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2012年11月22日のアーカイブ
モルタル仕上げを解説する 開始~
- 2012年11月22日 11:55 PM
- 「かしこい家」の性能
先日のラスモル下地が完了後、しっかりと乾燥期間(3日以上)を取ったあと、
仕上げ工事に入ります。
モルタルとは以前述べたように、
セメントに水と砂を混ぜた物です。
で、その砂の「ふるい」からスタートです。
ぶれててごめんなさい。
こんな感じで、結構な石等が混入しています。
これでも、商品として購入してきた物なのですよ。
床下地なら気にしないのですが、仕上げとなるとそういうわけにはいきません。
で早速、面倒な所からスタートですが、事前作業として、水分を足します。
以前、引きが早いという話をした事がありますが、モルタルも同じ。
下地が乾燥しきっている場合、仕上げ材の硬化が早くなるので、その調節です。
でも、乾燥しきらないうちに塗るのはNGです。
しっかり乾燥させる=固める。その過程が大切です。
また、平面に塗る時は問題にならないのですが、こんな開口に塗る場合は、
塗り厚も問題です。
それで最終的な開口の寸法が決まります。
(今回は2つありますから、そのサイズを合わす必要もあります)
下地はあくまで下地です。
墨付けで水平・垂直を出し、後は定規(木材の切れ端)を使って、ぴったしサイズに持って行きます。
今回の開口部寸法は、ワイド39㎝、高さ735㎝、奥行き30㎝です。
このサイズにほぼぴったりになるよう、厚みを調整しながら塗り込んでいきます。
定規を付けて、出幅を統一します。
この写真は、内壁の出幅を調節するための定規を付けての作業風景。
出幅も大切です。
この写真は、内側の定規を外して、外面の定規を取り付けた所。
こんな感じで、まず開口部周りを進めていきます。
で、過程の写真が無くて恐縮ですが、内側と、外側の開口周りだけ(!!)が終了。
所要時間は1時間強。
内側の工事のために、定規を4カ所。
外側の工事のために、また、定規を4カ所。
最後の写真を、よく見ると解るのですが、内側に木材が取り付いています。
(この後、外します)
またまた、分量が多くなったので、次回に続きます。
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