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2016年2月4日のアーカイブ
床下エアコンは有りなのか?
- 2016年2月4日 2:01 PM
- 「かしこい家」の性能
床下にエアコンが良いかも。
とブログを書いた事があります。
褒めてますねぇ。
そういう意味では今ある床下エアコンブーム(?)を幇助してます。
そこで改めて床下エアコンの是非を検証をしてみました。
床下エアコンの利点は、
①暖房器具として省エネである
②汎用品なので、単価が安い
③暖気は上昇する、という自然現象を有効に使える。
ですね。
一方問題点は、
①暖気がうまく床下全体に広がる事が出来るのか
②建物の基本性能が低いと効果を発揮しない
③設置場所の確保
④メーカーにしてみれば想定外の使用方法
何ですね。
特に気になるのは①です。
床下というのは、空気的には一つの空間ではあるのですが、複雑な迷路みたいな状態です。
基礎には、内部立ち上がりと言われるコンクリートの壁が多数存在します。
具体的には
一階の壁や柱があるところには、直下に必ず立ち上がりがあります。
また広いLDKが確保されていても、床下はそうではありません。
ザックリな話、構造上3m×4m以上に広い空間は基礎には無い。
と考えて間違いはありません。
空間を切り分ける壁(立ち上がり)は、人通口という通り抜け口で繋がっているのですが、
その広さも60センチ以内と限定されています。
六畳の畳の間を想像して下さい。
その畳のラインが全て壁で、所々にスリットがあって通り抜けが出来る部屋。
そこでエアコンの風を全体に行き渡らせる必要があります。
なかなか大変な気がします。
②は当然ですね。間接的暖房ですから、高断熱住宅である事は必須と言うだけ。
続いて③。これも難問でした。
床下に全てを隠蔽出来ないので、多かれ少なかれ1階フロアーから飛び出すのです。
付けるとすればキッチンが最適かなぁとも思いますが、収納スペースを削る事になります。
また空気を取り込む関係で、完全に覆い隠す事が出来ません。
良くて木製ガラリを付けるぐらいでしょうか?
そして最後の④。
壁掛けエアコンの前面に木製ガラリを付けるだけでもメーカーは嫌がります。
これは当然の話で、
エアコン本体の温度センサーの誤作動、空気の流れを妨げる、リモコンの赤外線が届かない
など多くのトラブルが想定されるから。
半分フロアーに埋め込む。などと言おうものなら、動作保証はしないでしょう。
最後にCACICOの結論です。
思いつきは良いが、現実的には問題が多い暖房方法。
床下専用エアコンをメーカーが開発するのを待ちたいです。
現状の壁掛けタイプを流用する方法は、ちょっと人様に進める気にはなりません。
どうしても床下エアコンを導入したい場合は、経験豊富な工務店に頼む事が絶対条件です。
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