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改めてデシカと熱交換換気の違い その2

前回、「高断熱+熱交換型換気扇」の家を

除湿器や加湿器等の機器で、湿度をコントロールし易い家。

と評しましたが、この話をもう少し詳しく。

湿度をコントロール出来るには前提条件があります。

それは

気密住宅である事と、結露しないサッシ

それと集中ダクト方式の24時間換気

でしょうか。

どれも「高断熱」を名乗るのであれば、当たり前の仕様です。

で、これより後、設備側・仕様側において、

より一層湿度をコントロールしやすくする改善手段はありません。

(換気が全熱だ顕熱だ、という話は抜きにしています)

湿度に関しては、これ以上出来ることがないのが現状です。

 

住宅の性能は、断熱材の厚みを含むQ値、今で言うUa値で決まります。

でこの値によって性能が高い低いと言う話になるのですが、

それはあくまで温度がコントロールし易くなるだけのこと。

(それが大切な事は言うまでもありませんが)

決して湿度がコントロールし易くなるのではありません。

逆に、「性能が良いから、エアコンが良く効く」という話を聞くと、

エアコンの稼働時間が短い、と言うことは除湿の時間も短い訳で、

低温、高湿度になるのでは?

という疑問が湧きます。

暑くて困っていた人にとっては「とても良い進歩」には違いありません。

ですが、

「温度はこれぐらいで良いから、除湿だけしたい」

という欲求がクローズアップされるのだと思います。

この対処策が「全熱換気」かと言えば、CACICOとしてはNoですね。

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