- 2013年2月24日 11:55 PM
- CACICOの毎日
CACICOの外壁を使ってくれている工務店さんにもお話をしている事。
それは
住宅は、冬に加湿が出来る性能の建物にしましょう。
という事。
結露は当然ながら、断熱の一番弱いところで起こります。
住宅の一番断熱の弱いところ、それはサッシの枠です。
「窓際に立っていると寒い」という所から、よく「ガラス」なのでは?
と思われている方がいます。
ですが、ペアガラス仕様の場合は、ガラスではなく枠です。
それは、結露の場所で判断できます。
シングルガラスの場合は、がラス一面で結露しますが、
ペアガラスの場合は、サッシの枠に沿って結露します。
つまり、ガラスがダメなのではなく、サッシ枠の性能が、近くのガラスに影響を及ぼしているだけなのです。
結露が何が悪いのか?
それは美醜の問題ではなく、冬場、室内を加湿するのが難しい。
という一点に尽きます。
この表を見て頂くと分かるのですが、生活者にとって快適な状態が、微生物にとって住みづらい環境なのです。
冬場、室温20℃&相対湿度50%と言うのは、で暖房&加湿器をかけた状態です。
ただし、窓などで結露しない場合の話。
いくら加湿しても、どこかで結露を起こしているのでは、湿度は上がりません。
ですが、日本で発売している「樹脂+アルミ」のサッシは、全てこの条件を満たさないのです。
海外品であれば、木製や高断熱アルミサッシも存在するのですが、
日本製品では、樹脂サッシしかありません。
もっとも大手メーカーさんのラインナップには、必ず樹脂サッシが入っていますので選択は可能です。
お家造りの可能性がある人は、頭に片隅に入れておいてください。
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- 結露しないサッシを使おう - CACICOブログ より