- 2015年9月21日 4:00 AM
- デシカ日記
調湿をうたう住宅建材は大量にあります。
ですが、その多くは効果を体感する事ができません。
何故なら、
その材料が調湿する事と
その空間を調湿する事は
全く別の話だから。
例えば、ホームセンターで押し入れ用の乾燥剤を買ってきます。
この効果を体感したければ、
密閉容器に入れるしかありません。
限られた容積であれば、乾燥剤としての役割を果たすのです。
一方住宅は大容積。
かつ24時間の換気を義務づけられていますので、外気の大きな影響も受けます。
その湿度を、人が体感できるほどに調節するのは
並大抵では出来ません。
さて、この写真。
何だと思いますか?
無香空間(小林製薬)という、消臭剤です。
右は普通の状態で、左は夏場の靴箱内部。
設置が勿体ない?と思うぐらいに素早く小さな粒になってしまいました。
これが、空間を調湿しているって事なんですね。
因みに、これ水をかけると元に戻るのですが、
消臭成分は無くなっていますので、再利用はできません。
もっとも保冷剤の中身と同じなので、
エッセンシャルオイル等を使えば「有香空間」は作れます。
・・・主婦の知恵ネタですね。
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