- 2016年3月26日 8:50 PM
- デシカ日記
前回も書きましたが、ダイキンに限らず日本の集中換気メーカーは、局所換気との併用が大好きです。
局所換気とは、トイレや浴室にある換気扇の事です。
浴室では換気乾燥機と言う名前が付いたりしますが、まぁ同じ仕掛けです。
この手の商品は、アルミサッシが無く、家がスカスカの時であれば換気扇なのでしょうが、
やっている事は排気のみなので、高気密住宅では「カザグルマ」ぐらいの役にしか立ちません。
クルクルと回っているのですが、排気をしていないのです。
このカザグルマ、いえ換気扇ですが、
能力が高い場合は、すぐ気づきます。
キッチンのレンジフードが代表例ですが、玄関の扉が開きづらくなったりします。
家の中が負圧になる程度には排気が出来るのです。
ですが、当然ながら限界がありますから、外気の流入が無ければ直ぐにカザグルマ化します。
どこかの窓を開けてあげれば、換気扇となりますが、冬なら寒いですよね。
さて、能力が低い場合は、どうでしょうか?
トイレの換気扇なんか、パワーが少なそうです。
多分、初めからカザグルマですね。
回っているけど・・・少しは排気したけど・・・それだけ。
局所換気のメーカーにしてみれば、
「給気が無い条件下で排気する訳ないでしょ」
至ってごもっともな意見だと思います。
集中換気のメーカーにしてみれば
「ダーティーゾーンは、うちの機械ではない」
ので、責任は無いんでしょうね、・・・多分。
はたして、仕事をしない局所換気の責任は、誰が取るのでしょうか?
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