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改めてデシカと熱交換換気の違い その3

前回の落ちが、

湿度コントロールにおいて全熱換気は役に立たない。

でした。

今回はその説明を。

熱交換換気における熱交換は、「成り行き制御」と言う話を以前しました。

室内が正であり、出来るだけそれに合わせるのが、熱交換の真実。

で、湿度も同じ事が言えます。

室内の湿度が正であり、それに近づける努力をする。

と言うのが全熱換気の湿度交換なのです。

なので例え夏であろうとも、

屋外より室内が高湿な場合は、室内の高湿度を守ろうと動きます。

そんな状況は極端かも知れませんが、

湿度の交換効率は70%とか80%であり、

湿度が入ってくることに変わりはありません。

ですから夏に低湿度をキープしようとすれば、

(例えばエアコンで)除湿→少しずつ湿度が増える→除湿→少しずつ湿度が増える

というように除湿を続ける必要があります。

その上室内で人が発生させる湿度も馬鹿にできません。

以上のような理由で、

顕熱より全熱の方が理屈上「湿度コントロールに有利」なハズなのですが、

人が「体感できるほど有利」だとは思えないのです。

あくまでCACICOの想像ですけどね。

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