湿度と同じく大切な「音」のこと

湿度と同じく大切な「音」のこと

住まいの快適性に大切な要素として「温度と湿度」があります。

特に、湿度は「見える化」が一般的でありませんので、軽視されがちですが

(温度表示はあっても、湿度表示はあまりないですよね)

これは、湿度のコントロールが非常に難しいためだと思っています。

(計測が難しいというのもありますが)

このあたりは、「結露しないサッシを使おう」で取り上げましたが、

大切な事は、それだけではないですよ、というのが今回のネタです。

 

「高気密・高断熱の家=静か」

と、良く言われます。

音は湿度と同じで、一番弱いところを探しだして潜り込もうとします。

ですので窓のシングルガラスをペアガラスに変えただけでも、防音効果は上がります。

特に、気密・断熱を考えている新築住宅であれば、外壁と内壁の間にも断熱材が充填されており、

こちらも防音性能アップに貢献しています。

それでは万々歳かと言うと、そうでもないのが面白いところ。

静かになった室内で、別の「音」の問題が発生たのです。

それが「残響音」。

マンションで取り上げられていた事例なのですが、最近は戸建て住宅でも。

どういう現象かと言うと、人の声が聞き取りずらかったり、何かざわざわとした感じが残るのです。

従来の日本家屋は、畳、襖、障子など、柔らかい物が室内に数多くありました。

ですが最近はそれらが、フローリングや扉等の固い材料に置き換えられています。

音的に言うと、

柔らかい=音を吸収

固い=音を反射

と言う性質があります。

つまり、防音性能が上がった建物&音を反射する室内

の相乗効果で、昔に較べて室内で残響音が発生しやすくなったのです。

これは、特に新築時に多く見られます。

「残響」というのは、音が反射し続ける事です。

この症状を減らすには、柔らかい物を増やしたり、乱反射させること。

つまり、実生活で物が増えて行くことによって、ある程度は自然に減少し、かつ慣れてくるものです。

(カーテンの有る無しは、結構大きいです)

ですが、慣れた状態がベストかどうかは、全く別の問題です。

人にとって「心地よい環境」を形成するには温度、湿度と共に、「音」という項目がある。

というのは、CACISU中央公園の実体験でもあります。

CACISU中央公園は断熱リフォームで、シングルガラスをペアガラスに交換したのですが、

その途端「残響音」が気になりだしました。

今まで窓から漏れていた音が、反射して室内で「残響音」になっているのでしょう。

「快適」の要素は、1つや2つではない、という訳です。

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.cacico.co.jp/blog/wp-trackback.php?p=6606
トラックバックの送信元リスト
湿度と同じく大切な「音」のこと - CACICOブログ より

ホーム > 「かしこい家」の性能 > 湿度と同じく大切な「音」のこと

検索
Feeds
Meta

ページの上部に戻る