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気密住宅の局所換気

前回も書きましたが、ダイキンに限らず日本の集中換気メーカーは、局所換気との併用が大好きです。

局所換気とは、トイレや浴室にある換気扇の事です。

浴室では換気乾燥機と言う名前が付いたりしますが、まぁ同じ仕掛けです。

この手の商品は、アルミサッシが無く、家がスカスカの時であれば換気扇なのでしょうが、

やっている事は排気のみなので、高気密住宅では「カザグルマ」ぐらいの役にしか立ちません。

クルクルと回っているのですが、排気をしていないのです。

このカザグルマ、いえ換気扇ですが、

能力が高い場合は、すぐ気づきます。

キッチンのレンジフードが代表例ですが、玄関の扉が開きづらくなったりします。

家の中が負圧になる程度には排気が出来るのです。

ですが、当然ながら限界がありますから、外気の流入が無ければ直ぐにカザグルマ化します。

どこかの窓を開けてあげれば、換気扇となりますが、冬なら寒いですよね。

さて、能力が低い場合は、どうでしょうか?

トイレの換気扇なんか、パワーが少なそうです。

多分、初めからカザグルマですね。

回っているけど・・・少しは排気したけど・・・それだけ。

局所換気のメーカーにしてみれば、

「給気が無い条件下で排気する訳ないでしょ」

至ってごもっともな意見だと思います。

集中換気のメーカーにしてみれば

「ダーティーゾーンは、うちの機械ではない」

ので、責任は無いんでしょうね、・・・多分。

はたして、仕事をしない局所換気の責任は、誰が取るのでしょうか?

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